平成27年第7回酒々井町議会定例会
議 事 日 程(第2号)
平成27年12月9日(水曜日)午前9時開議
日程第1 一般質問
本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
出席議員(16名)
1番 M 口 信 昭 君 2番 須 藤 伸 次 君
3番 酒 瀬 川 健 一 君 4番 那 須 光 男 君
5番 御 園 生 浩 士 君 6番 川 島 邦 彦 君
7番 齊 藤 博 君 8番 内 海 和 雄 君
9番 佐 藤 修 二 君 10番 江 澤 眞 一 君
11番 平 澤 昭 敏 君 12番 越 川 廣 司 君
13番 竹 尾 忠 雄 君 14番 地 福 美 枝 子 君
15番 小 早 稲 賢 一 君 16番 ア 長 雄 君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条第1項の規定により出席した者の職氏名
町 長 小 坂 泰 久 君 副 町 長 横 尾 貞 昭 君
教 育 長 木 村 俊 幸 君 教 育 次長 鈴 木 正 義 君
参 事 兼 斉 藤 広 君 税 務 住民 河 島 幸 弘 君
総 務 課長 課 長
参 事 兼 赤 地 忠 勝 君 企 画 財政 大 ア 智 行 君
健 康 福祉 課 長
課 長
住 民 協働 岡 野 義 広 君 経 済 環境 芝 野 芳 弘 君
課 長 課 長
まちづくり 松 本 有 二 君 上 下 水道 清 宮 高 由 起 君
課 長 課 長
農業委員会 芝 野 芳 弘 君 こども課長 大 塚 正 徳 君
事 務 局長
学 校 教育 猪 鼻 慎 二 君 生 涯 学習 木 内 達 彦 君
課 長 課 長
会計課長兼 河 合 昭 男 君
会計管理者
本会議に出席した事務局職員
事 務 局長 福 田 良 二 書 記 五 代 よ り 子
書 記 斉 藤 良 尚
◎開議の宣告
〇議長(内海和雄君) これから本日の会議を開きます。
(午前 9時00分)
◎議事日程の報告
〇議長(内海和雄君) 本日の議事は、お手元に配付の日程に基づき行います。
◎一般質問
〇議長(内海和雄君) これより日程に入ります。
日程第1、一般質問を行います。
順番に発言を許します。
◇ 御園生 浩 士 君
〇議長(内海和雄君) 通告順に基づき、5番議員、御園生浩士君。
〔5番 御園生浩士君登壇〕
〇5番(御園生浩士君) 皆さん、おはようございます。議席番号5番、御園生浩士でございます。町民の皆様には、師走のお忙しい中、議会の傍聴をいただきまして、まことにありがとうございます。先週の日曜日には、中央台1丁目地先では、正月の準備でしょうか、踏切近くの歩道と駐輪場の雑草取りの清掃活動に子供たちも参加しておりました。駐輪場の雑草は、子供たちの手には負えない様子でした。
では、議長よりお許しをいただきましたので、一般質問通告に従いまして、会派絆を代表いたしまして、質問させていただきます。初めに、地方創生の推進について、国のまち・ひと・しごと創生基本方針2015に照らし合わせた項目についてお伺いいたします。先般町では冊子が各議員に配られましたが、その中から質問させていただきます。
(1)、酒々井町まち・ひと・しごと創生総合戦略事業として国から1,000万円の交付が決定されました。それを受け、町では第6回臨時会で事業予算として上程可決されました。総合戦略をまとめる経緯として、ふるさと酒々井創生アドバイザー会議を開催しましたが、会議の内容が開示されなかったが、なぜでしょうか。他市町村では、会議の経過がリアルタイムでわかるよう公開されておりました。経過を見ることにより、町民の意識が高まり、意見が出やすくなるのではないでしょうか。公開しなかった理由をお聞かせください。
(2)、広報ニューしすいで10月1日より14日の間で酒々井町版人口ビジョン・総合戦略素案に関する意見募集をいたしましたが、どのような意見が寄せられたのかお聞かせください。
(3)、国の基本方針2015の3、地方創生の深化に向けた政策の推進の4、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携する、(3)、地域医療介護提供体制の整備等、(4)、東京圏の医療・介護問題、少子化問題への対応に当てはまり、なお平成22年10月に実施されました酒々井町町民意識調査によると、充実してほしい施設に病院、診療所が5地域全てで上位にランクされており、3地域においては1位です。今回の酒々井町版人口ビジョン・総合戦略素案の(5)、人口ビジョンにおける施策の方向性のAの具体的施策として、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携する(子供からお年寄りまで対応できる医療施設の誘致)と書かれております。町全地域の住民が医療施設の充実を望んでいるところです。
11月下旬提出の私の通告書には以下のように書かれています。「伊篠地先の老人ホーム、上岩橋地先の病院、JR酒々井駅前ロータリーに病院開設のようだが、現時点で報告できる内容を伺う」ですが、文言を訂正してお伺いいたします。伊篠地先の老人ホームは社会福祉法人徳栄会の老人施設、上岩橋地先の病院は議会初日、町長より行政報告がございました。医療法人社団千葉光徳会の中沢病院、そしてJR酒々井駅前ロータリーに整形外科の病院が開設されるようですが、現時点で報告できる内容について詳細にお聞かせください。
