学校給食センターの整備方針等に関するお知らせ

酒々井町教育委員会

日頃より学校給食の運営にご理解・ご協力をいただき感謝申し上げます。

学校給食センターの老朽化に伴う整備方針の検討状況や、今後の方向性について概要をお知らせします。

学校給食センターは、昭和58年の建設後41年が経過し、老朽化が進み抜本的な対策について検討を行ってまいりました。

少子化による児童生徒の減少を考慮した上で、安全・安心な学校給食の提供を継続していくことも課題となっています。

そのような中、隣接する富里市から、平成26年に建設した給食センターの調理能力に余剰があることから、酒々井町の給食事務（調理・配送・配膳）の受託について打診がありました。

これを受け、富里市、酒々井町及び両教育委員会で検討を重ねたところ、少子化が進展していく中でも、広域的な連携を行うことにより将来を担う子どもたちに安全・安心な給食を継続して提供できるとともに、新たに給食センターを建設した場合の建設等費用約12億3千万円（向こう20年間で約4,700万円/年の返済）が不要となり、調理等業務委託料や光熱水費などの毎年の経常経費の削減等も見込まれる結果となりました。今後、こうした財政の縮減効果を子育て支援や教育施策の充実に反映できるよう努力してまいりたいと考えています。

このようなことから、令和6年5月23日開催の町教育委員会5月定例会議に議案を提案したところ、全員賛成で可決されました。なお、富里市への委託の開始は令和7年9月1日を目標としています。

なお、今後は町長から町議会6月定例会に議案を提出し審議される予定です。

富里市学校給食センター事業は、安全かつ安定した十分な実績とともに、児童生徒から好評を得ていると伺っています。

今後も引き続き、安全・安心な学校給食を提供できるよう努めてまいりますので、町民・保護者の皆様方におかれましてはご承知いただくとともに、ご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

なお、町議会提案の結果を含め詳細については、あらためてご報告いたします。

令和6年5月24日