平成16年第1回酒々井町議会臨時会会議録(第1号)
議 事 日 程(第1号)
平成16年1月20日(火曜日)午後1時開会
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期決定
日程第3 議案第1号及び議案第2号一括上程
(提案説明・質疑・討論・採決)
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
出席議員(18名)
1番 引 地 修 一 君 2番 菊 地 宏 君
3番 永 井 勝 君 4番 平 澤 昭 敏 君
5番 越 川 廣 司 君 6番 木 村 亨 君
7番 江 澤 眞 一 君 8番 秋 本 和 仁 君
9番 原 義 明 君 10番 竹 尾 忠 雄 君
11番 森 本 一 美 君 12番 山 口 昌 利 君
13番 篠 原 岩 雄 君 14番 石 渡 一 光 君
15番 地 福 美 枝 子 君 16番 小 早 稲 賢 一 君
17番 ア 長 雄 君 18番 岩 澤 正 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名
町 長 綿 貫 登 喜 夫 君 助 役 石 井 清 孝 君
収 入 役 押 尾 完 君 教 育 長 伊 藤 祐 司 君
参 事 ・ 内 海 和 雄 君 企 画 課長 内 田 博 道 君
総 務 課長
財 政 課長 木 村 壮 治 君 税 務 課長 宮 川 義 典 君
住 民 課長 石 井 八 仁 君 福 祉 課長 矢 部 雄 幸 君
人 権 推進 神 保 弘 之 君 健 康 課長 齋 藤 甲 一 君
課 長
生 活 環境 幡 谷 公 生 君 農 政 課長 嶋 田 孝 男 君
課 長
商 工 観光 水 藤 正 平 君 建 設 課長 布 施 秀 夫 君
課 長 補 佐
都 市 計画 遠 藤 泉 君 下 水 道 石 川 丈 夫 君
課 長 課 長
水 道 課長 岡 田 三 朗 君 庶 務 課長 本 橋 宗 明 君
学 校 教育 川 島 正 一 君 社 会 教育 細 川 都 紀 人 君
課 長 課 長
農業委員会 岩 舘 実 君
事 務 局長
本会議に出席した事務局職員
事 務 局長 仲 田 義 秀 書 記 岡 田 剛 功
書 記 藤 平 享
◎開会の宣告
〇議長(石渡一光君) ただいまから平成16年第1回酒々井町議会臨時会を開会いたします。
(午後 1時15分)
◎開議の宣告
〇議長(石渡一光君) これから本日の会議を開きます。
(午後 1時15分)
◎議事日程の報告
〇議長(石渡一光君) 本日の議事はお手元に配付の日程に基づき行います。
◎諸般の報告
〇議長(石渡一光君) 日程に入る前に諸般の報告を行います。
初めに、本日議案の送付があり、これを受理しましたので、報告します。
次に、地方自治法第121条の規定による説明員の通知は、お手元に配付してありますので、ご了承願います。
次に、平成15年12月定例会で可決されました同一地方出張所管内における教職員の調整手当格差是正に関する意見書及び千葉県残土条例施行規則の改正を求める意見書につきましては、関係機関に送付をいたしました。
次に、議会運営委員会から本臨時会の議会運営について答申をいただいております。
さらに、行政報告について町長、綿貫登喜夫君から発言の申し出がありますので、これを許します。
町長、綿貫登喜夫君。
〔町長 綿貫登喜夫君登壇〕
〇町長(綿貫登喜夫君) 町長の綿貫でございます。ただいま議長さんからお許しをいただきましたので、行政報告をさせていただきます。
平成16年第1回酒々井町議会臨時会の開催に当たりまして行政報告をいたします。今回申し上げる行政報告は、酒々井インターチェンジの設置決定についてであります。当町の永年の悲願でありました、東関東自動車道酒々井インターチェンジの設置が昨年末の12月25日に開催されました国土開発幹線自動車道建設会議で決定されました。昭和60年に周辺6市町と酒々井インターチェンジ設置促進期成同盟を設立し、インターチェンジの設置に向け関係市町のご協力はもとより、町議会のご理解とご協力をいただき、千葉県とともに国並びに関係機関に対し積極的に要望活動を展開してまいりましたが、この結果といたしまして、県が主体となって整備を進める地域活性化インターチェンジ制度によります設置が決定されたところでございます。改めて、これまでの要望活動へのご協力をいただきましたことに衷心より感謝申し上げる次第であります。今後につきましては、第2期基本計画に基づく主要施策として位置づけておりますとおり、インターチェンジの早期開設に向け、積極的に取り組んでいくとともに、周辺地域のまちづくりにこれを有効に結びつけ、総合的なまちづくりを推進していくため、さらに全力で取り組んでまいる所存でありますので、議員皆様方のご理解とご協力をお願いを申し上げます。