(4)、「酒々井de婚活 婚?・コン?・来ん?」の提案事業の採用までの経緯と酒々井町宣伝部についてお伺いいたします。12月5日に町内で初の婚活が開催されました。カレッジでもなく、青樹堂でもなく、師範塾出身者でもなく、他の若い人たちによる地域町おこしが実施されたことに対し感謝し、お礼を申し述べたいと思います。また、この活動に賛同し、補助事業とした町当局にも感謝申し上げます。今政府は6月に閣議決定されたまち・ひと・しごと創生基本方針2015を推し進めております。今回の酒々井町宣伝部の「酒々井de婚活 婚?・コン?・来ん?」事業は、国のまち・ひと・しごと創生基本方針2015の3、地方創生の深化に向けた政策の推進の3、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる、その中の(1)、少子化対策における地域アプローチの推進の中に位置づけられており、少子高齢化、人口減少が叫ばれる中、重要な事業ではないでしょうか。
そこでお尋ねいたします。酒々井町宣伝部の提案事業の決定までの経緯についてお聞かせください。また、募集人員を上回る申し込みがあったそうですが、どのような対応をし、実行したか、そして酒々井町宣伝部とはどのような団体なのか、あわせてお聞かせください。
(5)、社会資本整備総合交付金事業で平成27年度より5カ年計画で総合計画に位置づけた事業、中川治水事業等は、事業資金の交付状況にもよるが、本年度の進捗状況と平成28年度以降の各事業のタイムスケジュールについてお聞かせください。
(6)、酒々井インターチェンジの開設、アウトレットの開業と2期工事が完成し、グランドオープンした商業施設、順調に集客がなされ、今飯積地区が脚光を浴びているようです。この地域を中心に酒々井町、富里市、八街市協働でインフラを整備し、さらなる発展を町は考えているのかお聞かせください。
(7)、防災については、町の総合戦略素案の(5)、人口ビジョンにおける施策の方向性のAの具体的施策として、時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域と地域を連携する防災防犯対策等、安全・安心な生活の確保と明示されておりますが、10月18日に実施された防災訓練の反省と次回への改善点をお聞かせください。
(8)、安全・安心な生活の確保のため、訓練会場となった大室台小学校グラウンド前の崖崩れの状況及び土地所有者との交渉がストップしておりますが、その後に進展があったのかお聞かせください。
大きな2番になります。町のマニュアル、緊急時の対処方法についてお伺いいたします。(1)として、各教育現場、保育園、小学校、中学校でトラブル発生時に防犯カメラで記録されていた場合、マニュアルでは以下についてどのような対処をするのかお聞かせください。@として、不審者が敷地内に侵入し、何らかのトラブルが発生したとき。A、いじめ等で子供同士トラブルが発生し、けがをしたとき。B、平時の録画チェックと保存中の記録の処理について。以上3点についてよろしくお願いいたします。
(2)、食の安全の周知について。@として、10月26日に世界保健機構(WHO)がベーコンやハム、ソーセージなどの加工肉を1日50グラム食べると結腸や直腸のがんにかかるリスクが高まると研究結果を発表したが、保護者宛ての周知はマニュアルではどのように対処するのかお聞かせください。Aとして、学校給食食材放射性物質の検査はいつまで行うのか、マニュアルはあるのかお聞かせください。B、学校給食で使用する野菜についての残留農薬の検査マニュアルはあるのかお聞かせください。
大きな3番として、通学路の歩道整備についてお伺いいたします。6月定例会で国道296号線とコスモ石油の交差点、尾上、ふじき野2丁目地先へ下る雑草の繁茂する未整備の道路用地について、通学路の安全性と環境整備のため、至急歩道整備をすべきと質問いたしましたところ、まちづくり課長より以下のようにご答弁いただきました。「本年度に車道の舗装打ちかえ工事を予定しており、あわせて歩道部分についても検討してまいりたいと考えております」この通学路の歩道整備に当たり、現在の進捗状況についてお聞かせください。
以上で1回目の質問を終わります。議会初日の行政報告と重複する場所もございますが、詳細なご答弁をよろしくお願いいたします。
〇議長(内海和雄君) 町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) 皆さん、おはようございます。きょうから一般質問をお受けすることとなりましたので、よろしくお願いをいたします。
まず、5番議員、御園生議員からは4点の質問でございますので、順次お答えします。なお、政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは副町長または担当からお答えをいたします。
