中川流域水循環系再生計画策定委員会

公開日 2014年10月08日

中川の概要

[写真]中川の風景

酒々井町の中心市街地を流れる中川は、その源を酒々井町上郷地先に発し、 途中酒々井町の市街地を貫流し、JR成田線、国道51号線並びに京成本線を横 断して印旛沼の内水河川である中央干拓低地排水路に注ぐ流域面積3.6キロ平方 メートルの普通河川です。

酒々井町はJR成田線酒々井駅と京成本線酒々井駅とが近接するなど首都圏 への通勤の利便性から、昭和40年代の初頭から住宅団地等の開発が盛んに行 われ、流域の中央部には中央台団地48ha、さらに上流部の東酒々井団地56haの 造成などが行われました。

このため、保水・遊水機能を有した森林や水田が減少し、また豊富な湧水は 枯渇し、さらにこれらの団地には雨水の流出を抑制する調整池等がないことか ら、降雨時には一気に雨水が流出してしまいます。このことが、近年頻発して いる水害の主な原因となっています。

近年の降雨・被害状況

特に平成16年9月の大雨は近年まれに見る降雨量を記録し、上岩橋・中川地先において甚大な浸水被害が発生しました。

日時 降雨要因 降雨量(mm)
1時間 3時間 総雨量
平成  3 年  9 月  8 日 台風15号 47.0 122.0 200.0
平成  3 年  9 月 19 日 台風18号 39.5 66.5 212.0
平成  8 年  9 月 22 日 台風17号 36.0 92.0 243.0
平成 13 年 10 月 10 日 集中豪雨 40.5 66.0 191.5
平成 16 年  9 月  4 日 集中豪雨 77.0 146.0 186.0

委員会の設立

以上のようなことから、早急に中川流域の総合的な治水対策及び水循環系の再生に取り組むべく、地域の意見を反映した中川流域整備計画を策定することを目的として、「中川流域循環系再生計画策定委員会」を設立しました。

事前に公募者を募り、また、中川沿川地域の代表者、学識経験者に委員をお願いして平成19年6月4日に発足しました。

過去の委員会の議事録・資料

第4回委員会
平成19年12月20日
第3回委員会
平成19年10月10日
第2回委員会
平成19年 7月20日
  • 現地視察を行ったため、議事録はございません。写真(2,471KB/PDF)を掲載します。

中川流域の治水対策に関する提言書

委員会では、計5回にわたる検討を行い、「中川流域の治水対策に関する提言書」を取りまとめ、平成20年4月21日に町長へ提言書が提出されました。

問い合わせ

酒々井町まちづくり課 治水対策班 電話 043(496)1171 内線 154/156

 

ツイート シェア LINEで送る