平成21年第6回酒々井町議会臨時会
議 事 日 程(第1号)
平成21年7月30日(木曜日)午前10時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期決定
日程第 3 議案第1号
(提案説明・細部説明・質疑・討論・採決)
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
出席議員(16名)
1番 篠 田 誠 君 2番 御 園 生 浩 士 君
3番 川 島 邦 彦 君 4番 齋 藤 博 君
5番 内 海 和 雄 君 6番 佐 藤 修 二 君
7番 引 地 修 一 君 8番 菊 地 宏 君
9番 平 澤 昭 敏 君 10番 越 川 廣 司 君
11番 原 義 明 君 12番 竹 尾 忠 雄 君
13番 森 本 一 美 君 14番 地 福 美 枝 子 君
15番 ア 長 雄 君 16番 岩 澤 正 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名
町 長 小 坂 泰 久 君 教 育 長 子 安 昌 人 君
総 務 担当 遠 藤 泉 君 民 生 担当 矢 部 雄 幸 君
参 事 参 事 兼
住 民 課長
経 済 建設 神 保 弘 之 君 総 務 課長 幡 谷 公 生 君
担 当 参事
経 営 企画 仲 田 義 秀 君 財 政 課長 櫻 井 照 嘉 君
課 長
税 務 課長 大 坂 俊 男 君 住 民 協働 浅 野 恵 美 子 君
課 長
健 康 福祉 秋 元 廣 君 人 権 推進 越 川 光 司 君
課 長 課 長
生 活 環境 福 田 和 弘 君 産 業 課長 京 増 孝 一 君
課 長
まちづくり 布 施 秀 夫 君 上 下 水道 土 屋 新 一 君
課 長 課 長
こども課長 赤 地 忠 勝 君 学 校 教育 野 松 男 君
課 長
社 会 教育 濱 野 敏 幸 君 会計課長兼 菊 間 利 和 君
課 長 会計管理者
農業委員会 綿 貫 清 君
事 務 局長
本会議に出席した事務局職員
事 務 局長 斉 藤 広 書 記 小 川 淳 一
書 記 若 松 恵 介
◎開会の宣告
〇議長(森本一美君) ただいまから平成21年第6回酒々井町臨時議会を開会いたします。
(午前9時57分)
◎開議の宣告
〇議長(森本一美君) これから本日の会議を開きます。
(午前9時57分)
◎議事日程の報告
〇議長(森本一美君) 本日の議事は、お手元に配付の日程に基づき行います。
◎諸般の報告
〇議長(森本一美君) 日程に入る前に諸般の報告を行います。
初めに、本日議案の送付があり、これを受理しましたので、報告いたします。
次に、地方自治法第121条の規定による説明員の通知は、お手元に配付してありますのでご了承願います。
次に、一部事務組合議会の報告を行います。佐倉市、酒々井町清掃組合議会議員、引地修一君。
〔佐倉市、酒々井町清掃組合議会議員 引地修一君登壇〕
〇佐倉市、酒々井町清掃組合議会議員(引地修一君) おはようございます。佐倉市、酒々井町清掃組合議会議員の引地でございます。
去る7月17日、佐倉市、酒々井町清掃組合議会の臨時議会が、酒々井リサイクル文化センター議場において開催されました。その概要についてご報告いたします。1つお断りいたしておきますけれども、組合議会報告については、申し合わせ事項により、直近の定例議会で報告することになっていることは十分承知しているわけでございますが、今回の清掃組合臨時議会において、四街道市の加入問題に関する件について組合から報告がありました。以前、町議会にも四街道市から加入協議についての申し込みがあったことは、既に皆さんにお知らせしておりますが、今回その検討結果の説明がありましたので、町議会の同僚議員の皆様にも重要案件でございますので、お知らせしたく、報告する次第であります。この報告は、一番最後にまた再度ありますので。
臨時組合は、議案審議に先立ち、議長及び副議長の選挙が行われました。議長には佐倉市選出議員の中村孝治議員、副議長に我が酒々井町選出議員の佐藤修二議員が選任されました。
日程に先立ち、事務局から行政報告がありましたけれども、先ほど言っております内容につきましては、四街道市の清掃組合への加入協議についてであります。平成20年8月に、前の四街道市の高橋市長から、四街道市から清掃組合へ正式な協議依頼、加入依頼、加入申し込みではなくて、協議依頼があり、佐倉市、酒々井町清掃組合では「佐倉市、酒々井町清掃組合四街道加入問題検討委員会」を設置し、本年の5月までに計6回開催し、検討結果をまとめ、平成21年6月26日付文書にて、清掃組合管理者に報告したということでございます。この件は、後から添付資料もありますので、報告いたします。
臨時議会の提出議案は4件でありました。議案第1号は、職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び佐倉市、酒々井町清掃組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてです。本件につきましては、賛成全員により原案のとおり可決されました。
議案第2号は、佐倉市、酒々井町清掃組合一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてです。本件につきましては、賛成全員により原案のとおり可決されました。
議案第3号は、専決処分の承認を求めること、平成21年6月に支給する期末勤勉手当に関する特例措置として、一般職員については、支給割合を0.2カ月分、再任用職員については、0.1カ月分を凍結するものであります。本件につきましては、賛成多数により原案のとおり承認されました。
議案第4号は、佐倉市、酒々井町清掃組合監査委員に佐倉市選出議員の臼井尚夫議員を選任することについて、議会の同意を求められたものでございます。本件につきましては、賛成全員により原案のとおり同意が得られました。
以上が臨時議会の議案の報告ですが、冒頭申し上げましたように、議会終了後に四街道市加入問題検討委員会の検討結果資料の配付と細部説明がありました。添付されておりますけれども、内容は、お手元に配付した資料のとおりであります。四街道市の加入については、現在の組合施設で受け入れ可能であり、さらに経費の削減効果が期待できるとのことでした。
また、検討するための数値は「過去の、組合及び四街道市の実績を使用したものであり四街道市が加入した場合を想定し検討したもの」とのことでありますが、誤解のないようにお願いしたいのは、この加入問題の協議過程につきまして、いろんな数値が出ておりますが、これはあくまでも検討委員会が検討した数値でありますので、正式な佐倉市あるいは酒々井町あるいは四街道市、正式に加入するとか、それから四街道市の市民も、この数値でもって同意するとか、議会の議決があったとかということではありません。その前段階の、要するに検討の数字だということを議員各位、ご承知されたくお願いしたいと思うんです。
今後は2市1町の負担金のほか、地元協議会、地元の意見を十分尊重しながら、方向性を十分見きわめていくということでありますので、検討委員会の6回のこの結果を管理者に報告したということであります。再度言いますけれども、これが正式な数字ではないということを議員各位、ご理解願いたいと思います。
以上で報告を終わります。
〇議長(森本一美君) 以上で一部事務組合議会の報告を終わります。
次に、議会運営委員会から本臨時会の議会運営につきまして答申をいただいております。
さらに行政報告について、町長、小坂泰久君より発言の申し出がありますので、これを許します。
町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) ただいま議長さんからお許しをいただきましたので、行政報告をいたします。
今回申し上げる行政報告は1件であります。町内における新型インフルエンザ患者の発生と対応についてご報告いたします。7月10日金曜日午後6時10分ごろ、千葉県健康危機管理対策本部から、町内在住の18歳女性が初の新型インフルエンザ患者であることが確認されたとの連絡を受けました。
