平成28年第2回酒々井町議会定例会
議 事 日 程(第1号)
平成28年6月7日(火曜日)午前9時30分開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期決定
日程第 3 議案第1号ないし議案第8号並びに諮問第1号及び報告第1号ないし第3号一括上程
(提案及び細部説明・総括質疑・委員会付託)
日程第 4 請願第3号ないし請願第6号
日程第 5 休会の件
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
出席議員(16名)
1番 M 口 信 昭 君 2番 須 藤 伸 次 君
3番 酒 瀬 川 健 一 君 4番 那 須 光 男 君
5番 御 園 生 浩 士 君 6番 川 島 邦 彦 君
7番 齊 藤 博 君 8番 内 海 和 雄 君
9番 佐 藤 修 二 君 10番 江 澤 眞 一 君
11番 平 澤 昭 敏 君 12番 越 川 廣 司 君
13番 竹 尾 忠 雄 君 14番 地 福 美 枝 子 君
15番 小 早 稲 賢 一 君 16番 ア 長 雄 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条第1項の規定により出席した者の職氏名
町 長 小 坂 泰 久 君 副 町 長 飯 塚 光 昭 君
教 育 長 木 村 俊 幸 君 教 育 次長 木 内 達 彦 君
総 務 課長 大 塚 正 徳 君 税 務 住民 大 ア 智 行 君
課 長
健 康 福祉 河 島 幸 弘 君 企 画 財政 岡 野 義 広 君
課 長 課 長
住 民 協働 清 宮 高 由 起 君 経 済 環境 芝 野 芳 弘 君
課 長 課 長
参 事 兼 松 本 有 二 君 上 下 水道 板 垣 一 成 君
まちづくり 課 長
課 長
農業委員会 芝 野 芳 弘 君 こども課長 七 夕 夕 美 子 君
事 務 局長
学 校 教育 猪 鼻 慎 二 君 生 涯 学習 木 内 達 彦 君
課 長 課 長
会計課長兼 河 合 昭 男 君
会計管理者
本会議に出席した事務局職員
事 務 局長 福 田 良 二 書 記 五 代 よ り 子
書 記 斉 藤 良 尚
◎表彰状伝達
(午前 9時30分着席)
〇議長(内海和雄君) 開会に先立ち、去る5月27日に千葉県町村議会議長会定例会において竹尾忠雄議員が特別自治功労者として表彰されましたので、これより伝達式を行います。
竹尾忠雄議員、登壇席の前までお願いいたします。
〔表彰状伝達〕(拍手)
〇議長(内海和雄君) 以上で伝達式を終わります。
◎職員の紹介
〇議長(内海和雄君) 次に、4月1日付で職員の人事異動が行われました。町長から紹介があります。
町長、小坂泰久君。
〇町長(小坂泰久君) それでは、ただいま議長からお許しをいただきましたので、平成28年度町執行部のご紹介をさせていただきます。
初めに、町長の小坂泰久でございます。よろしくお願いいたします。
次に、副町長の飯塚光昭でございます。
〇副町長(飯塚光昭君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、教育長の木村俊幸でございます。
〇教育長(木村俊幸君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、教育次長兼生涯学習課長の木内達彦でございます。
〇教育次長兼生涯学習課長(木内達彦君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、参事兼まちづくり課長の松本有二でございます。
〇参事兼まちづくり課長(松本有二君) よろしくお願いします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、総務課長の大塚正徳でございます。
〇総務課長(大塚正徳君) よろしくお願いします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、企画財政課長の岡野義広でございます。
〇企画財政課長(岡野義広君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、税務住民課長の大ア智行でございます。
〇税務住民課長(大ア智行君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、健康福祉課長の河島幸弘でございます。
〇健康福祉課長(河島幸弘君) よろしくお願いします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、経済環境課長、あわせて農業委員会事務局長の芝野芳弘でございます。
〇経済環境課長併農業委員会事務局長(芝野芳弘君) よろしくお願いします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、上下水道課長の板垣一成でございます。
〇上下水道課長(板垣一成君) よろしくお願いします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、会計課長兼会計管理者の河合昭男でございます。
〇会計課長兼会計管理者(河合昭男君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、学校教育課長の猪鼻慎二でございます。
〇学校教育課長(猪鼻慎二君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 次に、こども課長の七夕夕美子でございます。
〇こども課長(七夕夕美子君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 最後に、住民協働課長の清宮高由起でございます。
〇住民協働課長(清宮高由起君) よろしくお願いいたします。
〇町長(小坂泰久君) 平成28年度は以上の体制で臨んでまいりたいと思いますので、今後とも一層のご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 以上で町長からの職員紹介が終わりました。
◎開会の宣告
〇議長(内海和雄君) ただいまから平成28年第2回酒々井町議会定例会を開会します。
(午前 9時35分)
◎開議の宣告
〇議長(内海和雄君) これから本日の会議を開きます。
(午前 9時35分)
◎議事日程の報告
〇議長(内海和雄君) 本日の議事は、お手元に配付の日程に基づき行います。
◎諸般の報告
〇議長(内海和雄君) 日程に入る前に諸般の報告を行います。
初めに、本日議案の送付があり、これを受理しましたので、報告します。
次に、地方自治法第121条第1項の規定による説明員の通知は、お手元に配付してありますので、ご了承願います。
次に、一部事務組合議会の報告を行います。
初めに、佐倉市八街市酒々井町消防組合議会議員、越川廣司君。
〔佐倉市八街市酒々井町消防組合議会議員 越川廣司君登壇〕
〇佐倉市八街市酒々井町消防組合議会議員(越川廣司君) ただいま議題となっております平成28年3月佐倉市八街市酒々井町消防議会臨時議会報告をさせていただきます。
平成28年3月23日、消防本部におきまして開催されました。小早稲議員と私が出席をさせていただきましたが、今回は私のほうから報告をさせていただきます。
臨時議会に提出をされました案件は、4件でございます。
議案第1号は、佐倉市八街市酒々井町消防組合行政不服審査法施行条例の制定でございまして、行政不服審査法が公布され、平成28年4月1日から施行されることに伴い、行政不服審査に関する制度の整備を図るため、新規に本条例を制定するとともに、関連する条例を改正するもので、原案のとおり可決されました。
議案第2号は、佐倉市八街市酒々井町消防組合職員の退職管理に関する条例の制定であり、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が公布され、平成28年4月1日から施行されることに伴い、当消防組合職員の退職管理の適正を確保するため、新規に本条例を制定するもので、原案のとおり可決されました。
議案第3号は、佐倉市八街市酒々井町消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであり、人事院勧告及び千葉県人事委員会勧告による給与制度の総合的見直しを踏まえ、平成27年度及び平成28年度以降の給与について国及び千葉県に準じた改正をするもので、原案のとおり可決されました。
議案第4号は、佐倉市八街市酒々井町消防組合暴力団排除条例の制定についてであり、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の制定により、千葉県暴力団排除条例が施行されることに伴い、千葉県その他の関係行政機関等との連携を図り、暴力団排除を推進するため、新規に本条例を制定するもので、原案のとおり可決されました。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) ご苦労さまでした。
