公開日 2026年03月20日
令和8年4月から、妊婦の方を対象に予防接種を実施することになりました。
この予防接種を行うことで、生後6か月までの赤ちゃんのRSウイルス感染症を予防することができます。ぜひ対象期間内に予防接種をお受けください。
対象となる方
接種時点で、妊娠28週から36週6日までの妊婦の方。
※接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は医師に相談してください。
接種回数・方法
1回・筋肉内注射
予防接種の受け方
希望する医療機関に、事前に予約を入れてください。接種の際は、「RSウイルス感染症予防接種予診票」と「母子健康手帳」をお持ちください。接種費用は無料です。
町内・近隣接種医療機関
- 酒々井虎の門クリニック電話043-310-7021
- 千葉しすい病院電話043-481-8111
- リリーベルクリニック電話0476-27-0303
- 岩沢クリニック電話0476-27-1122
- 長岡産婦人科クリニック電話043-461-0303
- たて産婦人科佐倉分院電話043-486-1171
- ゆだて産婦人科電話0476-93-8272
- みらいウィメンズクリニック電話0476-40-1200
※町外の医療機関でも接種できます。(千葉県内に限ります。)
注意事項
- 体調の良いときに予防接種を受けてください。
- 予防接種後30分程度は安静にしてください。また、体調に異常を感じた場合は速やかに医師へ連絡してください。接種部位は清潔に保ってください。接種当日の入浴は差し支えありません。
- 予防接種を受けるときに妊娠37週以上の場合、同封の予診票は使用できません。接種をした場合全額自己負担となります。また、酒々井町から転出後など対象でない方がこの予診票を使用して無料で接種を受けた場合、接種費用の全額を請求させていただきますのでご注意ください。
- この予防接種は、予防接種法に基づく定期予防接種です。
母子免疫ワクチンについて
生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体を作ることができません。母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンとして組換えRSウイルスワクチン(ファイザー社のアブリスボ)を使用します。(なお、組換えRSウイルスワクチンのうち、アレックスビー(GSK社)は母子免疫ワクチンとして用いることはできません。)
予防接種ができない方
明らかな発熱を呈している方、重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方、組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ)の成分に対してアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方等は接種できません。
接種に注意が必要な方
- 接種によって妊娠高血圧症候群の発症リスクが上がるという報告もあるため、妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方や、今までに妊娠高血圧症候群と診断された方。
- 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方。
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身性発疹等のアレルギー症状があった方、けいれんを起こしたことがある方、免疫不全と診断がされている又は近親者に先天性免疫不全症の方がいる方、組換えRSウイルスワクチン(アブリスボ)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方等。
ワクチンの効果
- RSウイルス感染による医療受診を必要とした下気道感染症の予防
生後90日時点・・・6割程度の予防効果
生後180日時点・・・5割程度の予防効果
- RSウイルス感染による医療受診を必要とした重症下気道感染症の予防(医療機関への受診を要するRSウイルス関連気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸・SpO293%未満・交流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着・4時間を超えるICUへの収容・無反応・意識不明のいずれかに該当と定義。)
生後90日時点・・・8割程度の予防効果
生後180日時点・・・7割程度の予防効果
ワクチンの安全性
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシーがみられることがあります。また、ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧の発症リスクは増加しませんでした。海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したという報告もあるものの、交絡因子等の影響の可能性があることから解釈に注意が必要であるとされています。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
- 発現割合10%以上・・・主な副反応疼痛※(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%)
- 発現割合10%未満・・・主な副反応紅斑※、腫脹※
- 発現割合頻度不明・・・主な副反応発疹、蕁麻疹
※ワクチンを接種した部位の症状・・・添付文書より厚労省にて作成
他のワクチンとの同時接種
医師が必要と認めた場合には他のワクチンと同時接種可能です。ただし、百日せき菌の防御作用を含有するワクチンについては、百日せき菌の防御抗原に対する免疫応答が低下するとの報告があります。
健康被害救済制度について
予防接種は感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。接種を受けたご本人及び出生した児が対象となります。制度の利用を申し込む時は、保健センターにご相談ください。
詳しくはお問い合わせください。