患者は、都内に通学している大学生で、本人には渡航歴がなく、海外から帰国した友人から感染したものと思われ、新型と判明した時点でタミフルが処方され、入院等の措置は受けずに自宅療養で快方に向かったものであります。
千葉県で行った患者の行動調査の結果、町内の小中学生、幼稚園、保育園児に接触しておらず、町内で感染が拡大する可能性は極めて低いものと考えられるため、各種施設の休業、イベント、行事等の自粛要請等は行っておりませんが、今後は感染の状況を見て柔軟に対応してまいります。
今後とも、町民の皆様の健康を守るため、県との連携をより一層密にして情報の収集に努めてまいります。
以上です。
〇議長(森本一美君) 以上で諸般の報告を終わります。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(森本一美君) これから日程に入ります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第120条の規定により議長から指名いたします。
15番議員 ア 長 雄 君
16番議員 岩 澤 正 君を指名いたします。
◎会期決定
〇議長(森本一美君) 日程第2、会期決定を議題といたします。
お諮りいたします。本臨時議会の会期は、議会運営委員会から答申のありました本日1日限りとしたいと思います。これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(森本一美君) 異議なしと認めます。
したがって、本臨時会の会期は本日1日限りとすることに決定いたしました。
◎議案第1号上程
(提案説明・細部説明・質疑・討論・採決)
〇議長(森本一美君) 日程第3、議案第1号を議題といたします。町長から提案理由の説明を求めます。
町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) ただいま議長さんからお許しをいただきましたので、提出案件に係ります提案理由についてご説明を申し上げます。今回上程いたしました案件は、平成21年度酒々井町一般会計補正予算の1件であります。その概要につきましてご説明申し上げます。
今回の補正予算につきましては、平成21年度の国の補正予算に伴う経済危機対策に関連するもので、地上デジタル放送の推進及び情報発信強化事業、佐倉市八街市酒々井町消防組合負担金、町道維持に係る舗装修繕工事、酒々井小学校用地購入費、また各小中学校の耐震化及び大規模改修設計業務等を主な内容としております。
既定の歳入出予算55億305万5,000円に歳入歳出1億646万8,000円を増額補正し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ56億952万3,000円にしようとするものでございます。
なお、細部につきましては、後ほど財政課長からご説明申し上げます。
今ちょっとまことに申しわけございません。補正の額を「55億3,000」と申しましたが、「305万5,000円」でございます。訂正させていただきます。
以上です。
〇議長(森本一美君) 以上で町長の提案理由の説明が終了いたしました。
次に、担当課長から細部説明を行います。
財政課長、櫻井照嘉君。
〇財政課長(櫻井照嘉君) 財政課長の櫻井でございます。よろしくお願いします。
議案第1号、平成21年度酒々井町一般会計補正予算(第3号)につきまして細部説明をさせてもらいます。今回の補正の主なものにつきましては、平成21年度の国等の経済対策を活用し、各種の事業を実施しようとするものでございます。歳入歳出補正予算事項別明細書により、主な歳出につきましてご説明申し上げます。
それでは、9ページをごらんください。2款総務費、1項総務管理費、7目情報推進費、13節委託料363万3,000円につきましては、デジタル放送移行に伴う相談業務と町の情報発信強化事業ということで、町ホームページ等の改善を図ろうというものでございます。当事業につきましては、全額、県のふるさと雇用再生特別基金事業補助金を受けて行うものでございます。
7款土木費、1項道路橋りょう費、3目道路維持費、15節工事請負費4,400万円につきましては、道路特定財源の一般財源化に伴い、新たに地域活力基盤創造交付金の創設や、地域連携推進事業補助金が経済対策の中で道路の維持補修費についても補助対象経費として交付されることから、これらの制度を活用して、町道01―009号線、町道2B―181号線、町道1B―174号線の既存道路、3路線の舗装の打ちかえを実施しようとするものでございます。
8款消防費、1項消防費、1目常備消防費、19節負担金補助及び交付金1,374万4,000円の消防組合の負担金につきましては、佐倉消防署、角来出張所、庁舎耐震改修工事の負担金でございます。
9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費、13節の委託料975万8,000円の補正につきましては、酒々井小学校北校舎の耐震設計の見直しとあわせて北校舎のトイレ等の老朽化が激しいことから、大規模改修工事を実施するための設計業務を委託しようとするものでございます。また、大室台小学校管理・普通教室棟の耐震補強設計とあわせて、同棟の防水工事や廊下等の大規模改修工事を実施するための設計業務を委託しようとするものでございます。
同じく17節でございます。公有財産購入費2,168万9,000円につきましては、酒々井小学校用地の3名の地権者から買い取り要望がありましたので、これを購入しようとするものでございます。
同じく3項の中学校費、1目学校管理費、13節の委託料1,232万8,000円の補正につきましては、酒々井中学校屋内運動場耐震補強設計の見直し及び管理・普通教室棟の耐震補強設計とあわせて同棟の外壁や廊下等の大規模改修工事を実施するための設計業務を委託しようとするものでございます。
続きまして、10ページをお願いいたします。同じく2目教育振興費、19節負担金補助及び交付金69万2,000円の補正につきましては、酒々井中学校の陸上部の生徒が栃木県で行われる関東中学校陸上競技大会や、大分県で開催される全国中学校陸上競技大会に出場することから、これらの生徒の旅費等を補助しようとするものでございます。
4項社会教育費、4目青少年健全育成費、19節負担金補助及び交付金60万円につきましては、環境保全促進事業補助金として、酒々井町子ども会育成連絡協議会が実施します地域環境保全活動事業等に補助しようとするものでございます。当事業につきましては、全額、財団法人自治総合センターの環境保全促進事業の助成を受けて行うものでございます。以上が歳出でございます。
補正予算の歳出総額は1億646万8,000円でございます。これらの財源としましては、8ページにお戻りください。歳入でございます。13款国庫支出金、2項国庫補助金、3目土木費国庫補助金、1節道路橋りょう費補助金2,350万円につきましては、地域活力基盤創造交付金として1,650万円、地域連携推進事業補助金として700万円を計上するもので、先ほどご説明しました町道の補修工事費に充当するものでございます。
14款県支出金、2項県補助金、7目商工費県補助金、1節商工費補助金363万3,000円につきましては、ふるさと雇用再生特別基金事業補助金として計上するものでございます。
17款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金6,243万5,000円につきましては、財源調整のため計上しております財政調整基金からの繰入金を増額するものでございます。
19款諸収入、5項雑入、1目雑入、1節雑入60万円につきましては、財団法人自治総合センターの環境保全促進事業の助成金を計上するものでございます。
20款町債、1項町債、4目教育債、1節教育債1,630万円につきましては、酒々井小学校、大室台小学校、酒々井中学校の耐震補強や大規模改修の設計業務委託料の財源として計上するものでございます。
以上が歳入でございます。既定の予算に歳入歳出それぞれ1億646万8,000円を増額補正し、歳入歳出それぞれ56億952万3,000円にしようとするものでございます。