次に、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合議会議員、ア長雄君。
〔佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合議会議員 ア長雄君登壇〕
〇佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合議会議員(ア長雄君) では、ご報告申し上げます。平成28年3月佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合議会臨時会報告を行います。
佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合議会臨時会が平成28年3月4日、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合会議室において開催されましたので、その概要について報告します。
提出議案は、3件であります。
議案第1号は、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合情報公開条例及び佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第2号は、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第3号は、平成27年度佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合一般会計補正予算(第3号)についてであり、既定の歳入歳出予算額2億9,478万円から歳入歳出それぞれ54万7,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を2億9,532万7,000円とするものであり、本案は原案のとおり可決されました。
続いて、平成28年5月佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合議会臨時会報告を行います。
佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合臨時会が平成28年5月23日に佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合会議室において開催されましたので、その概要について報告します。
提出議案は3件であり、議案第1号は、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例の制定についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第2号は、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合監査委員の選任についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第3号は、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合監査委員の選任であり、本案は原案のとおり可決されました。
以上で報告を終わります。
〇議長(内海和雄君) ご苦労さまでした。
次に、佐倉市、酒々井町清掃組合議会議員、佐藤修二君。
〔佐倉市、酒々井町清掃組合議会議員 佐藤修二君登壇〕
〇佐倉市、酒々井町清掃組合議会議員(佐藤修二君) 平成28年3月佐倉市、酒々井町清掃組合議会臨時会報告をいたします。
佐倉市、酒々井町清掃組合議会臨時会が平成28年3月25日、酒々井リサイクル文化センター大会議室において開催されましたので、その概要について報告いたします。当町より須藤議員と私、佐藤が出席をいたしました。
提出議案は、6件であります。
議案第1号は、佐倉市、酒々井町清掃組合行政不服審査法施行条例の制定についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第2号は、行政不服審査法に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第3号は、佐倉市、酒々井町清掃組合情報公開及び個人情報保護審査会条例の制定についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第4号は、佐倉市、酒々井町清掃組合職員の退職管理に関する条例の制定についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第5号は、佐倉市、酒々井町清掃組合一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであり、本案は原案のとおり可決されました。
議案第6号は、平成27年度佐倉市、酒々井町清掃組合一般会計補正予算(第3号)についてであり、既定の歳入歳出予算13億6,792万4,000円に歳入歳出それぞれ81万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を13億6,873万6,000円とするものであり、本案は原案のとおり可決されました。
以上、報告します。
〇議長(内海和雄君) ご苦労さまでした。
さらに、印旛郡市広域市町村圏事務組合議会議員、飯塚光昭君。
〔印旛郡市広域市町村圏事務組合議会議員 飯塚光昭君登壇〕
〇印旛郡市広域市町村圏事務組合議会議員(飯塚光昭君) 私からは、平成28年第1回及び第2回の印旛郡市広域市町村圏事務組合議会臨時会についてご報告いたします。
まず、平成28年第1回印旛郡市広域市町村圏事務組合議会臨時会が平成28年3月28日、佐倉市議会棟1階全員協議会室において開催されましたので、その概要についてご報告いたします。
議席の指定が行われ、岡田哲明四街道市議会議長が議席6番に指定されました。
提出議案は、4件です。
議案第1号は、印旛郡市広域市町村圏事務組合行政不服審査法施行条例の制定についてであり、改正行政不服審査法の施行に伴い必要な事項を定めるもので、本案は原案のとおり可決されました。
議案第2号は、印旛郡市広域市町村圏事務組合職員の退職管理に関する条例の制定についてであり、地方公務員法の規定に基づき職員の退職管理に関し必要な事項を定めるもので、本案は原案のとおり可決されました。
議案第3号は、行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてであり、改正行政不服審査法の施行に伴い関係条例の整備を行うもので、本案は原案の可決されました。
議案第4号は、印旛郡市広域市町村圏事務組合一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであり、組合の給与を千葉県人事委員会勧告の内容に準じる内容とし、また地方公務員法の改正に対応するため所要の改正を行うもので、本案は原案のとおり可決されました。
続きまして、平成28年第2回印旛郡市広域市町村圏事務組合議会臨時会が平成28年5月24日、佐倉市議会棟1階全員協議会室において開催されましたので、その概要についてご報告いたします。
議席の指定に続き副議長選挙が行われ、大野博栄町議会議長を選出、次に副管理者選挙が行われ、小坂泰久酒々井町長を選出いたしました。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) ご苦労さまでした。
以上で一部事務組合議会の報告を終わります。
次に、監査委員から例月出納検査の結果報告があり、写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。
次に、議会運営委員会から本定例会の議会運営につきまして答申をいただいております。
さらに、行政報告について、町長、小坂泰久君より発言の申し出がありますので、これを許します。
町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、行政報告をいたしますが、まずこれに先立ちまして、本年4月に発生しました熊本地震により被害に遭われました方々に対し心よりお見舞いを申し上げます。
それでは、今回5件の行政報告を申し上げます。
まず、1件目は、大震災に備えた町の対応についてでございます。平成28年熊本地震では、震源の深さが10キロメートル前後と浅く、直下型の震度7が2回発生し、住家被害は約9万2,000棟であり、多大な被害が発生いたしました。町では、熊本地震の教訓を生かすため、いつ起こるかわからない地震に備え、昭和56年以前に建築された住宅に対して耐震シェルター、耐震ベッドの設置費にかかわる補助金を本議会に提案したところであります。
また、本年5月19日に千葉県が発表した被害想定調査の結果によりますと、県北西部直下地震、マグニチュード7.3、震源は習志野市と千葉市の境界付近、深さ約50キロメートル、主な被害想定項目は揺れ、火災等による建物被害と津波被害としています。酒々井町は、震度5強の地域が約4割、震度6弱の地域が約6割とており、物的被害は全壊家屋と焼失家屋を合わせて5棟以下、また人的被害は死者5人以下、重傷者5人以下、軽傷者約10人とされています。町内は、局部的に地盤が軟弱な箇所や崖に近い家屋も見られるため、危険箇所の周知、避難経路の確保、また避難訓練を実施するなど、震度6強の地震を想定した対応を進めてまいります。