なお、酒々井インターチェンジの整備及び国道296号線からの取りつけ道路等の整備につきましては県により進められることになりますので、これらの実現に向けまして積極的な協力体制を整えてまいりたいと考えております。
また、これらが整備されますことは、町の骨格をなす都市基盤の整備が図られるものと考えており、これによりまして周辺地域の都市的土地利用の可能性が飛躍的に高まることとなりますが、無秩序な開発等を防ぎ、計画的な整備、開発を促進していくため、周辺地域の土地利用構想の策定を進めてまいりたいと考えております。
また、酒々井インターチェンジの設置と一体として推進しております酒々井南部地区産業団地の開発計画につきましては、この決定を弾みといたしまして事業の具体化が図られるよう積極的に推進してまいりたいと考えております。この酒々井南部地区産業団地の開発計画につきましては、町の経済の活性化や産業の振興、雇用の確保が図られるとともに、町の財政基盤の確立にも資するものであり、町の将来の発展及び今後のまちづくりに大きく寄与する事業であると考えております。これまでも都市基盤整備公団とともに製造、物流、商業分野を初めといたしまして幅広い企業誘致活動を行うなど積極的に推進してまいりましたが、中でも大型商業施設の事業者にあっては酒々井南部地区に大きな関心を寄せている状況でございます。過去においてはいずれの企業も酒々井インターチェンジの設置決定が条件であったことから、思うような進展を図ることができない状況にありましたが、しかしながら今回の酒々井インターチェンジの設置決定を受けまして、インターチェンジと産業団地とを結ぶ接続道路計画の調整を関係機関と進めるとともに、インターチェンジの設置に合わせた産業団地の整備スケジュールの作成や企業進出に当たっての諸条件の調整を進めるなど、企業立地に向けて積極的な推進を図ってまいりたいと考えております。
また、早期の土地区画整理事業の認可に向け、最大限の努力をしてまいりたいと考えておりますので、今後とも格別のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、行政報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
以上で諸般の報告を終わります。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(石渡一光君) これから日程に入ります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第120条の規定により議長から指名します。
11番議員 森 本 一 美 君
12番議員 山 口 昌 利 君を指名いたします。
◎会期決定
〇議長(石渡一光君) 日程第2、会期決定を議題とします。
お諮りします。本臨時会の会期は、議会運営委員会から答申のありました本日1日限りにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石渡一光君) 異議なしと認めます。
したがって、本臨時会の会期は本日1日限りとすることに決定しました。
◎議案第1号及び議案第2号一括上程
(提案説明・質疑・討論・採決)
〇議長(石渡一光君) 日程第3、議案第1号及び議案第2号を一括議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長、綿貫登喜夫君。
〔町長 綿貫登喜夫君登壇〕
〇町長(綿貫登喜夫君) 町長の綿貫でございます。ただいまから提案理由の説明を申し上げますけれども、その前にお許しをいただきまして、新しい年を迎えました年頭でございますので、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
改めて、新年明けましておめでとうございます。議員の皆様には、平成16年の輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶びを申し上げます。また、本日は、平成16年第1回酒々井町議会臨時会を招集いたしましたところ、年初めの大変お忙しい中、全員のご出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
おかげさまをもちまして、昨年は9月に開館いたしましたプリミエール酒々井、また11月には健康創造都市宣言など、町政の諸施策を推進することができましたのも、議員の皆様方を初めといたしまして町民皆様のお力添えによるものと深く感謝を申し上げる次第であります。