続きまして、4ページをごらんください。第2表の地方債の補正の変更でございます。変更としまして、歳入歳出でご説明しました小中学校の耐震補強や大規模改修にかかる設計費に地方債を充てるため、学校教育施設等整備事業債の限度額を2億4,040万円に1,630万円を追加し、2億5,670万円にしようとするものでございます。
以上で一般会計補正予算(第3号)の細部説明を終了させていただきます。どうぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。
〇議長(森本一美君) 以上で担当課長による細部説明が終了いたしました。
これから質疑を行います。
7番議員、引地修一君。
〇7番(引地修一君) ちょっと細部にわたる説明をもう一度お願いしたいと思うんですけども、歳出の9ページ、土木費で4,400万で国、県支出金が2,350万ありますね。一般財源で2,050万。これは道路特定交付金ということですけれども、四十何%、五十何%、国が持つのです。この補修工事があるのですが、町道何とか、何とかと言われてもわからないので、主なところの箇所を、どこをやるのか。今までの予算にそこが入っていなかったからやるのでしょうけれども、あるいはそのもうちょっと拡幅するのか。このあたりの説明をちょっとお願いしたいと思います。道路特定交付金が出たから、この際にやるのかどうか。あるいはこの順番的に今まであったのかどうか。ここの特定箇所とその理由を教えてください。
それから消防費、1,374万4,000円、酒々井町の負担金ということですけれども、これは一般財源でそのまま町負担になりますが。ちょっと今の説明を聞いていると、庁舎の耐震化工事だというふうにも聞いたんですけども。そうなると、国の耐震の補助、そういうのは、この一般庁舎ですか、こういうところにも適用されるのか、されないのか。ここはそういうことが審議されているのかどうか。これは消防組合でやっているのでしょうけれども。そうすると、佐倉とか、八街の負担金も、まだかなりの率からするとあるのです。実際、これは国の耐震補助ないのですか。そこをお聞かせ願いたい。
それから、教育費の学校管理費、公有財産購入で、酒々井小の用地を3名から買い取ると。2,168万9,000円です。これは何平米に当たりますか。各自1名、1名ずつの平米と、それから単価、これをお聞かせ願いたい。
それと、委託料で調査測量設計975万8,000円ですけれども、これにつきましても、酒々井小、大室台の耐震工事があるというふうに説明があったのですが、これも耐震のこういう諸工事には、国はどんどん、今後補助出すよと、こう言っているのですが、これは当てはまらないのですか。町債を1,630万、町債として、一般財源で2,127万1,000円使うんですが、この中には国、県支出金とか、補助金というのがないので、これはどういうふうに措置をとられるか。そういうふうな耐震の国の補助がないのか。ここをお聞かせ願いたいんですが。一般財源で2,427万1,000円出ます。今まで私が言っているその新聞記事によると、耐震工事については、国が4割、5割とか補助するよというふうに新聞記事にも書いてあるんですが、まさしくこれは耐震工事の調査設計とか、そういうふうに入っていますので、そこはどういうことか、お聞かせ願いたい。
それから、歳入のほうで8ページの財政調整基金繰入金6,243万5,000円で、これは財政調整ということですけれども、これの措置によって、これが通ったとすると、財政調整基金は合計でお幾らぐらい、幾らぐらいになりますか。これもあわせて回答を願いたいと思います。
以上です。
〇議長(森本一美君) まちづくり課長、布施秀夫君。
〇まちづくり課長(布施秀夫君) まちづくり課長の布施でございます。どうぞよろしくお願いいたします。引地議員からのご質問の内容でございますが、土木費の関係の道路維持費、今回の工事請負費の内容と、4,400万につきましての内容についてということでございますので、説明をさせていただきます。
路線といたしましては、先ほど財政課長のほうから説明申し上げましたように、3路線ということで予定させていただいております。まず、1路線目といたしましては、町道1B―174号線と、これにつきましては、上本佐倉地先の国道296号から51号までの路線ということで、具体的には成城台の中を通過しております町道の舗装打ちかえ等の工事を実施するものでございます。
次に、町道2B―181号線につきましては、中央台1丁目の国道51号バイパス線沿いの舗装の打ちかえ等の工事を実施しようとするものでございます。
次に、町道01―009号線につきましては、東酒々井地先からふじき野地先までの路線でございます。これを3路線を実施する予定でおります。
歳入の関係でございますが、予算書の関係でも、歳入の関係でも財政課長のほうからご説明申し上げましたように、主な事業といたしましては、地域活力基盤創造交付金事業というようなものと地域連携推進事業補助金というような補助の事業を充てたいというふうに考えております。
ちなみに、地域活力基盤創造交付金につきましては、皆様ご存じかと思いますが、従来の地方道路臨時交付金の流れを受けた臨時交付金でございます。これに伴いまして、1,650万の交付金を受けようというものでございます。地域連携推進事業補助金につきましては、700万の補助金を受けようとするものでございます。おのおの今回の国の補正におきましての経済対策の一環の内容でございます。
以上です。
〇議長(森本一美君) 総務課長、幡谷公生君。
〇総務課長(幡谷公生君) 消防関係のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。
まず、佐倉消防署角来出張所の改修の関係でございますけれども、これは佐倉消防署角来出張所につきましては、現在、白銀にございます消防本部が新たに設置されておりますけれども、その前の消防本部庁舎でございまして、今は佐倉消防署の角来出張所というふうにして位置づけされております。この施設が老朽化してまいりましたものですから、佐倉市のほうに消防組合のほうからどのような対応をするのかというような協議をしましたところ、佐倉市のほうでは、やはり防災施設の一つとして存続させたいというようなことでありましたものですから、改修をして存続させていきたいということになったものでございます。
諸所の改修につきましては、これは構成市町の確認事項、申し合わせ事項がございまして、これは組合で負担するというようなことになっておりますので、それぞれ構成の市町の負担割合に応じた負担をするということになったものでございます。
それで、あとこの財源の関係でございますけれども、今回、一般財源というような形でさせていただいておりますけれども、これは経済危機対策臨時交付金ということで予定しておりまして、この事業は、たまたまこの補正で、この消防の関係をお願いしてございますけれども、そのほかにもこれからこの交付金を使った事業計画がございまして、それらを精査し、まとまった時点で臨時交付金で充てるということにしたので、たまたま今回は一般財源としておりますけれども、いわゆるこの負担金の1,374万4,000円につきましては、交付金を全額充てるということで予定しているところでございます。
以上でございます。
〇議長(森本一美君) こども課長、赤地忠勝君。
〇こども課長(赤地忠勝君) それでは、酒々井小学校の借地の面積、まず今回、買い取ろうとする総面積が1,693平米、これは先ほど地権者が3名、筆数にしますと4筆になります。それで、その買い取り価格につきましては、従来から相続税の路線価を基準にしてやっておりまして、このうち4筆のうち3筆が、その路線価の基準でいきますと、平米1万3,000円、あと1筆が平米1万2,000円になります。その1万2,000円の1筆の面積が320平米、1万3,000円で購入しようとする面積が647平米と350平米、あと376平米になります。
あと、もう一つ、耐震改修の財源の関係ですが、これは設計の後、工事ということになるんですが、その工事費につきましては、従来から国の補助制度にあります安全、安心な学校づくり交付金というような補助率が2分の1ないし3分の2ありますが、こういったものを活用するのとあわせて、今年の国の補正予算で地域活性化・公共投資臨時交付金というのが新たな交付金ができましたので、そういったものを活用していきたいと思っております。