続きまして、2件目は、土砂災害ハザードマップの作成についてでございます。平成27年度に土砂災害ハザードマップを作成し、回覧により各区、自治会を通じて全戸配布を行いましたので、ご報告いたします。
このハザードマップは、千葉県が指定した土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域、また避難所や土砂災害に関する情報などを掲載したもので、大雨などによる土砂災害が予想される場合や土砂災害が発生した場合に住民の自主的な避難を支援し、土砂災害から人命を守るとともに、被害を最小限にすることを目的としたものであります。
災害による被害を最小化するには、自助、共助、公助の連携が大切であり、まずは自分の身を自分の努力によって守っていただく必要があります。また、特に配慮が必要な方を災害から守るためには、地域の方々での協力が不可欠であります。町では、台風など事前に災害のおそれがあるとき、また夜半から大雨警報が発表され、土砂災害の危険があると判断したときには、中央公民館を避難所として開設することとしております。心配だと思ったときには、迷わず早目の避難をお願いいたします。
なお、ハザードマップは町のホームページにも掲載しております。
続きまして、3件目は、酒々井町公共施設等総合管理計画についてであります。平成28年3月に酒々井町公共施設等総合管理計画を策定しましたので、その概要につきましてご報告いたします。
本計画の対象は、庁舎及び学校等の公共施設のほかに、道路、橋梁、上下水道などで、計画期間は平成28年度から平成57年度までの30年間であります。建物の総床面積は約5万3,000平方メートルで、そのうち約7割が築30年を経過し、老朽化が進んでいます。そのため、今後施設の機能と安全性を保つため、大規模改修や更新が必要となりますが、更新に係る経費の見込みにつきましては、直近5年間の投資的経費の年平均実績額は11.7億円、11億7,000万円ですが、60年で建てかえるとして試算した場合は年平均16.1億円、16億1,000万円となり、80年で建てかえるとして試算した場合でも年平均13億円となっております。このような状況を踏まえ、本計画では全体目標として多目的化、複合化により施設等の総量縮減を目指すことなど、6つの目標を掲げました。また、公共施設の適正な管理に向け、維持管理の実施方針として、点検、診断等の適正な実施など、7つの方針を掲げ、計画といたしました。
既に酒々井町でも厳しい人口縮小、南部新産業団地からの税収増が続いているものの個人町民税の減少など、財政縮小が現実のものとなっておりますが、財政制約を超えた公共サービスの確保も重要であります。人口減少に伴い、公共施設に対する需要が縮小していく中で、公共サービスを一定の水準で守っていくためには、ますます公民連携という発想が重要となります。今後個別の施設については、税金だけによる公共財から民間との連携によるファシリティマネジメント、リノベーション等に転換を図り、持続可能なまちづくりを進めていきたいと考えております。
続きまして、4件目は、酒々井町プレミアム付商品券についてであります。平成27年度に国、県の地方創生のための交付金を活用して実施しましたプレミアム付商品券発行事業についてご報告させていただきます。
当事業は、国が示した日常品以外の購入や新たな消費を拡大させ、地域の消費喚起を目的としたプレミアム付商品券並びに町が行った低所得者の子育て世帯を対象とした子育て支援向け商品券の2本立ての事業として実施いたしました。
プレミアム付商品券の発行に当たり、国、県の交付額から事務費を除いた額を町民に一律配分した場合、1人当たりに換算しますと約1,400円という少額であることから、そのままでは消費喚起効果が低いものと考え、販売に当たっては商工業や消費の状況に精通している町商工会を事業主体として、消費喚起効果を最大限発揮することを期待しました。商工会においては、地域経済への波及への工夫として、小売業者や飲食業のほかに建設業やサービス業など、幅広く利用できるよう多様な事業者を対象といたしました。発行総額につきましては、プレミアム付商品券並びに子育て支援向け商品券を合わせますと1億2,627万5,000円であり、利用された額は1億2,592万円で、利用率は99.7%となりました。
地域経済に対してどの程度の効果があったかの検証方法につきましては、国から示された項目により商工会が購入者に対してアンケート調査を実施しました。その結果、日常品以外の購入や新たな消費が拡大した消費喚起効果は、プレミアム額から割り出しますと1.4倍と推計され、プレミアム分が呼び水となり、地域の消費拡大に効果があったものと考えております。
町内外の資本比率につきましては、町内資本に利用された割合は10.7%、町内資本以外に利用された割合は89.3%であったことから、結果として町内資本の商店の利用について専用券を発行するなどの工夫が課題でありました。また、低所得者の子育て世帯への優先配付にとどまり、一般の子育て世帯への配慮が十分でなかったものと考えております。
なお、二重購入者などの不正購入と確認ができた分については、補助金の対象から除外するとともに、国、県に補助金を返還したところであります。
総括として、国からの通知を尊重の余り、町の独自性を発揮することができなかったことが混乱の原因と捉え、包括的責任を痛感し、深く反省しているところであります。
最後に、5件目は、平成28年度ごみゼロ運動についてでございます。本年度のごみゼロ運動につきましては、5月29日に町民の皆様方並びに各種団体のご協力をいただき、無事終了することができました。当日は、天候に恵まれて5,000人を超える多くの町民の参加をいただきまして、24.97トンのごみを収集することができましたことをこの場をおかりいたしまして厚くお礼を申し上げます。今後も町民の皆様のご協力をいただきながら、きれいなまちづくり、地域ぐるみの環境美化活動を展開し、不法投棄のないまちづくりに努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) ご苦労さまでした。
以上で諸般の報告を終わります。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(内海和雄君) これから日程に入ります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第127条の規定により議長から指名します。
16番議員 ア 長 雄 君
1番議員 M 口 信 昭 君を指名します。
◎会期決定
〇議長(内海和雄君) 日程第2、会期決定を議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員会から答申のありました本日から6月16日までの10日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(内海和雄君) 異議なしと認めます。
したがって、本定例会の会期は本日から6月16日までの10日間とすることに決定しました。
なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付してあります会期日程表のとおりですので、ご了承願います。
◎議案第1号ないし議案第8号並びに諮問第1号及び報告第1号ないし報告第
3号一括上程
(提案及び細部説明・総括質疑・委員会付託)
〇議長(内海和雄君) 日程第3、議案第1号ないし議案第8号並びに諮問第1号及び報告第1号ないし報告第3号を一括議題とします。
町長から提案理由の説明を求めます。
町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、提出案件に係ります提案理由についてご説明申し上げます。
今回上程いたしました案件は、8議案、諮問が1件、報告が3件です。以下、順次その概要につきましてご説明申し上げます。
初めに、議案第1号は、専決処分の承認を求めることについてでございます。地方税法等の一部を改正する法律が平成28年3月31日に公布されたことに伴い、納税者に実害が及ばないようにするため、地方自治法第179条第1項の規定により、酒々井町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について同日付で専決処分を行い、制定し、公布いたしましたので、地方自治法第179条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものであります。
なお、一部改正の主な内容につきましては、国民健康保険税の軽減措置を拡充するものであります。