今、国や地方では厳しい財政状況の中、必要な行政サービスをみずからの責任で自主的、効果的、効率的に展開するという本格的な分権型社会にふさわしい行財政運営を行うための行政改革が推進されております。このような中、町におきましても、長引く景気の低迷や経済の硬直化により、行財政運営は極めて厳しい状況にございます。そこで、それぞれの施策に対し創意工夫を発揮し、個性あるまちづくりを進め、町民の皆様の健康と福祉の向上、さらには各地域の均衡ある発展を目指し、第4次総合計画、第2期基本計画を着実に推進してまいりますので、議員皆様方のご支援とご協力をよろしくお願いを申し上げます。
さて、昨今の犯罪は、犯罪史上例を見ない凶悪犯罪や未成年による犯罪が多発しております。また、少女が車により連れ去られるなどの短絡的な事件も多く発生しております。当町におきましても、中学生が不審者によってカッターナイフで突然襲われる事件が発生し、また去る1月16日に発生いたしました東酒々井における鮮魚店店主殺人事件など、大変憂慮される事件が起こってまいりました。
このような状況の中で、町といたしましては、このような犯罪の未然防止と町民の安全確保は町にとって重要な課題であると考えております。町では、ボランティア団体であるしすい防犯パトロールブルドックスや自治会による防犯パトロールなどの防犯関係団体の協力をいただきながら取り組んでおりますが、町民の皆様の安全を確保するためには警察官の力がどうしても必要でございます。そこで、町といたしましては、新たな交番の設置と警察官の増員を関係機関に対し強く要請しておりますが、さらに警察署との連携強化を図りながら、犯罪などの未然防止に取り組んでまいりたいと考えております。
さて、本年は、仮称ではございますが、まちタクシーの試験運行を開始いたします。これは利用者が電話やインターネットなどから予約できる乗り合いタクシー方式による運行システムであり、運行開始いたしますと多くの町民の皆様にご利用いただけるものと考えております。
保健福祉の分野におきましては、すべての町民の皆様が健やかで心豊かに生活できる「健康なまち・酒々井」の実現を目指し、健康ビジョンや健康創造都市宣言に基づきながら、町民の皆様と一体となった健康づくりの輪を町全体に広げていく環境を整え、人の健康づくり、まちの健康づくりの推進に努めてまいります。
また、町民の皆様が誇りと将来の展望が持てる個性と活力ある地域社会を築いていくため、生活環境施策や安全対策に万全を期するとともに、少子高齢化社会の対応、教育の充実、産業振興など各種施策を積極的に展開してまいります。
さらに、現在県内では市町村合併の議論がなされており、町におきましても座談会など実施するなど、町民の皆様のご意見の把握に努めてまいりましたが、さらにより多くの町民の皆様の意見を集約するため、今回住民アンケート調査を実施をいたします。なお、この調査を実施するための補正予算を今期臨時議会に上程させていただきましたので、ご審議のほどよろしくお願いしたいと思います。私といたしましては、今後これらのご意見等を参考にしながら、町民の皆様の利益や幸福を第一に考え、議会との連携をとりながら、町の将来を見きわめてまいる所存でございます。
また、これからのまちづくりにつきましては、行政が一方的に進めていくという時代ではなく、町民の皆様と行政が信頼関係を築き、それぞれの役割と責任を自覚して、お互いに協力をしながら取り組んでいかなければならないものと考えております。現在では各種自主的サークルや防犯ボランティア団体などがさまざまな分野で活躍されており、自主的、主体的参加による活動が芽生えてきております。そこで、私といたしましては、これらの各団体などの行っている活動の芽をさらにはぐくんでいくために、町、事業所、各団体との連携強化を図りながら、町民参加による協働のまちづくりを進め、町の将来都市像である「人と自然と文化が奏でるしあわせハーモニー・酒々井」の実現に向けて一層努力してまいりたいと考えておりますので、さらなるご支援とご協力をお願いいたしますとともに、酒々井町議会のますますの発展と議員各位のご健勝とご活躍をご祈念申し上げまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。ことしもよろしくお願いいたしたいと思います。
続きまして、議案の提案理由の説明を申し上げます。今回上程させていただきました議案は、特別職の職員等で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正並びに一般会計補正予算案の2議案であります。
まず、議案第1号につきましては、厳しい財政状況を勘案し、特別職及び一般職の職員の日当廃止について平成15年12月定例議会でご審議をいただき、新年度から日当廃止を実施することになりました。また、議会議員の皆様の日当につきましても、12月定例議会におきまして議員発議により廃止をしていただいたところでございますので、今回行政改革の一環といたしまして、地方自治法の規定による公聴会等への参加をした者への費用弁償を除き、非常勤特別職の費用弁償についても廃止するものでございます。今回の費用弁償の廃止による新年度予算への影響額はおよそ400万円ほどの減額が可能であると試算をいたしております。