以上です。
〇議長(森本一美君) 財政課長、櫻井照嘉君。
〇財政課長(櫻井照嘉君) 財政調整基金のご質問でございますけれども、財政調整基金につきましては、平成21年3月末現在高が4億5,221万9,000円ということでございまして、今後の歳入歳出等を見込みまして、平成22年の3月31日残高見込みでは4億4,227万1,000円になるというふうに見込んでございます。
以上でございます。
〇議長(森本一美君) 7番議員、引地修一君。
〇7番(引地修一君) わかりましたけれども。実はやっぱり説明するときも、そういうことを言ってほしいんですけども、聞けば大体その消防費のことも交付金で、あるいは国の補助で全部来るということなんですけども、それはここ決まっていない段階では、言いづらいかもしれませんけども、実はそういうふうな国からの補助があるのよということをやっぱりちょっと前もって聞けば、私もこれは一般財源からどうというようなことは聞かないんですけど、そこあたり、もうどうせわかることだから、聞かせてほしいと。そうしないと、ついついこの質問の虫で、私もこれは担保されているのというふうに聞くようになるので、そこあたりはちょっとお願いしたいと思うんですが。
それから、財調についても、財政課長、やっぱり見通しでは、これ繰り入れて、このくらいになりますよというような説明が聞ければ、また質問しなくてもいいんですが。
もう一つ、こども課長、これ1,693平米、今度3名から買うんですけども、酒々井小は、あと、じゃ何人の地権者がいて、あとその何平米まだ残っているか。この1,693は、全体に占めるのは幾らぐらいか、何割ぐらいかというようなことをこの現状を聞かせてほしいんです。
それから、今答弁にありましたように、この町債を一たんやるんだけども、そのときには、だけど見直しして、やっぱり臨時財政対策債とか、交付金とか、そういうので担保されると思うんですけども、そういう考えでいいんですね。一たん、町債するけども、後から来るから、耐震工事その他の工事が、幾ら来るのかというふうなことが1,630万のうち聞かせてほしいんですけども。調査測量設計が、これが耐震の酒々井小も大室台も耐震設計のこういう教室のこともあるよというふうにおっしゃったんで、これはだから国から耐震補助が来るんでしょうと、そういうふうに言っているんですけども、この調査設計の委託料の中の幾らぐらいが国から来るのか。この数字を聞かせてください。
以上、2点。
〇議長(森本一美君) こども課長、赤地忠勝君。
〇こども課長(赤地忠勝君) それでは、酒々井小学校の用地の現状をご説明させていただきます。
まず、酒々井小学校の用地全体で4万198.04平米ございます。そのうち借地が1万9,076.82平米あります。今回、1,693平米あるんですが、それが全体の率でいきますと4.2%ぐらいになります。この用地を買い取ることによりまして、1万9,000平米が1万7,303.62平米で、用地全体に対して43.2%になります。あと、先ほど工事の財源の関係なんですが、この国の補助制度は、一応工事費プラス事務費が1%ありますんで、設計については、基本的に補助対象にならないんですが、その事務費の1%は財源に含めるということになると思います。
以上です。
〇議長(森本一美君) いいですか。
4番議員、齋藤博君。
〇4番(齋藤 博君) 今回の補正で、私、事前に伺っておりましたのが、地域活性化の公共施設臨時交付金あるいは経済危機対策の臨時交付金、これが国の制度で補正が組まれまして、それに伴って、各自治体がこういうことをやろうということを申請なりをするために具体的な補正を組むというふうに伺っておりました。今の説明をお聞きしますと、消防の経費につきましては、将来性の中で経済危機対策、このほうへ当てはめる計画であるということでございます。それから、学校についても、将来的にはそういう位置づけをするための委託、積算だというふうに伺いました。この2つにつきましては、基本的に90%が補助金として入ってくるというふうに理解をしてよろしいのか。それがまず第1点。
それから、公共施設の経済危機対策臨時交付金というのがございますが、私はこの道路補修がそれかなと思っておったんですが、どうもそのようでもない。違う交付金の名前を言われましたので、そこ1点を確認したいということです。なぜその補修のほうを聞くかといいますと、結局、当初予算で持っている補修予算は1,000万程度しかないと思いました。今度、四千何百万の補正をするわけですね。ということは、3路線としてならして一千何百万の工事ということになるんですが、これは今までの、さっき引地議員もおっしゃっていましたが、答えがなかったようなので。どういう必要性の中で、これを今回、補正の中で持ってきたのか。その補助金の中に一定の幹線とか、あるいは何年以上古いものだとか、そういう決めつけがあって、この3路線が選ばれてきたのか。通常ベースの中で多額ですから、一件一件でやり損なってきちゃったと、正直言って、そういう部分で今回まとめてやろうとしているのか。その辺をお聞きしたいのと。
それから、個別の設計でどこまで出ているかわかりませんが、舗装、打ちかえの内容を、結構中央台の1丁目のメイン通りって結構広いし、あれをやるにしては、ちょっと予算、大丈夫かな、なんて思うんですが、工事内容をちょっと教えていただきたいと思います。
それから、また別な観点ですが、これ財政調整基金が使われております。結局、足らないということなんですね、この仕事をやるには。それで、まだ早い時期ではありますが、今の21年度の町の税金の問題、税金の見通し、これは確定できないんで、予算を財調からとったということだと思いますが、そういう見通しが若干でもあれば、ちょっとお聞かせをいただきたい、そのように思います。
以上です。
〇議長(森本一美君) こども課長、赤地忠勝君。
〇こども課長(赤地忠勝君) それでは、学校関係の工事費についての、先ほど齋藤議員から90%というお話いただいたんですが、一応これはまず既存の制度であります安全・安心な学校づくり交付金というのがございます。それが補助率が2分の1と3分の2あるんですが。それで、この21年度の補正で、新たな経済危機対策の公共投資臨時交付金、それについては、その2分の1の補助裏ということになっていまして、だからその補助裏分が90%というか、それが具体的に何%補助裏があるのかというのが、今現在の段階では不明の状況です。
以上です。
〇議長(森本一美君) 財政課長、櫻井照嘉君。
〇財政課長(櫻井照嘉君) 経済危機対策の臨時交付金のご質問でございますけれども、今回、経済危機対策につきましては、地方のほうの負担に配慮するというようなことで、経済対策臨時交付金と、それともう一本、公共投資活性化のための臨時交付金の二本立てとなっております。経済危機のほうにつきましては、先般、酒々井町の経済危機対策本部を設置しまして、事業内容をまとめまして、14事業ほどでございますけども、県のほうに提出したところでございます。その中で先ほどの消防の耐震のものも含めて提出したというようなことでございますけども、最終的にも、まだ交付決定等がおりておりませんので、その段階で、国の交付決定がおりた段階で、財源の充当をしようというふうに考えております。
あと、学校の関係につきましては、公共投資の活性化の臨時交付金というようなことでございますけども、これにつきましては、スケジュール的に、まだ何も国のほうからは示されていないというような状況でございまして、この公共投資につきましては、学校の耐震化の費用に充当できるというように見込んでおりますけども、まだスケジュール的にも何も示されていないというような状況でございますんで、この辺の状況を見ながら、内容を精査しまして、順次予算対応してまいりたいというふうに考えております。
以上です。
〇議長(森本一美君) まちづくり課長、布施秀夫君。
〇まちづくり課長(布施秀夫君) まちづくり課長の布施でございます。よろしくお願いします。