次に、議案第2号は、酒々井町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定についてでございます。酒々井町情報公開条例及び酒々井町個人情報保護条例について、それぞれ設置している審査会は、両制度が相互補完の関係にあり、類似性が高く、その効果、効率性の観点からこれらを統合し、新たに酒々井町情報公開・個人情報保護審査会条例を制定するものであります。
次に、議案第3号は、酒々井町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。酒々井町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例に定める職員の規定は、国の省令による従うべき基準として規定しておりますが、学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令が公布され、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が改正されました。改正の概要については、職員の規定にある放課後児童支援員の資格要件として、「学校教育法定める幼稚園、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教諭」に「義務教育学校の教諭」を加えるものであり、これに準じて町の条例についても一部改正を行うものであります。
次に、議案第4号は、酒々井町青少年交流の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてででございます。酒々井町青少年交流の家設置及び管理に関する条例の施行日について、公布の日から起算して三月を超えない範囲において定めるとしていたものを改めるものであります。
次に、議案第5号は、区域内における公の施設の利用に関する協議についてでございます。酒々井町と成田市との境界に接する酒々井町の一部の区域の汚水を成田市の区域内に存する印旛沼流域下水道幹線管渠に流入させるため、成田市公共下水道を経由することについて、地方自治法第244条の3第2項の規定により同市と協議を行おうとするものであり、同法第244条の3第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第6号は、佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合規約の変更に関する協議についてでございます。佐倉市、四街道市、酒々井町葬祭組合より、同組合規約を変更することについて地方自治法第286条第1項の規定により協議の依頼がありました。内容につきましては、執行機関について構成市町の連携を強化し、効率化を推進するため、現行の執行部組織の正副管理者を構成市町長により改めて組織しようとするもの、また議会組織について、構成市町長が組合議会議員から執行部に移行することに伴い、組合議会議員数を適正な定数に改めるものであります。あわせて、既に左横書き化に改正している組合の条例等例規及び議会等の例規との整合を図るため、組合規約を左横書き形式に改め、文言等を整理しようとするものであります。
次に、議案第7号は、平成28年度酒々井町一般会計補正予算(第1号)でございます。今回の補正は、制度改正に伴う平成28年度の臨時福祉給付金や年金生活者等支援臨時福祉給付金の支給経費を初め青年就農者確保・育成給付金の新設、酒々井駅とアウトレットを結ぶ路線のバス停留所増設に関する補助事業、社会資本総合整備交付金事業の増額のほか、議員の期末手当及び各種嘱託職員報酬、人件費関係の補正を行うとともに、教育関係では酒々井小学校南校舎のトイレ改修工事、大室台小学校の空調機修繕、公民館耐震補強の設計変更など、緊急を要する経費等を計上いたしました。また、新たに緊急対策として、木造住宅の耐震シェルター、また防災ベッドを設置する高齢者や障害者等、いわゆる避難弱者に補助金を交付し、住民の安全・安心につなげてまいりたいと考えております。このようなことから、既定の歳入歳出予算63億2,836万6,000円に歳入歳出それぞれ1億6,683万9,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ64億9,520万5,000円にしようとするものであります。細部につきましては、後ほど企画財政課長からご説明申し上げます。
次に、議案第8号は、平成28年度酒々井町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。今回の補正は、平成30年度から県が市町村とともに国民健康保険の運営を行うことに伴い、県で標準税率等を試算するための情報を提供するに当たり、所要のシステム改修が必要となるものであります。歳出では、電算業務に係る委託料を計上し、その財源として国庫補助金を歳入に計上するものであります。既定の歳入歳出予算30億2,953万6,000円に歳入歳出それぞれ64万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億3,018万4,000円にしようとするものであります。
次に、諮問第1号は、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございます。人権擁護委員の林洋子委員が本年9月30日に任期満了となることに伴い、千葉地方法務局長から後任の推薦依頼がありましたので、人権問題に深い理解があり、人権擁護委員としての実績のある同氏を引き続き候補者として推薦したく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。
次に、報告第1号は、平成27年度酒々井町一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてであります。事業の進捗状況または国の補正予算の活用、さらに国における新制度の工程上の理由等により、繰越明許費を設定した事業について、翌年度に繰り越すべき額が確定しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により平成27年度一般会計予算繰越明許費繰越計算書のとおり報告するものであります。
次に、報告第2号は、平成27年度酒々井町水道事業会計予算繰越計算書についてであります。平成27年度酒々井町水道事業会計のうち東酒々井地区配水管布設替詳細設計業務(その3)、無電柱化事業に伴う配水管布設詳細設計業務、東酒々井地先配水管布設替工事(3工区)につきまして、地方公営企業法第26条第1項の規定により予算繰り越しの処理を行いましたので、同法第26条3項の規定により報告するものであります。
次に、報告第3号は、平成27年度酒々井町下水道事業会計予算繰越計算書についてであります。平成27年度酒々井町下水道事業会計のうち特環公共下水道南酒々井27―802―9工区工事につきまして、地方公営企業法第26条第1項の規定により予算繰り越しの処理を行いましたので、同法第26条第3項の規定により報告するものであります。
以上が各提出案件に係ります提案理由の説明でございます。よろしく慎重ご審議、ご決定くださいますことをよろしくお願い申し上げます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 以上で町長の提案理由の説明が終了しました。
次に、担当課長から細部説明を行います。
議案第7号について、企画財政課長、岡野義広君。
〇企画財政課長(岡野義広君) それでは、第7号の平成28年度酒々井町一般会計補正予算(第1号)の細部につきましてご説明をさせていただきます。
歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明をいたします。まず、9ページの事項別明細書をお願いいたします。1款議会費、1項議会費、1目議会費、議員報酬52万6,000円につきましては、議員の期末手当0.1カ月分引き上げる条例改正が行われましたことにつきまして増額をするものでございます。
続きまして、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、総務一般事務費427万9,000円につきましては、シティープロモーションアドバイザーとして新規採用の嘱託員報酬等と自動車運転手の賃金職員から嘱託員への任用がえによる調整を行うものでございます。
3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費、戸籍住民基本台帳一般事務費533万7,000円につきましては、個人番号カード交付事業に係るものであり、負担金から補助金への調整とあわせて個人番号カード交付事業補助金として増額するものでございます。この経費につきましては、全額国庫負担となります。
続きまして、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、臨時福祉給付金支給事業についてでございます。一昨年、昨年度と同様に消費税率引き上げの緩和措置として、所得の低い方に1人当たり3,000円を給付するものでございます。4,000人の対象を見込みまして、給付金と事務費を合わせ1,843万6,000円を計上するものでございます。