次に、議案第2号の一般会計補正予算については、既定の歳入歳出予算58億9,332万9,000円に歳入歳出それぞれ145万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ58億9,478万6,000円にしようとするものであります。
この内容の1点目は、教育費でございますが、緊急を要するものといたしまして、中学生が不審者によってカッターナイフ等で突然襲われる事件が2件発生いたしました。このようなことから、児童生徒の安全を守るものとして、非常用ブザーを購入し、児童生徒全員に貸与するもので、この費用といたしまして91万7,000円を増額補正しようとするものであります。
2点目は、総務費でございますが、12月定例議会におきましてご答弁申し上げました市町村合併の住民アンケートを実施するものであります。内容につきましては、住民3,000人を無作為抽出いたしまして、アンケート用紙の配布及び返送に伴う郵送代、抽出名簿作成委託料合わせまして54万円を増額補正しようとするものであります。一方、これらの財源といたしましては、繰入金の財政調整基金から145万7,000円を財源調整として増額計上をさせていただきました。
以上が議案についての提案理由の説明でございます。よろしく慎重ご審議をいただきましてご決定くだることをお願い申し上げまして、終わります。よろしくお願いします。
〇議長(石渡一光君) 以上で町長による提案理由の説明が終了しました。
これから質疑を行います。
8番議員、秋本和仁君。
〇8番(秋本和仁君) これから質疑を行います。8番議員の秋本です。質疑は1点のみです。
子供の防犯ベルは大変結構なことだと思いますが、これもう少し具体的にお聞きしたいと思います。それは、子供一人ひとりに多分お渡しになることだと思いますけれど、中には子供は大人と違いまして、不注意で、大人も不注意なことがあるかもしれませんけど、なくしてしまったと、そういう場合にはどういう対応というか、予備はあるのかなということです。
あと、防犯ベル自体の機能というか故障とかそういうのはないんでしょうか。そういう主に防犯ベル関係のごく初歩的な質問ということです。よろしくお願いします。
〇議長(石渡一光君) 学校教育課長、川島正一君。
〇学校教育課長(川島正一君) 学校教育課長の川島でございます。ただいまご質問にあったことに関しましてお答えをさせていただきます。
防犯ベルにつきましては、現在3校の小中学校に在籍している児童数は1,410名おります。1,410名分プラス各学校単位に予備を含めて1,450個買う予定でおります。それで、故障した場合につきましては、どれだけ故障するかどうかはちょっとわからないんですが、今の段階では予備で対応するという考え方でおります。
あと、機能的なものでございますが、ピンを引いて音を出すシステムのものでございます。大きさ的には、現物があるんですけど、非常に小型のタイプで、こういうタイプでございます。小さなライトが一つついております。あと、これがピンですので、このピンを抜けば、100デシベルの音が出るシステムになっております。20秒間鳴り続けた後、20秒間とまって、ピンを差し込まなければその繰り返しを行うというものでございます。数々の防犯ブザーを業者から取り寄せて、これが一番小型であり、さらにはピンが実は金属でできております。大半の防犯ブザーはプラスチックでできているものが大半です。折れると結果的に機能的に問題があろうかと思いまして、ピンが金属のものをあえて選ばさせていただいております。あとは小型のタイプであるということ。それから、この中にボタン電池が四つ入っております。1,500回の発報が可能です、という、そういう機能的にもすばらしい内容です。全国的には東京都区内、あるいは大阪府、そういうところが積極的に採用されているものでございます。実は品薄の状況なんですが、できる限りに早目に納入をしていただくような措置をお願いしようと思っております。
以上でございます。
〇議長(石渡一光君) 秋本和仁君。
〇8番(秋本和仁君) 非常によくわかりました。ありがとうございました。
〇議長(石渡一光君) 2番議員、菊地宏君。
〇2番(菊地 宏君) 2番議員の菊地でございます。先ほどの住民アンケートの件でちょっと1点、2点ほど教えてください。
これはどこの機関に依頼するのか、その名称がもしわかりましたら、教えていただきたい。