では、齋藤議員のほうからは、今回の交付金の趣旨というようなことでのご質問をいただいておりますが、その点から答弁させていただきたいと思います。先ほども若干、引地議員からのご質問の中でも触れましたように、地域活力基盤創造交付金につきましては、従来の地方道路臨時交付金の流れを受けた交付金事業でございます。従来は、地方道路臨時交付金時代は、舗装の打ちかえ等についての補助というような形での補助金は受けられなかったというような状況がありました。これが今回、地域活力基盤創造交付金というようなことでの交付金の事業の見直しがあった中で、舗装の打ちかえ等についての工事についても対象になるということでありましたものですから、今回こういった形で予算を計上させていただいた。地域連携につきましては、これは先ほど申し上げましたように、純然たる経済対策の関係かなというふうに考えております。ちなみに、地域活力の関係につきましては、従来の地方道路臨時交付金と同様に、地方道路につきましては55%、地域連携推進事業補助金につきましては50%というような内容になってございます。
次に、3路線の選定に当たって、どういった形で選定したのかということにつきましては、先般の6月議会でも、若干いろんな意見があったかと思いますが、具体的に今後、町道の補修等につきましては計画的にということで答弁申し上げたかと思うんですが、そういったことを踏まえまして、今回どうしてもということで、私どものほうで町内を点検、月に2回というようなことで、基本的には2回ということで、道路パトロール等も実施させていただいております。また、職員も日常、町内に出るという用事がございますんで、それとあわせて、課として点検をさせていただいた。それの前提といたしましては、各自治会や、あるいは区のほうからの要望等も踏まえた中で、3路線の決定をさせていただいたということでございます。
ちなみに、今の中央台地先の路線の関係につきましては、中央台の中心通りということではなくて、防護壁のあるバイパス側、その裏側のところの路線の舗装の打ちかえ等の工事を実施したいと。これは従来、防護壁の設置に当たっての協議、地元の自治会との協議の中でも、非常に要望として上げられていたという経緯もございました。そういったものを踏まえて、今申し上げましたように、そういった地元の要望があったということも踏まえて、町内の町道の点検をさせていただいたという結果でございます。ちなみに、ちょっと細かいことを申し上げますと、延長といたしましては、中央台地先の関係につきましては、430メーターの舗装の打ちかえと、幅員につきましては、6メーター程度というようなことで考えてございます。
次に、先ほど引地議員のほうでもお答えさせていただいたんですが、町道の1B―174号線、これにつきましては、成城台地内を通過しております。通過ということで申し上げましたのは、国道296号から国道51号までの路線ということで、延長600メーターというようなことで、幅員8.5メーターの車道あるいは歩道の舗装の打ちかえ等の工事を実施していきたいというふうに考えております。3路線目の東酒々井地先、これは東酒々井からふじき野に抜けます路線の舗装あるいは歩道のということで、舗装の打ちかえ、ちなみに延長につきましては、290メーター、幅員につきましては、12メーターというようなことで考えてございます。
以上でございます。よろしくお願いします。
〇議長(森本一美君) 税務課長、大坂俊男君。
〇税務課長(大坂俊男君) 税務課長の大坂でございます。21年の税の見通しはということでございますので、ご答弁をさせていただきたいと思います。
19、20、21というような状況でちょっとお話をさせていただきたいんですけども、20年度決算について、まだ決算監査を受けておりませんので、概算数値ということでご理解をいただきたいと思います。それと、21年度の数値につきましては、6月30日現在で、うちのほうで押さえています数値ということで、今後、年間を通じまして、どんどん移動がございますので、その辺の移動についての数値についてはお許しをいただきたいということでご答弁させていただきたいと思います。町税の中でも町民税が一番大きい額でございますが、これについて、急なことでございますので、ご容赦いただいて、調定額についてのご答弁をさせていただきます。
19年度の調定額が12億5,370万円でございます。ちなみに、20年度決算の数値、概算ということでご理解いただきますけども、12億4,412万円、21年度当初、6月30日の課税の段階での調定額は11億7,287万円でございます。ということで、年々ここのところ景気が悪いということで、税収調定が落ちているというのが現状でございます。特に昨年からのリーマンショックによります大幅な落ち込みが見込まれるところでございまして、21年度の先ほど申しました数字の差で言いますと、7,125万2,000円、調定ベースで落ちてしまうんじゃないかということが、今推定されるところでございます。これに徴収率を掛けていくわけでございますので、苦しいということは状況でございます。ただ、こういう状況の中で、滞納繰越分というものがありますので、これについては努力をして徴収率を上げた中で、現年分のを補っていきたいというふうに考えておりますので、ご指導につきましてよろしくお願いいたします。
以上でございます。
〇議長(森本一美君) 4番議員、齋藤博君。
〇4番(齋藤 博君) ありがとうございました。ちょっとこれに基づいて、また質問させてもらいます。
まず、これ私が最初申し上げたとおり、この国の施策は、地方の負担を増やさないで事業をやってもらいたいというようなことが主だったと思うんですね。そういうことからいけば、9割負担じゃないようなものについては、最終的な一般財源の負担を、あるいは交付税で見るよとか、そういうものも私はあるんではないかなというふうに思っているんですが。例えば今回の道路維持の問題についても、半分はこれ45ですか、45%は一般財源ですよね。これが当初予算であれば、多分予算つかないでしょう、四千何百万も。だけど、あえてやると。私は、9割程度来て、1割程度でその4,400万できるのかなというイメージを持っておりましたから、そういう意味では、この時期であっても、ある程度、計画すべきかなと思ったんだけども、これを見ると、どうも45%負担でいくということになると、あと一般財源の裏づけが後でないというようなことになりますと、かなりの思い切った予算になってしまうんじゃないのかなというのをちょっと私は思います。実際にやっていただくのはありがたいんですが、やはりそれの中のやっぱり制限というのもあるのかなというふうに思います。一般的に補修は財源がつかないというのは、補助金がつかないというのは承知しておりますけども、その1割負担程度であればという思いがありましたものですから、私は若干、この予算、多いなというふうに思います。
それから、そういう意味で、一般財源の補てんが交付税で見るとか、そういうようなものがないのかどうか、お聞きをしたいと。それから、中央台の舗装の件ですけど、私は端だとは知りませんでしたが、あそこはもう30年ぐらいですか、耐用年数というか、あれなんだけど、かなりぼこぼこであることは確かですけど、今度一回やれば、また30年ぐらいもつというような、そういう感じでしょうか。細かいところになりますけど、それをお聞きをしたいと思います。
それから、税のほうにつきましては、今の時点で質問して申しわけありません。ただ、見通しでは、なかなか大変なのかなというようなものを考えております。町長のほうで頑張っていただければなとは思うんですが、そういう一般財源ですんで、これからいろんな事業がメジロ押しする中で、国からお金がもらえるからということで、なかなかこの予算組むのは、私はいかがなものかなと。これは質疑じゃない、討論でございますが。まず、一般財源の補てん、これについて国、県から補てんの方法とかについては、言及がないのでしょうか、お聞きをしたいと思います。
〇議長(森本一美君) 財政課長、櫻井照嘉君。
〇財政課長(櫻井照嘉君) 道路財源の裏負担はないのかと、50%、55%の国の補助があるわけですけども、その裏の補助はないのかということでございますけども、維持補修というようなことでございまして、地方債も使えないというようなことでございまして、裏の補助がないというようなことで、一般財源で対応するというようなことになっております。
以上です。
〇議長(森本一美君) まちづくり課長、布施秀夫君。