続きまして、10ページになりますが、年金生活者等支援臨時福祉給付金事業については、既定の高齢者向け給付金のほかに障害遺族年金受給者向けに対象者が追加されました。1人当たり3万円を給付するもので、1,000人の対象者を見込み、給付費と事務費を合わせ3,040万8,000円を、これらに係ります職員人件費として時間外手当といたしまして50万円を計上するものでございます。これらの経費につきましても全額国庫負担となります。
続きまして、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、子ども・子育て支援事業につきましては、嘱託員、保育アドバイザーを新設したことから、報酬及び共済費を増額し、145万1,000円を計上するものでございます。
11ページになりますが、4款衛生費、3項清掃費、3目し尿処理費、し尿処理事業でございます。29万5,000円につきましては、循環型社会形成推進交付金の精算に伴う償還金の増額でございまして、浄化槽の設置補助の過年度分の確定によるものでございます。
続きまして、5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、農業進行管理事業150万につきましては、青年就農者確保・育成給付金を新設するもので、新規就農者1名分を計上するものでございます。この経費につきましては、全額県費負担となります。
6款商工費、1項商工費、3目観光費、観光事業77万円につきましては、酒々井駅からプレミアムアウトレット間にバス停を2カ所増設し、観光事業といたしまして町内への誘客を図るためちばグリーンバスへの補助金を計上するものでございます。
7款土木費、1項道路橋梁費、2目交通安全施設費、社会資本整備総合交付金事業でございますが、5,454万5,000円につきましては、町道02―009号線酒々井地先の南側でございますが、そこの電線の共同溝工事費につきまして増額をするものでございます。
3目道路維持費、社会資本整備総合交付金事業3,000万円につきましては、橋梁長寿命化計画に基づく点検及び修繕委託を増額するものでございます。
12ページになりますが、4目道路改良新設費、社会資本整備総合交付金事業でございますが、補償補填及び賠償金として47万2,000円でございます。これにつきましては、町道02―003号線伊篠地先の電柱移設、3本の移設先が確定しましたことから、東電に補償するものでございます。
3項都市計画費、1目都市計画総務費のうち住宅耐震事業250万につきまして、木造住宅耐震シェルター等整備費補助金の新設のため、耐震シェルター設置、防災ベッド設置の補助金として計上するものでございます。住宅リフォーム補助事業20万円につきましては、社会資本整備総合交付金事業の内示により増額するものでございます。
9款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、教育総務一般事務費につきまして、嘱託員として新規に教育施設等技術員を配置したため、報酬等の増額344万8,000円を計上するものでございます。
2項小学校費、1目学校管理費のうち酒々井小学校施設整備管理事業972万円でございますが、酒々井小学校南校舎トイレ改修工事として便器の洋式化工事を15基行うため計上したものでございます。また、大室台小学校施設整備管理事業として67万円は、校舎2階の空調機1系統のエアコン配管に異常があり、修繕をするため計上するものでございます。
13ページをお願いいたします。4項社会教育費、3目公民館費、公民館管理費178万2,000円につきましては、公民館耐震補強の設計変更及び単価更正業務の委託料でございまして、講堂にありますつり天井の撤去、照明のLED化、研修棟の補強工法の変更等と、さらに単価の見直し更正をするものでございます。
以上、歳出の補正予算案の総額は1億6,683万9,000円でございます。
次に、財源につきましてご説明させていただきます。8ページにお戻りいただきたいと思います。8ページの13款国庫支出金、2目国庫補助金、1目総務費国庫補助金につきましては、事務的な歳入更正により社会保障・税番号制度システム整備費を減額し、個人番号カード交付事業の増額と合わせて533万7,000円を増額するものでございます。
2目民生費国庫補助金につきましては、臨時福祉給付金、年金者等支援臨時福祉給付金及び事務費関係で4,934万4,000円となります。
4目土木費国庫補助金、1節道路橋梁費補助金2,615万円については、社会資本整備総合交付金の対象事業として町道02―009号線道路改良工事及び橋梁長寿命化計画に伴う点検補修の経費に対してその55%を、また2節都市計画費補助金10万円は、住宅リフォーム補助金の50%交付を見込んでおります。
14款県支出金、2項県補助金、4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金150万円は、青年就農者確保・育成給付金として全額交付されるものでございます。
17款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、1節財政調整基金繰入金6,510万8,000円につきましては、財源調整のため、財政調整基金から繰り入れを増額するものでございます。ちなみに、補正後の残高見込みといたしましては、5億6,890万1,000円を見込んでございます。
20款町債、1項町債、5目土木債、1節道路橋梁債、地方道整備事業1,930万円につきましては、町道02―009号線道路改良及び橋梁長寿命化計画に伴う点検補修の経費に充当するものでございます。
最後に、4ページをお願いいたします。4ページの第2表、地方債の補正でございます。地方道整備事業債の現行の限度額でございます1億2,690万円に1,930万円を増額いたしまして、1億4,620万円に変更するものでございます。
以上、一般会計補正予算(第1号)につきまして内容を説明させていただきました。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。
〇議長(内海和雄君) 以上で担当課長による細部説明が終了しました。
これから総括質疑を行います。
7番議員、齊藤議員。
〇7番(齊藤 博君) 済みません。2件ばかりお願いしたいんですが、1つは議案の第4号、これ委員会の担当分野ではあるんですが、立法上のちょっと質問なんで、あえてさせていただきます。もう一つは、第7号が1点ですんで。
最初に、議案第4号ですが、朝の全員協議会で何らかの説明あるかと思ったんですが、まるっきりございませんでした。今回の条例を見ますとですね、今まで3カ月以内という一定の区切りがあって、その中で公布日を決めるよという一定の枠組みがあった。結局見通しがあったわけですけども、今回の条例で行きますと、極端に言えばですよ、1年も2年もそういう意味での見通しは全然ないというふうにしか私には受け取れないんですね。立法上は、そういうことになるはずなんですよ。規則で決めるということはですね、その規則を決める期限も書いていない。我々議会でどういう審議をしたらいいのかですね、それすらもわからないくらいの条例なんですが、今こういう附則にした理由としては、あの青少年交流の家を利用できる期日、開始できる期日が全く見通しがないということの中で、このような表現になったのか、まずお聞きをしたいと思います。
それから、議案の第7号の中の12ページで、新規就農された方の補助金ですか、県事業で始まるということなんですが、いろんな条件があると思うんですね。酒々井町に該当するような方がいるのかどうかが最終的に知りたいところなんですけれども、そういう意味で150万という数字を持ってきたのかですね、その辺も含めて条件、これをお答えいただければと思います。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 生涯学習課長、木内達彦君。
〇生涯学習課長(木内達彦君) 議案第4号、酒々井町青少年交流の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。中央台青少年交流の家の設置につきましては、現在工事が中断してございます。当初3カ月と条例で区切って供用を開始する予定でおりましたが、現在のところ中断しているということでございますので、3カ月の6月では規則が施行できないということで、今回その期日のほうを外させていただきました。見通しがつけば、規則を設置し、議会のほうにも報告をさせていただきます。
〇議長(内海和雄君) 経済環境課長、芝野芳弘君。
〇経済環境課長(芝野芳弘君) それでは、私からは青年就農者給付金の関係でお答えをさせていただきます。
まず、対象要件につきましては、独立自営就農時に45歳未満であること、それと青年等就農計画等が基準に適合していることと、人・農地プランへの位置づけられていること、認定農業者であることというような要件がございます。今回計上させていただきましたものについては、対象者がいるということで予算計上をさせていただいたところであります。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 7番議員、齊藤博君。