それと、やっぱり今一番重要なのはスケジュールだと思うんですね。成田が非常にいろいろやっております。その情報もいろいろ伝わってはきておりますけれど、酒々井町としてどういうスケジュールでやるのか。つまりいつ配って、いつ集めて、いつ発表するのか、そのアンケートの結果をですね。これを今の段階でわかっている範囲でぜひお知らせ願いたい。この間は総務課長が早急にやると、こういうお話でございましたんで、去年の10月からずっと長引いてもう来ております。4カ月たっております。そういう意味で、その辺のスケジュールを早目にやることが私は必要だと考えております。そのスケジュールの決まっている範囲あたりをぜひ教えていただきたい、こう思います。
以上です。
〇議長(石渡一光君) 総務課長、内海和雄君。
〇総務課長(内海和雄君) 業者についてはディー・エス・ケイでございます。
スケジュールにつきましては現在のところ、きょう議会で議決をいただきましたときには早急に郵送すると。それで、一応回収は2月10日までに回収したいということです。3月議会にはその集計を報告させていただきたいというふうに思っております。
以上です。
〇議長(石渡一光君) 2番議員、菊地宏君。
〇2番(菊地 宏君) どうもありがとうございます。そのディー・エス・ケイというのは何の略称ですか。ちょっと教えてください。今のディー・エス・ケイの本名というか、正式名称とその所在地、それをぜひちょっと教えてください。
〇議長(石渡一光君) 総務課長、内海和雄君。
〇総務課長(内海和雄君) 会社の名前でありまして、どうしてつけたか、ちょっとわかりませんけれど、ディー・エス・ケイ株式会社です。
〇議長(石渡一光君) 2番議員、菊地宏君。
〇2番(菊地 宏君) ちょっと今の、もうこれ笑っちゃうとちょっと失礼なんですけど、もう少し実態がわかるように説明してください。ディー・エス・ケイです。これじゃさっぱりわかりません。どこに本社があって、どういうことをやっていて、そういうのが知りたいんです。よろしくお願いします。
〇議長(石渡一光君) 総務課長、内海和雄君。
〇総務課長(内海和雄君) 本社は柏市です。この電算関係の、町の方の、うちの方の選挙関係の方もここに委託しております。そういう関係で今回も……
〔「酒々井の」と呼ぶ者あり〕
〇総務課長(内海和雄君) はい。そういう関係で、町の方はほかのも委託している部門もあろうと思いますけれど、総務課ではそっちの方、選挙関係はこの会社にお願いしております。
以上です。
〇2番(菊地 宏君) はい、わかりました。ありがとうございます。
〇議長(石渡一光君) ほかに。
1番議員、引地修一君。
〇1番(引地修一君) 引地でございます。関連質問をまたちょっと、調査研究といいますかね。この54万でお願いしたいと思うんですけども、もうちょっとしつこくなりますけど、そのディー・エス・ケイというのは、選挙関係とおっしゃりましたけども、いわゆる博報堂とか電通みたいに、そういういろんな調査とかアンケートをやる専門の会社なんでしょうか。それが1点。
それから、もう一つ、この3,000名のアンケートの無作為抽出ですけども、無作為というのはあくまで無作為かもしれませんけども、どういう方法の無作為なのか。5軒ずつ飛び飛びで行くのか、どういう作為の抽出方法か、これを具体的にちょっと教えていただきたい。
以上2点。
〇議長(石渡一光君) 総務課長、内海和雄君。
〇総務課長(内海和雄君) アンケート専門という会社ではございませんけれども、アンケートの方も十分できる会社ということです。
あと、無作為抽出の関係ですけれども、一応地区を11地区に分けまして、それらの中から各地区から無作為に抽出したということでございます。
〇議長(石渡一光君) 1番議員、引地修一君。
〇1番(引地修一君) そのアンケートの方法ですね。無作為抽出というのは、例えば町民全部を対象にして、その中から、例えば5番飛ばしとかそういうふうなことを、定義といいますか、それは対象者はどうなさるかわかりませんけども、有権者なのか、あるいは中学生以上なのか、あるいは18歳以上なのか、このあたりもちょっとわかりませんけども。それと、地区ごとに地区の人間から選び出すというのは、地区の住民の数もいろいろアンバランスなところありますので、そうなると、ちょっといろいろ抽出の仕方が偏在するんじゃないかと私は思うんですね。そういう意味では、やっぱり全町民を対象に、いわばがらがらぽん方式の無作為にどんどん、どんどんとっていくという方法が一番公平だと私は思うんですが、その点はどうお考えでしょうかね。ちょっと公平さに欠けていくんじゃないかと思うんですね、地区ごとにやると。どうでしょうか。
〇議長(石渡一光君) 総務課長、内海和雄君。
〇総務課長(内海和雄君) 二十歳以上の方を対象に無作為に抽出にするということが1点と、もう一つは、今ご提案ありました方法も一つの方法かと。ただ、この12月の議会でも若干答弁させていただいたと思いますけれども、座談会の補完的な意味、座談会の地区の、やりましたから、そういうこともちょっと網羅したいということで、地域は三十何カ所回りましたけれども、それをもう少し大きくまとめた地域で今11カ所、その中から比例といいますか、人数のパーセントで抽出したいという考えです。