〇まちづくり課長(布施秀夫君) まちづくり課長の布施でございます。よろしくお願いします。
齋藤議員のほうからの今のご質問でございますが、財政課長、答弁させていただきましたように、そういった内容でございますが、齋藤議員も今お話ありましたように、基本的には従来、100%、全額を町で持ち出しというような実態があった中で、55%については、国庫が入れられるよという状況になったと。非常に有利な内容になったということで、それと先般の議会でもご質問いただきましたように、そういった補修についてどういうふうに考えているのかというようなことも踏まえた中で、またあわせて地域からの要望も踏まえた中で、こういったことで予算計上をさせていただいたということでございます。
中央台の工事の関係、これも中央台の関係につきましては、あの売り出しが昭和53年か4年ごろだったというような記憶をしておりますんで、議員言われますように、30年程度を経過はしておるなというふうに思うんですが、基本的には舗装の打ちかえというようなことで、できるだけ延長も長くと、限られた予算の中で延長も長く整備ができればということで考えておりますんで、30年はどうかなというふうには考えております。
以上です。
〇議長(森本一美君) 4番議員、齋藤博君。
〇4番(齋藤 博君) 最後の質問なんですけど、まず今回の地域活性化の公共投資臨時交付金あるいは経済危機対策臨時交付金という2つの種類につきまして、ここで予算化されたものが少ないというか。お話を聞きますと、これから取りまとめるというようなことのほうが多いように思うんですが。たしかこれ21と22くらいの臨時の話でございますんで、大枠、町はどういうことを考えているんだと、こういうものを使いたいんだというような、今消防と学校の耐震化と、道路はちょっと違いますが、ここはそれについてはわかりましたんですが、そのほかの分野で、こういう事業でやりたいと。ただ、決定ではないでしょうけども、町の考えとしては、こういう事業へ使ってきたよというものは、もう当然あるはずだと思うんですが、その辺、我々がこれを審議する中で、これ以外にもこういう事業があると、そういうことをお知らせをいただくということも有意義なことだろうと思いますが、その辺、いつごろまで、どんな形で取りまとめて予算に反映させるつもりなのか、その辺をまずお聞きをしておきたいと思います。
それから、中央台の舗装にこだわりますが、何だかわかんないけど、やっぱり工事だって、いろいろやり方がありますから。表面だけやるのと、下から変えるのといろいろあるようですから。私はやるならば、そういうしっかりしたものにしていただくということをやはり考えるべきだろうと思うんですね。路線をたくさんやればいいというわけではないと私は思いますんで、その辺は当然、技術担当のあれをつくる側としては、十分配慮されているかと思いますが、それはある程度、対応に耐えられるものというかな、そういうものを心がけていただきたいということで、お答えとしては、1番目のだけお願いしたいと思います。
〇議長(森本一美君) 財政課長、櫻井照嘉君。
〇財政課長(櫻井照嘉君) 経済危機対策臨時交付金のどういう内容のものがあるのかというようなご質問でございますけども、これにつきましては、県のほうに、今計画書を提出しておるところでございますけども、これがすべて決定というようなことではございません。主な事業につきまして、若干ご説明をさせてもらいたいと思います。
大きな事業としましては、学校情報通信技術環境整備事業補助金の対象事業でございまして、情報通信技術化の推進ということで、小中学校にデジタルテレビあるいはパソコン、電子黒板というようなものを設置しようとするものでございまして、国の補助金の補助裏にこの臨時交付金を充てようというふうに今考えてございます。それと、大きいところでは、交通施設のバリアフリー化というようなことでございまして、京成酒々井駅も構内に京成電鉄がエレベーターを設置するというようなことでございまして、この補助金に充当しようというふうに考えております。その他、先ほど消防組合の負担金につきましても、この経済危機対策臨時交付金を使いまして、補てんをしようというふうに考えております。まだこれからいろいろとそのほかの事業ございますけども、また内容的に精査を進めなければならないというようなものもございますんで、内容を精査しまして、順次予算計上できるものから実施をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
以上でございます。
〇議長(森本一美君) 11番議員、原義明君。
〇11番(原 義明君) この地域の活性化交付金についての概要、いろいろ他の議員からも出たんですが、そのいろいろな試行錯誤について、私は意見はないんですが。ただ、1つ気になるのは、この事業について、税収の先食いのような感じがしておりますので。と申しますのは、次の世代に重くのしかかるような気もしております。少子化が進んでいく中で、やはりただ指をくわえているわけにはいきませんけど、何といっても自主財源の確保が、見通しが私は必要だろうと思っておりますので。ただ、このままいくと、借金だけ残ってしまうのかなという気がいたしております。これは全額もらえるわけじゃないんで、そういうことで、私はここのそれぞれの担当の執行部の皆さんにちょっとお尋ねさせてください。経済的にその計数管理、先々のプロセスといいましょうか、自己資本的な感覚の中で財源的にどういうふうな形で返済をしていくのか、その辺まで見通しを含めた中で、お考えの構築的なものがあるんであれば、よかろうかなと思っておりますので、その辺をお聞かせいただけるとありがたいと思っております。
〇議長(森本一美君) 総務担当参事、遠藤泉君。
〇総務担当参事(遠藤 泉君) ただいまのご質問についてお答えをさせていただきます。
将来的な資金の不足する部分とか、いろいろご質問が出たわけですけれども、議員ご指摘の件につきましては、それらも踏まえて、この経済危機対策本部以外の担当課の中でも十分検討していますので、そういうご懸念は今のところないというふうに考えてございます。
以上です。
〇議長(森本一美君) 11番議員、原義明君。
〇11番(原 義明君) 今、遠藤参事のほうからご答弁いただいたわけでございますけど、先々のものがないということでは、私は、何て言ったらいいでしょうか、やはり先々のプロセスのきちっとしたのは、町長を交えて、やっぱり執行部、議論をしたんじゃなかろうかなという形で、先々の次の世代の皆さんに、この町のよさ、よかったなと思ってくれるような、いろいろな今のこの事業を展開しておるわけでございますから、やはりこの掘り起こせるいい町としてのまちづくりの中で、この交付金というものを飛びついたんではなかろうかなと私は思っておりますので、ここを有効に活用するのは結構なんですが、やっぱりインフラ整備も必要なんですが、先々のやはりこの企業感覚を私いただきたいなと思っておるわけです。企業人は、必ず先々の計数管理というものは、きちんと5年先、10年先、見定めた借り入れをした中で事業をしていくのが企業の生き方でございます。そういう感覚も、私はこれから必要ではなかろうかなという思いで、いろんな意味でいつも質問させていただいているわけですけど、何といっても、自己資本というものが大事な中で借金だけが残るというものでは、持続的に発展が薄れていくんではなかろうかなと思っておりますので、再度もう一度、具体的なプロセスを構築いただきたいなと思っております。
〇議長(森本一美君) 町長、小坂泰久君。
〇町長(小坂泰久君) 今、原議員からご指摘ございましたが、経済危機対策の緊急対策臨時交付金というものは、補助裏に使っていいということでございます。よって、町に借金は生じません。ですから、先ほど財政課長が言った、いわゆる申しました消防署の改築ないし耐震補強、そしてまた学校の関係のIT関係、そしてまたいわゆる交通のバリアフリー化、それについては、起債ということではございません。それから、また道路の維持補修ということはあったわけでございますが、これも町の単独費でやろうとすれば、とてもできる技ではございません。これをいわゆるこういう制度を活用する中で、維持補修まで補助ということで、これは千葉県で酒々井町が、今のところは一番初めだと思います。そういうことでやったわけで、これの裏負担と申しますのも、基本的には、いわゆる補修でございますから、起債がつかないということで、借金はついて回りません。したがいまして、今補正することによりまして、将来への借金はございませんので、その辺がどうもすれ違っておるようでございます。申しわけございませんが、再度ここで説明させていただきました。