〇7番(齊藤 博君) 予算につきましては、了解をさせていただきました。また、細かいところは担当課でお聞きしたいと思います。
まず、青少年の交流の家ですけど、それでは私ども審議のしようがないんで、3カ月以内という一定の枠の中で、合理的な理由があって、そのうちでやらせてくださいという条例でしたから、結果的に可決になったわけですけど、今の説明ですとわからない。簡単に言えば、私どもが町民に聞かれてですね、どういうふうにこれは賛成したの、どういう経緯あったのといったときに、我々は何て答えていいんですか。わからないけど、賛成したよとしか言いようがない。そういう条例の制定の仕方ありませんでしょう。法律的にですね、立法でというのかな、ただ全部規則に任せてですね、規則というのは議会関係ないんですね。執行部だけでできるわけですよ。そういう法律を、あるいは条例をつくる、そういう手法というのは可能なのかどうか。これ総務課長、ちょっとお答えをいただきたい。
それからですね、今みたいにめどが立ったときには条例をつくるよというようなお話だろうと思うんですが、それならば今時点では廃止をして、その廃止をした上でですね、めどが立てば、じゃいつからちゃんともう見通し立ちましたよということで、改めて条例を提案をしていただくということの検討はされなかったんですか。お願いします。
〇議長(内海和雄君) 総務課長、大塚正徳君。
〇総務課長(大塚正徳君) 今回の条例改正につきましては、法令審査のほうで審査させていただきまして、可能という判断で今回規則に委ねるという形で上程させていただいたものでございます。
以上です。
〇7番(齊藤 博君) もう一点。検討したか、していないでも結構ですよ。
〇議長(内海和雄君) 生涯学習課長、木内達彦君。
〇生涯学習課長(木内達彦君) 条例の制定の附則についての方法論で、期日を設定するもの、期日の設定がないもの、いずれも法令審査のほうで可能であるということで、今回現実的な形をとらさせていただきました。条例廃止に関しては、検討しておりません。
〇議長(内海和雄君) ほかにありませんか。
5番議員、御園生浩士君。
〇5番(御園生浩士君) では、幾つかさせていただきます。
今と同じなんですが、議案の第4号です。3月の議会では、第11条、この条例に定めるもののほか必要な事項は教育委員会会則で定めるというふうにあります。今回の新しい部分についてはですね、規則で定めるというふうにあるんですが、この規則というのはどこでつくるのかなということが1つの質問です。
それから、私前のことちょっとあれなんですけども、前の附則はですね、この条例は、公布の日から起算して三月を超えない範囲内において規則で定める日から施行するとあったんですね。だから、私もちょっとミスっていたんですけども、三月じゃなくて、3カ月という意味だったんでしょうね。その確認です。
それからあと、議案第5号でございます。議案第5号のですね、この下水道を入れるようなんですが、工事費の支出は開発業者がするのか、役場がするのか。施工は、開発業者がするのか、役場が入札をするのか。完成後の管理及び費用については、どこの負担になるかですね。この文書の中で、4と5がありますけれども、維持管理費に要する費用の一部を成田市に納入するというふうにあります。これは、金額が決まっているんであれば、幾らであるのかと、それから定期的に支払うのか、一回払って終わりなのか教えていただきたいと思います。
それから、5番の使用条件の下水道使用料は本町が徴収するというふうにありますが、納入はどこへするのかお聞かせ願えますか。
それから、ここすごく細い道なんですが、この道路の工事とか、それから水道施設、それから歩道等ですね、これに付随する工事が幾つか出てくると思うんですが、その辺の費用負担もちょっとお聞かせいただけないのかなというふうに思っています。
それから、この水道については、町営水道なのか成田市の市営水道なのかも決まっていれば教えていただきたいと思います。
また、地図をいただいておりまして、汚水流入区域ということで、この平米数はどれぐらいの平米数があるのか教えてほしいということですね。
それから、この周りにですね、公津の杜もございまして、非常にいい住宅地になるというか、そんな感じがありますが、この区域外で開発があった場合とか家が建った場合はですね、酒々井町内、この施設を利用できるのかも教えていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 生涯学習課長、木内達彦君。
〇生涯学習課長(木内達彦君) 規則につきましては、管理担当いたします教育委員会会議で規則を制定いたします。
〇議長(内海和雄君) 上下水道課長、板垣一成君。
〇上下水道課長(板垣一成君) 私からは、議案第5号につきましてお答えさせていただきたいと思います。
まず、こちらの下水道が利用する施設につきましての工事費の支出につきましては、事業者のほうで支出することになります。
それから、施工につきましても、町ではなくて事業者のほうで施工するという計画と伺っております。
それから、管理につきましては、今後事業者と具体的な協議をする中で決めていくということになります。
それから、成田市のほうに納入する維持管理費につきましては、これはこれからですね、成田市と協議して決めることになりますので、現在は未定ということになっております。
そして、その支払い方法につきましては、一括なのかというご質問ですが、これにつきましては下水道をですね、成田市のほうに接続している限り継続して支払っていくということで計画してございます。
それから、下水道使用料の本町が徴収するというところで、納入はどこがするのかというご質問でございますけども、これにつきましてはこの施設の利用者が納入するということになります。
あと、この事業地のですね、面積につきましては、詳細な数値等は伺っておりませんので、ちょっと控えさせていただきたいと思います。
それから、水道につきましてはですね、この地区については水道のほうは整備されていない地域になりますので、自家水という形で今のところは計画されているというふうに伺っております。
私からは以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 5番、御園生浩士君。
〇5番(御園生浩士君) ありがとうございます。使用条件の下水道使用料は、本町が徴収し、事業者がお支払いになるんですが、そのお金をですね、町が徴収して、そのお金はどこに行くのかって先ほどお聞きしましたんで、今のお話からすると、どっちなんですかね。その件ですね。
それから、あれもお答えなかったんですが、区域外で開発があった場合ですね、この施設、管は利用できるのか、利用できないのか。
それと、私の記憶だとここたしか特養老人ホームができるという話になっていたと思うんですが、そのほかには何か建物が建つのかどうかもお聞かせ願えますか。
〇議長(内海和雄君) 上下水道課長、板垣一成君。
〇上下水道課長(板垣一成君) まず、1点目の下水道の使用料金につきましてですね、この納入先はどこかというところでございますけども、これにつきましては利用者が支払いをしまして、その収入は町のほうに使用料としていただくものでございます。
それから、そのほかの区域外の施設等ができた場合に、下水道が利用できるかどうかということでございますけども、これにつきましては個別にですね、その都度協議をしてですね、受け入れ先が成田市内になりますので、そちらの受け入れ容量等ですね、協議しながら、個々の案件として進めていくということになります。
私からは以上でございます。
〇議長(内海和雄君) まちづくり課長、松本有二君。
〇参事兼まちづくり課長(松本有二君) この地域に建物というご質問ですけども、この地域は市街化調整区域ということでございますので、それにつきましては市街化調整区域でも可能なものはございますが、個別に判断という形になってこようかと思います、今後につきましては。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 5番議員、御園生浩士君。
〇5番(御園生浩士君) 最後になりますけども、汚水流入区域がありますよね。ここにたしか特養老人ホームができると思うんですね。老人ホーム、非常にありがたい話なんで、ということはですね、ここで下水やってくるということは、千葉県の許可がおりたのか、おりていないのかをちょっとお聞かせ願いたいと思います。
それと、もう一点、町民用のですね、部屋とかベッドは補助金を出して確保しているか、していないか。もしも確保していないようであると、この会社のためにですね、何か便宜供与をしているよう感じになってしまうんで、その辺の見解をちょっとお聞かせください。
〇議長(内海和雄君) 上下水道課長、板垣一成君。
〇上下水道課長(板垣一成君) 私からは、1点目のこの下水道の接続に関しての県の許可がおりているかどうかということでございますが、この地域は区域外ということでございまして、本来であれば本町の下水道が整備されていればそちらに接続することができるのですが、この周辺は下水道が整備されていないということがありますので、今回成田市と協議するに当たって、県のほうにも相談して、関係者である成田市とこれから協議を進めていくということで進めてまいります。