〇議長(石渡一光君) 1番議員、引地修一君。
〇1番(引地修一君) もう一度ちょっとお聞きしますけども、二十歳以上というのは、これは非常に一つの見識だろうと思いますね、どこかで線引きしなきゃいけないんでね。二十歳以上とか18とかね。私が質問したら、二十歳以上とおっしゃったんで、それはそれで二十歳以上でいいんでしょうけども、やはり地区を11なんかにまとめますと、やはりどこかに偏在していくわけですね。例えば中央台とか東酒々井あたりはやっぱり人口が多いわけですから。そのあたりの偏在をならすためには、やっぱり地区を設けずに、もう全町民の二十歳以上の方から何名か抽出、コンピューターにさせてもいいですけども、そうするのが一番アンケートというのは公平なんですね。各地区ごとに11を選んでというようなことではなくてね。全町民を、全町民対象にね、地区を関係なく、それで抽出していくというふうにしないと、ある意味では公平な意見が聞けないと私は思うわけですね。成田も今私が言ったようなことで1万人を抽出したわけですね。ある地区からとかそういうことはせずに、全市民を相手にやったわけですね。だから、そういう方法をぜひ、この54万をお使いになるならば、やっぱり効果があるようなことをやっていただきたいと私は思うわけですが、もう一度お聞きしたい。どうでしょうか。そういうような方法をとっていただくかどうか、お聞きします。
〇議長(石渡一光君) 総務課長、内海和雄君。
〇総務課長(内海和雄君) 現在の考えでは、先ほど申し上げたとおりのことで実施したいというふうに思っております。
また、成田市さんの方は正式には答えていませんけども、今回は成田市さんはあのアンケート、くれた人のお名前もわかるような形をとったみたいですけど、私どもの今回考えているのは、だれから来たというのは、それはわからないような形で、成田市さんはわかるような形をとったようでございます。酒々井はそういうことはちょっとしないという考えでございます。
以上です。
〇議長(石渡一光君) それでは、ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(石渡一光君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終了します。
これから討論を行います。
初めに、原案に反対者の発言を許します。
1番議員、引地修一君。
〔1番 引地修一君登壇〕
〇1番(引地修一君) 2号議案につきまして、先ほど私が言いましたように、防犯関係のやつは、これは納得いくものでございますけども、やはりアンケートにつきましては、きちんとした考えのもとにやっぱり公平にできるように、そういうアンケートのとり方をぜひやっていただきたいと、こう思うわけであります。町当局の今の発言では、やはり11地区から抽出してやるとおっしゃっておりますけども、もちろん氏名あたりは公表しなくて結構だと、これは思うんですが、やはり町民二十歳以上の方から公平に全町民を相手にアンケートをしてもらいたいと、そのための54万の委託調査を出すわけですから、そういう方法をしていただかないとなれば、私としては反対と言わざるを得ません、この54万円につきましてはですね。
以上。ですから、2号議案については反対いたすものであります。
〇議長(石渡一光君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。ありませんか。
〔発言する者なし〕
〇議長(石渡一光君) なければ原案に反対者の発言を許します。ありませんか。
〔発言する者なし〕
〇議長(石渡一光君) なければこれで討論を終わります。
これから採決を行います。採決は分割して行います。
初めに、議案第1号を採決します。
本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立全員〕
〇議長(石渡一光君) 起立全員です。
したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第2号を採決します。
本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(石渡一光君) 起立多数です。
したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
◎閉会の宣告
〇議長(石渡一光君) 以上で本臨時会に付されました事件はすべて終了しました。
平成16年第1回酒々井町議会臨時会を閉会いたします。
(午後 1時52分)