以上でございます。
〇議長(森本一美君) いいですか。
2番議員、御園生浩士君。
〇2番(御園生浩士君) 何点かお伺いしたいんですが、1点は、酒々井小学校の用地を買収するというお話、相続が絡んで、路線価で買われるというお話なんですが、多分、価格設定については、固定資産税の評価ですとか、実勢価格とか、それから不動産鑑定を踏まえて購入価格を決定するというようなプロセスがあると思うんですが、この場合の路線価というのは、相続絡みなんで路線価だというような判断なんでしょうか。買うに当たっては、やはり価格評価する方法が幾つもありますんで、売る方に優位な方法もあるし、買うほうに優位な方法もあるし、特にこういう小学校なんか建っているところについては、どけてくれという話ではない場所ですから、恒久的に使うようなところですから、その辺のお話をお聞かせ願いたいのと。
それから、相続が来たから買うということではなくて、ここ何年かいろんな方がいろんな形で質問しています。借りている金額が膨大な金額で、買ってしまったほうがいいんじゃないかという議論は、この議場でも何回もされていました。ですから、相続が発生するからアプローチをかけるということでなくて、どのようなアプローチをしているのかもお聞かせ願いたいと思います。また、議員さんの中にでも、協力したいんだけども、町のほうで売ってくれという話なんかないよというようなケースもあるかもしれませんので、その辺、よくお聞かせください。
それから、舗装の修繕を3カ所するというお話でしたが、舗装については、透水性でしょうか、それとも既存の打ちかえの舗装なんでしょうか、その辺ちょっとお聞かせ願いたいなというふうに思います。理由は、透水性にすれば、幾らかでもそのまま直接流れていかず、水害の害が幾らかでも緩和できるんでないのかなというふうに思っておりますんで、それをお聞かせください。
それから、聞き漏れかもしれませんけれども、小学校の改修工事の件で、大室台小学校のトイレについてお話がなかったようなんですが、それ入っていたんなら、入っていましたよというふうに言っていただければ結構ですので、もしも入っていなかったら、なぜ入っていないか、お聞かせいただきたいと思います。
〇議長(森本一美君) こども課長、赤地忠勝君。
〇こども課長(赤地忠勝君) 酒々井小学校の借地の買い取り価格につきまして、これは従来から、特に相続というわけではなくて、過去にその路線価でずっと買ってきたという経緯がございまして。ですから、今回についても、特に相続ということではない方についても、従来どおりの形で路線価の価格で買い取ろうということで考えております。
あと、今後の見通しなんですが、4月にアンケートを実施しまして、何人かの方がお話を聞きたいという意向を示されていますんで、個別にお話を、意向を確認していきたいと思っております。
あと、大室台小学校のトイレ、改修につきましては、これからちょっと具体的に設計業者と内容について詰めていくことになると思いますんで、よろしくお願いいたします。
以上です。
〇議長(森本一美君) まちづくり課長、布施秀夫君。
〇まちづくり課長(布施秀夫君) まちづくり課長の布施でございます。よろしくお願いします。
御園生議員のほうからのご質問につきましては、3路線の工事内容についての舗装関係の仕様について、透水性なのかどうかということにつきましては、あくまでも今概略の設計ということでやらせていただいておりますので、実施設計の段階でそういった点も考慮しながら進めていきたいというふうに考えてございます。
以上です。
〇議長(森本一美君) 財政課長、櫻井照嘉君。
〇財政課長(櫻井照嘉君) 先ほどの用地の買収価格のご質問の件でございますけども、路線価の価格をもとに借地権割合というようなことで、その0.5、2分の1にしておるというようなことでございますんで、その借地権割合も考慮しまして、今回購入価格を計上しているというようなことでございます。
よろしくお願いします。
〇議長(森本一美君) 2番議員、御園生浩士君。
〇2番(御園生浩士君) そうしますと、土地の買収については、多分実勢価格よりも、不動産鑑定の価格よりも、一番安い価格で買うというようなお答えでしょうか。
〔何事か言う者あり〕
〇2番(御園生浩士君) わかりました。それから、その内容については、これから詰めますというような改修工事のほうのお話でしたけれども、もしも入っていなかったら、入る可能性はあるということですか。
〇こども課長(赤地忠勝君) 済みません。その先ほど言われたトイレというのは、校舎内のトイレということですか。外トイレについては、校舎の改修ということで、今回、設計委託していますんで、ちょっと別途、考えていきたいと思います。
〇議長(森本一美君) 2番議員、御園生浩士君。
〇2番(御園生浩士君) どうもありがとうございました。
〇議長(森本一美君) 12番議員、竹尾忠雄君。
〇12番(竹尾忠雄君) 2点ほどお尋ねいたします。
まず最初に、9款の教育費についてお尋ねしますが、学校の耐震化の今回、設計調査というようなことで計上されておりますけども、学校の耐震化については、町のほうも年度別に計画を立てて耐震補強をするということで、既に本年度から小学校の体育館から始まりまして、順次計画をもって改修していくということですけども、ちょっと改めて確認の意味でお尋ねしますが、年度別の改修計画について、ちょっと確認の意味でお聞かせ願いたいと思います。
それから、もう一点、同じ9款なんですが、環境保全促進事業の子ども会への財団の補助金ということでございますけども、今これ子ども会、一つの子ども会なのか、それとも複数の子ども会なのか、具体的にお聞かせ願いたいと思います。
〇議長(森本一美君) こども課長、赤地忠勝君。
〇こども課長(赤地忠勝君) 学校の耐震化につきましては、当初、21、22、23、3カ年計画で考えておったんですが、今回のような有利な交付金が使えるということで、1年前倒しして、22年度中に終わらしたいというふうに考えております。
〇議長(森本一美君) 社会教育課長、濱野敏幸君。
〇社会教育課長(濱野敏幸君) 社会教育課長の濱野でございます。
子ども会でございますけども、子ども会は町に13ございまして、それの1つにまとまった育成連絡協議会というのがございまして、そちらのほうに補助が行くことになります。
以上です。
〇議長(森本一美君) 12番議員、竹尾忠雄君。
〇12番(竹尾忠雄君) それでは、今子ども会の関係ですけども、育成会にお渡しするんだということでありますけども、具体的に事業をやるのは、それぞれの団体だと、会だと思いますけども、その辺は育成会のほうで割り振って配分されるのかどうか、その点お尋ねしたいと思います。
それからもう一点、さっきこども課長がお話ししましたが、3カ年計画で耐震改修していくんだということでありますけども、これを前倒しして、22年度中に全部終わらせるんだと、こういうことでありますけども、いわゆる酒々井小学校や大室台、幾つかありますけども、これを全部、22年度中に耐震補強を終わらせるという、そういう解釈でいいんですか。
〇こども課長(赤地忠勝君) そうです。22年度中に終わらすということを考えております。
〇議長(森本一美君) 社会教育課長、濱野敏幸君。
〇社会教育課長(濱野敏幸君) それぞれ割り振って行うのかということでございますけれども、事業主体となるのは、酒々井町子ども会育成連絡協議会でございます。事業内容としましては、酒の井の環境整備として記念植樹とか、千葉県中央博物館の見学をするとか、絵画展を行うとか、そういったことを予定しておるものでございます。
〇議長(森本一美君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(森本一美君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