私からは以上でございます。
〇5番(御園生浩士君) 議長、済みません。今の質問3回目になっちゃったんですが、質問の趣旨取り違えちゃっているんで、その辺もう一回説明させてもらっていいですか。
〇議長(内海和雄君) まだ答弁あるんでしょう、答弁、福祉課。
健康福祉課長、河島幸弘君。
〇健康福祉課長(河島幸弘君) それでは、今の施設の県と協議されているのかどうかというご質問でございますが、今県と協議している段階というふうに私どもは伺っております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) ほかにありますか。
13番議員、竹尾忠雄君。
〇13番(竹尾忠雄君) それでは、4号議案についてお尋ねをいたします。
この件については、本日の全員協議会で担当課からの説明ということで議題に上がっていましたけれども、説明というよりも、説明になっていない説明で、ただ休止になっていることでありますので、私この4号議案とこの交流の家の完成との関係でですね、関連しますので、お尋ねをいたします。先ほどの全員協議会で伺った点では、3月の25日が契約期限だということでありますが、3月26日以降工事が休止していると。工事が今休止状態で数カ月経過している。そういう中で、工事契約者、いわゆる業者ですね、業者が工期までに完了、完成しなかった理由についてお尋ねしたいと思います。
そして、休止の理由ですね。数カ月も休止しているってことは、まさに異常な状態だというふうに私は思います。
それで、数カ月過ぎているわけですから、当然町として、発注者として業者との話し合いはいつから何回行っているんですか、お尋ねをいたします。
そして、私も現場見ましたけども、中が見えませんので、外からの範囲ですけども、いわゆる請負業者の工事は完成までに何%ぐらい終わっているのかどうか。8割とか9割とか、その辺完成ぐあいがどの辺まで達成されているのかお尋ねいたします。
そして、弁護士とも相談しているということで、先ほど全員協議会でご報告がありましたが、私ども多くの町民の皆さんから業者の皆さん方が町を訴えたと、裁判をやる、そんなような話も聞いておりますけれども、先ほどの町の説明ではこの件について弁護士と相談していると。いつから相談し、今後の対応見通し、どう対応されるのか。町として業者に訴えるのか、その辺の状況、今後の見通しについてお聞かせ願いたい。
そして、工期内に完了しなかった、そして休止状態になっているという状況の中で、こういう状況に至ったことについてですね、町としては非はなかったのかどうか。町としてもこういう点で追加工事があったとか、いろいろ経過あると思いますけども、業者が工期までに終わらず休止している、こういう事態になっていることについて、町としての非はなかったのかどうか。あるとすれば、どういう点があったのか。以上、まずお聞きします。
次に、担当になりますけども、補正予算での先ほど農業就農者の助成金のことでありますけども、町内で農業後継者がですね、就農されるという見通しのもとでですね、今回補正予算が組まれたと。大変結構だと。この条件にはですね、いわゆる町としてのですね、人・農地プランを作成しなければならないということでありますが、酒々井町では人・農地プランがこの年度当初には作成されていなかったんですけども、その後プランの作成をするということで、委員会を立ち上げるということでありました。農地プランの作成委員会開いて決定されたのかどうか、その1点だけお尋ねして、第1回目終わります。
〇議長(内海和雄君) 生涯学習課長、木内達彦君。
〇生涯学習課長(木内達彦君) 青少年交流の家設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに関連する形で、青少年交流の家の契約状況等についてのご質問でございます。先ほどの全員協議会でも説明させていただきまして、議長のほうからご提案があった件について検討し、ご提出をさせていただきたいと考えております。
弁護士相談につきましては、弁護士案件となっている関係上、発言を差し控えさせていただきます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 経済環境課長、芝野芳弘君。
〇経済環境課長(芝野芳弘君) それでは、私からは人・農地プランの作成状況ということですので、人・農地プランにつきましては昨年委員会を立ち上げまして、28年の3月末に人・農地プランを作成しております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 13番議員、竹尾忠雄君。
〇13番(竹尾忠雄君) それでは、2回目の質問をいたします。
今4号議案について、担当課長のほうからお答えにはなっていないんですけども、答弁がありました。全員協議会で議長のほうから文書で議会に提出するようにと。それについては、作成して提出するということになっておりますけれども、これ4号議案とね、密接に関係するんですよね。これが完成しなければ、この条例必要ないわけですから、それとも密接な関係あるわけですから、当然この4号議案でですね、質疑があるというふうに想定されるわけですから、今私が第1回目で質問した工期までに終わらなかった理由、休止している理由ですよね。完成までにどのくらいの今工事が終了しているのか。パーセント、大体このぐらいぐらいは言えるんじゃないですか。
それから、町としてのですね、こういう状態になった経緯について、経過についてですね、町には何ら非がないのかどうか。答弁してください。
そして、弁護士との関係どうのこうのって言われるんですけど、今後についてはともかく、いつから弁護士と相談しているのか、それは別に差し支えないんじゃないですか。その点についてお答えください。
〇議長(内海和雄君) 生涯学習課長、木内達彦君。
〇生涯学習課長(木内達彦君) 中央台に建設しております青少年交流の家につきましては、相手方でございます株式会社ヤマロクが工事内容を記載した契約書を履行せず、中断しています。工事につきましては、契約内容、実施設計、確認申請、建設一式となっております。これらが履行されていない、履行せずに中断しているということでございます。
先ほど来、非はないのか等々というご質問がございましたが、これに関しては答弁を差し控えさせていただきます。
〇議長(内海和雄君) 13番議員、竹尾忠雄君。
〇13番(竹尾忠雄君) この問題はですね、税金のですね、使い方の問題。今東京都の知事がですね、税金をですね、公私混同して使っている、こういう問題が昨日の記者会見で今多くの都民の批判を浴びている中でですね、酒々井町のこの問題も税金の使い方の問題じゃないんですか。この重大な問題についてですね、町が非がないのか、あるかについて答えられないということは、返してみれば、町にも非があるということをお認めになったと私は思うし、町民は思います。そして、何よりもですね、私町政始まって以来だと思うんですよ。町が契約してですね、そして工期の延長はこれまでもあったかしりませんけども、こういう数カ月もですね、休止状態でおるってことは、こういう事件は私町政始まって以来のことだと思いますよ。ましてや多くの町民がどうなっているんだと、あの入り口の問題からしてですね。非常に多くの皆さんが私たち議員にも聞かれるわけですけども、こういう重大な事件に対して、町長がですね、行政報告でイの一番に報告しなければならない問題を一言も議会と町民に報告しない、謝罪しない、これ重大な町民と議会を軽視することだと、こう私言わざるを得ません。あとは、委員会で審議尽くされることを願います。
以上で質問を終わります。
〇議長(内海和雄君) 以上で質疑なしと認めます。
これで総括質疑を終わります。
ここでしばらく休憩します。
(午前11時00分)
〇議長(内海和雄君) それでは、休憩前に引き続き再開します。
(午前11時15分)
〇議長(内海和雄君) お諮りします。
ただいま議題となっております議案第2号ないし議案第5号並びに議案第7号及び議案第8号につきましては、会議規則第39条第1項の規定によりお手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(内海和雄君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第2号ないし議案第5号並びに議案第7号及び議案第8号につきましては、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託することに決定しました。
◎請願第3号ないし請願第6号
〇議長(内海和雄君) 日程第4、請願第3号ないし請願第6号を議題とします。
請願第3号の紹介議員である小早稲賢一君から請願の趣旨説明を求めます。
15番議員、小早稲賢一君。
〔15番 小早稲賢一君登壇〕
〇15番(小早稲賢一君) 請願第3号につきまして説明をさせていただきます。