初めに、原案に反対者の発言を許します。
7番議員、引地修一君。
〔7番 引地修一君登壇〕
〇7番(引地修一君) 7番議員、引地でございます。
すんなりとこの補正についてはいくかなと私は思っていたんですけども、どうもそのるる聞いていますと、町側の説明は一貫性がないといいましょうか、非常にこの整合性がない。まず初めに、今回の臨時議会は、臨時経済対策債とか、そういう意味での補正だというふうに私は聞いておったんですけども、それは、その分については9月になるだろうというふうなことですけども。なおかつ、その1億646万8,000円に対しまして、ここの国の、るるいろんな交付金、補助金あるんでしょうけども、そうはいっても、財調から6,000万が繰り入れをされるということですね。町長は、借金は今後はないんだよと言われておりますけども、現象的から見ればそうでしょう。しかし、財調をやっぱり6,000万崩すわけですから、それについて、やっぱりこの町の財政を圧迫するということですね。きちんと財政調整基金の流れとか、補助金の流れを見ながら、これを編成なさったのか。
なおかつ、よく聞いてみますと、道路の補修、その他の補修は、3月の予算のときは1,000万ぐらいしかないと言いながら、今回やっぱりどんと53%か、54%か、国から特定財源として出るとしても、やはりその説明とは裏腹に2,400万どんとすぐ出るわけですね、一般財源から。これはやっぱりこの精査はなさっているのかどうか。特に道路の特定補修について、どこが一番ひどいかとか、そういうことを庁内でいつも議論しながら、じゃ、一番緊急性を要するのはどこかというようなことで、道路特定の道路の補修はやるべきだと思うんですね。今回の算定を見ますと、それは私、明示的ですけども、少なくともその中央台の騒音防止のフェンス側は、若干それはでこぼこもありますけど、しかし基本的にやり直すような、そういうふうな道路かどうかというようなこともちょっと思うわけですね。なおかつ、ふじき野の中も通る道路も、これもそんなにひどいのか。あるいは東酒々井地先もそうかなということで。この4月には一回もそういう話はないんですね。中央台をやるとか、それから東酒々井やるとか。突然こういうふうに出てくる。それも説明を聞いてみますと、自治会からの相談があったとか、自治会からの依頼があったと。じゃ、自治会がそういうふうに依頼すればやってくれるのかどうか。
それは、だから冒頭言いましたように、本当に必要かどうか。補修するのが必要かどうかを、常にやっぱりその道路の状況を見きわめながらやるのが、これがやっぱり道路の補修だと思うんですね。特定財源の54%ぐらいが今度出るんで、あたふたというような感じがしますけれども、いろんなやっぱりこの郡部と言ってはいけませんけど、私が住んでいるところとか、いろんなところを見ますと、やっぱり郡部と言ってはいけないと、私は言ったんです。郡部と言っていないんだから。やっぱりこのひどいところあるんですね。がたがたしているところ。そういうところは、自治会が言わないから、俎上にのらないのか。じゃ、私として、ヘルシータウンの自治会として、そういうのをのせればやってくれるのかどうか。そういう位置づけが、何もきちんとしていなくて、いきなりどすん、どすんと、こういうふうにやっていくというのは、ちょっと疑問ですね。
なおかつ、耐震工事、その他の学校の関係につきましても、今政府が21年、22年で臨時経済対策として、16兆円余りの使い割れみたいなやつを出しているわけですね。私は、それはそれにのっとって、それに乗じて使うのは、我々の税金なんで、そこは余り芳しくはないと思いますけども。しかし、それにしても、やっぱり人命にかかわるその耐震の補助とか、そういうのは、やはり8割、9割の補助が出るわけなんで、そこはよく町側も吟味してやってもらわないと、この補正予算段階の中では、まだよくわかっていないんですよというようなことでは、どういうことをおやりになっているかというようなことがはっきり見えないんです。そういう意味じゃ、この補正予算を出すからには、やっぱり私たち議員がわかるような説明をしていただきたいし、私たち議員が、まず質問すると、何か小出し、小出しに出てくるというようなことですね。全くその情報を共有化することという、そういう姿勢が全然伝わらない、私には。だから、伝わらないから、反対ではないですよ。
いずれにしても、その1億もの補正をするときに、やはり借金ないと言いながら、財調6,000万も崩すということなんで、もうちょっとこのやり方がきちんとやっていただかないと、借金はありませんよと、借金ないでしょう、だけど。しかし、ためた金が、やっぱり6,000万減るわけですから。それについては、本当にお金の使い方をきちんと精査してやっていただかないと、これは私はこの説明をきょう聞いていましたら、私に言わせると、余りにもずさんだなという感じがいたします。そういう意味で、反対いたします。
〇議長(森本一美君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
9番議員、平澤昭敏君。
〔9番 平澤昭敏君登壇〕
〇9番(平澤昭敏君) 9番議員の平澤です。
経済危機対策臨時交付金補助金を素早く活用し、町道の維持補修工事、小中学校の耐震化の前倒し、酒々井中の外壁工事と安心、安全なまちづくりのために補正を組んだことは高く評価するものであり、賛成いたします。
〇議長(森本一美君) 4番議員、齋藤博君。
〔4番 齋藤 博君登壇〕
〇4番(齋藤 博君) 補正予算に反対の立場で討論をさせてもらいます。
私、本当にこの経済危機を克服するための国の補正があったということで、今までやろうとしてできなかったこと、やむを得ず当初予算で落としたもの、こういうものが復活をしてくるのかなと、そういうふうに考えておったわけでございますが、一番私が思いますのは、やはり道路の土木費でございまして、1,000万単位のお金が当初予算で何の議論もされていなく、年間1,000万というルーチン行事でやられただけなんですね。それが今度6カ月たたないうちに、今度これが必要だと4,000万のお金が出てくる。それが私にはどうも、私どもに対する予算提案、それそのものがやはり真剣に考えた上のものではないというふうに私は言わざるを得ません。ここの時点に来て、4,400万のものが出てくる。1,000万に対して4,400万のお金が出てくる。これ自体が予算編成としておかしくないでしょうか。私は、今まで街路樹とか、それから草刈りとか、当初予算で小さく盛っておいて、後でお金で予算ができたら、1,000万、2,000万増やすということを今までやってきました。それに対しては、当初から踏んでくださいというお願いをしてきました。さっきの路線も、私はそういうふうにやるべきだと思う。一年一年ずつ、じゃ3路線が必要だったら、3年かけてやればいいんです。それを仮に9割の負担がなしでできるなら、私はやってもいいと思いますよ。だけど、聞けばそうじゃないじゃないですか。今回の危機対策じゃないじゃないですか。やはり5割くらいのお金が来るからといって、それだけのお金を今度投資する。じゃ、その財源はどうか。財調で取り崩す。そして、もっと残念な情報ですけども、今年の税金はどうも下がりそうです。こういう中でこれだけの大盤振る舞いとは言いませんが、振る舞いを私はする必要はない。この中から本当に必要なもの、これを取り上げて、それを取捨選択した上でやればよろしい。そういう意味で、今回の補正予算には反対をいたします。
〇議長(森本一美君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(森本一美君) なければこれで討論を終わります。
これより議案第1号について採決します。
本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立をお願いします。
〔起立多数〕
〇議長(森本一美君) 起立多数です。
したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
◎閉会の宣告
〇議長(森本一美君) 以上で本臨時会に付された事件はすべて終了しました。
平成21年第6回酒々井町議会臨時会を閉会いたします。ご苦労さまでした。
(午前11時32分)