請願第3号は、東酒々井郵便局前T字路交差点への信号機の早期設置に関する請願書について説明いたします。酒々井町議会議長、内海和雄様。請願者、千葉県印旛郡酒々井町東酒々井1丁目1番82、東酒々井1丁目太陽子供会交通安全推進隊代表、小早稲美穂。同じく請願者、千葉県印旛郡酒々井町東酒々井1丁目1番28ロータリーパレス酒々井管理組合理事長、宮原暁。紹介議員、私、小早稲賢一でございます。賛成議員、佐藤修二議員、同じく賛成議員、M口信昭議員。
請願の趣旨・理由について説明いたします。東酒々井郵便局前のT字路交差点については、学童の通学路であり、朝の通学時間帯は、JR駅に近いこともあり、学童のほかに駅へ向かう通勤通学者や送り迎えなどをする車などで、ラッシュ時には、大変混雑し危険な箇所であります。
また、この横断歩道は、交通安全ボランティアの協力により、スクールガードを長年続けてきた場所でもあります。そして、以前にも請願が出されており、町や議会では交通安全上問題視されてきた場所でもありましたが、数年前、中川踏切側の十字路交差点に、前ぶれもなく、信号機が設置されたため、私どもといたしましては、一時的に信号機設置の要望を見合わせてきたところであります。
しかしながら、本年4月の新学期に入り、大室台小学校に通う1年生が10名ほど増加し、総勢24名以上の大勢の登校班に膨らみました。実際には24名です。
以上のことから、交通安全対策上、信号機の早期設置を、切に要望いたします。
請願事項。1、東酒々井郵便局前のT字路交差点への信号機の早期設置について、請願いたします。
以上です。よろしくお願いいたします。
〇議長(内海和雄君) 以上で請願第3号の趣旨説明が終了しました。
ただいま議題となっております請願第3号につきましては、会議規則第92条第1項の規定によりお手元に配付の請願文書表のとおり、総務常任委員会に付託します。
次に、請願第4号及び請願第5号の紹介議員である川島邦彦君から請願の趣旨説明を求めます。
6番議員、川島邦彦君。
〇6番(川島邦彦君) 請願第4号及び請願第5号についての趣旨説明をさせていただきます。
まず、請願第4号、「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願についてでございます。義務教育は、憲法の要請に基づき子供たち一人一人が国民として必要な基礎的資質を培うためのものです。教育の全国水準や機会均等を確保する義務教育の基盤づくりは、国の責務であり、そのために設けられたのが義務教育費国庫負担制度です。
国において、平成23年度に小学校1年生の35人以下学級が実現いたしました。平成24年度は、新たに小学校2年生の35人以下学級編制が可能となり、各都道府県においても学級定員規模を縮小する措置が都道府県単費で行われています。しかし、国民にひとしく義務教育を保障するという観点からいえば、財政的に最低保障として下支えしている義務教育費国庫負担制度は必要不可欠です。この制度が廃止されたり、国の負担割合がさらに下げられたりした場合、自治体によっては「40人学級」や「教職員定数」が維持されないことが危惧されます。義務教育の水準に格差が生まれることは必至です。
学校基幹職員である学校事務職員・学校栄養職員を含め、教職員の給与を義務教育費国庫負担制度から適用除外することは、「義務教育費国庫負担法」第1条に明記されている「教育の機会均等とその水準の維持向上」という目的に反するばかりでなく、財政負担を地方自治体に課し、厳しい地方財政をさらに圧迫するものです。また、義務教育の円滑な推進を阻害する恐れも出てきます。よって、私たちは義務教育費国庫負担制度の堅持を強く要望いたします。
この趣旨について本議会でご審議をいただき、関係行政機関宛てに意見書を提出していただきたいとお願いするものでございます。
続きまして、請願第5号、「国における平成29年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願についてでございます。教育は、日本の未来を担う子供たちを心豊かに育てる使命を負っております。しかしながら、社会の変化とともに子供たち一人一人を取り巻く環境も変化して、教育諸課題や子供の安全確保等の課題が山積しています。また、東日本大震災、原子力発電所の事故からの復興はいまだ厳しい状況の中にあると言わざるを得ません。子供たちの健全育成を目指し豊かな教育を実現させるためには、子供たちの教育環境の整備を一層進める必要があります。
そこで、以下の項目を中心に、平成29年度に向けての予算の拡充を働きかけていただきたいと考えます。
1、震災からの教育復興にかかわる予算の拡充を十分に図ること。
2、少人数学級を実現するため、公立義務教育諸学校の教職員定数を改善する計画を早期に策定・実現すること。
3、保護者の教育費負担を軽減するために義務教育教科書無償制度を堅持すること。
4、現在の経済状況を鑑み、就学援助や奨学金事業にかかわる予算をさらに拡充すること。
5、子供たちが地域で活動できる総合型地域クラブの育成等、環境・条件を整備すること。
6、危険校舎、老朽校舎の改築や更衣室、洋式トイレ設置等の公立学校施設整備費を充実すること。
7、子供の安全と充実した学習環境を保障するために、基準財政需要額の算定基準を改善し、地方交付税交付金を増額することなど、予算の拡充に向け意見書の提出をお願いするものでございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(内海和雄君) 以上で請願第4号及び請願第5号の趣旨説明が終了しました。
ただいま議題となっております請願第4号及び請願第5号につきましては、会議規則第92条第1項の規定によりお手元に配付の請願文書表のとおり、教育民生常任委員会に付託します。
次に、請願第6号の紹介議員である竹尾忠雄君から請願の趣旨説明を求めます。
13番議員、竹尾忠雄君。
〔13番 竹尾忠雄君登壇〕
〇13番(竹尾忠雄君) それでは、請願について趣旨説明を行います。
TPPの協定を国会で批准しないよう求める意見書の提出を求める請願ということでありますが、さきの国会で安倍総理は、日本が率先して働き、早期発効に向けた機運を高めるというようなことで、いわゆるTPPの批准を求める国会審議が始まりました。審議がたった数日で頓挫し、参議院選挙後の先送りが決まりました。この短期間の審議の中でも、私は思うんですが、最高議決機関である国会に対するいわゆる協定書の資料提出を求め、政府から提出されたものは全くの黒塗りの資料が象徴するように、異常な秘密主義のものでありました。そして、審議を通じて国会決議違反が明白になりました。
それでは、読み上げまして説明とさせていただきます。
TPP協定を国会で批准しないよう求める意見書の提出を求める請願。
平成28年5月30日。酒々井町議会議長、内海和雄殿。請願団体、印旛農民センター酒々井支部代表、鈴木和。紹介議員、私、竹尾忠雄でございます。
請願趣旨。TPP(環太平洋経済連携協定)は、重要5品目の3割の関税を撤廃するほか、米の輸入枠の拡大、牛・豚肉の関税引き下げなどの大幅な譲歩を行おうとしています。加えて、そのほか農産品では98%の関税撤廃を合意しており、酒々井町の農業生産にとって重大な影響が懸念されます。
安倍政権は、TPPの今国会での承認を見送らざるを得なかったものの、参議院選挙後の臨時国会での早期承認を狙っています。
今国会のわずかな審議の中からも、@TPP協定は関税の撤廃・削減をしない「除外」規定が一切存在しないこと、A付属書で、日本だけが農産物輸出大国5カ国との間でさらなる関税撤廃に向けた見直し協議を特別に義務づけられていること、B一切手をつけさせなかったという155細目も、品目で見れば「無傷」のものはただの一つもなかったという事実を、石原TPP担当相と森山農相は認めざるを得ませんでした。
これらの内容が「農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること」(2013年4月18日・19日の衆参農林水産委員会)とした国会決議に違反していることは明らかであります。
以上の趣旨に基づき、下記の事項について、政府関係機関への意見書の提出を求めます。
請願事項。1、国会決議に違反するTPP承認案を撤回し、関連法案を廃案にすることを求めます。
ぜひ皆さんのご賛同をお願いし、提案説明といたします。よろしくお願いします。
〇議長(内海和雄君) 以上で請願第6号の趣旨説明が終了しました。
ただいま議題となっております、請願第6号につきましては、会議規則第92条第1項の規定によりお手元に配付の請願文書表のとおり、経済建設常任委員会に付託いたします。
◎休会の件
〇議長(内海和雄君) 日程第5、休会の件を議題とします。
お諮りします。議案調査及び委員会審査のため、6月8日から6月14日までの7日間は休会にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(内海和雄君) 異議なしと認めます。
したがって、6月8日から6月14日までの7日間は休会とすることに決定しました。
◎散会の宣告
〇議長(内海和雄君) 以上で本日の日程は全て終了しました。
本日はこれで散会します。
(午前11時35分)