まず、1点目の地方創生についての質問の中のふるさと酒々井創生アドバイザー会議につきましては、学識経験者、金融機関、ワーク・ライフ・バランスの有識者、メディア関係者及び町ふるさと大使など、産、官、学、金、労、言に若者、女性等を加えたメンバーで構成されており、会議はこれまで3回開催しております。アドバイザー会議の中で委員の皆様方にいただいた大変貴重なご意見については、創生本部会議等で十分に考慮した上、酒々井町まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略に反映させております。
次に、各会議での意見等を反映し、集約した人口ビジョン・総合戦略素案につきましては、本年10月1日より14日までの間、町ホームページや広報紙等により町民の皆様に向け周知するとともに、意見募集を実施いたしましたが、今回の意見募集において特にご意見等はございませんでした。
次に、同じく地方創生の推進についてのご質問の中の酒々井インターチェンジ、アウトレットを中心とした酒々井町、富里市、八街市協働でのインフラ整備についてでございますが、東関東自動車道酒々井インターチェンジは、地域活性化インターチェンジとして平成25年4月に開通いたしました。インターチェンジ開通にあわせて、酒々井南部地区、新産業団地内には酒々井プレミアム・アウトレットや温浴施設が開業するなど、酒々井町だけではなく周辺市町にも好影響が及んでいるものと思われます。さらなる発展を目指して、この酒々井インターチェンジを活用した周辺地域の活性化に向け、関係する富里市、八街市と酒々井町が相互に協力し、各種事業を推進していくことは非常に重要なこととと認識しており、検討を進めているところであります。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 副町長、横尾貞昭君。
〔副町長 横尾貞昭君登壇〕
〇副町長(横尾貞昭君) それでは、私からは2点目の防災についてのうち訓練会場となった大室台小学校グラウンド前の崖崩れの状況と相手方との交渉の経過についてお答えいたします。
ご質問の崖崩れの状況と相手方との交渉の経過につきましては、崩落した土砂に関し、現状のままであれば、これ以上の土砂流出は避けられる見通しであること、また復旧工事の経費負担の問題の解決に向け、相手方との交渉に進展が見られないことについて、状況に変化はございません。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 健康福祉課長、赤地忠勝君。
〇参事兼健康福祉課長(赤地忠勝君) それでは、私のほうから地方創生のうち3番目の老人ホームと病院につきましてお答えさせていただきます。
特別養護老人ホームにつきましては、今後入所希望者の増加が見込まれることから、昨年設置主体の公募を行い、応募のあった2法人のうち1法人を選定しました。現在当該法人が認可権者である千葉県に建設要望書を提出し、県の審査が行われているところです。
上岩橋地先の病院につきましては、事業者である医療法人社団千葉光徳会からの情報提供によりますと、診療科目は内科、整形外科、皮膚科、リハビリテーション科、そのほか介護保険事業の通所リハビリテーションを実施するとのことです。病床数は、療養病床が270床、回復期リハビリテーション病床が41床で、現在用地確保に向け地権者と交渉中です。また、JR酒々井駅前の病院開設につきましては詳細を把握しておりません。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 住民協働課長、岡野義広君。
〇住民協働課長(岡野義広君) それでは、私からは4番目の酒々井de婚活関係の事業提案に採用されるまでの経緯と酒々井町宣伝部についてお答えさせていただきます。
酒々井町住民公益活動補助金については、住民が行う自発的な公益活動である住民活動を支援し、住民参加による地域社会の発展及び協働のまちづくりの推進に資することを目的とした事業について補助金の交付を行っているところでございます。従来の団体提案型に加え、今年度から町が住民活動団体に対し町に関する課題を示し、住民活動団体により企画立案された事業を対象とする課題提案型を新設いたしました。今年度のテーマは、若い世代がもっと酒々井町に関心を持ってほしい、またまちづくりに参加していただきたいとの思いから、テーマを若者の交流とし、5月1日から12日までの間で募集を行ったところ、酒々井町宣伝部から事業提案があり、5月17日に学識経験者と公募による審査員5名から成る審査会に付託し、その結果を町長に報告し、事業を認可したものでございます。酒々井町宣伝部は酒々井町で働く若者14名の部員で構成されております。酒々井町の魅力を内外に発進し、地域の方々に関心を持っていただくことを目的に、町の人口問題の解決の一翼となりたいと考え、今回酒々井de婚活を企画提案したとのことでございます。
酒々井de婚活につきましては、12月5日の土曜日に開催し、10月1日から31日までの1カ月間参加者の募集を行ったところでございますが、定員男女各30名、計60名を募集としておったところですが、町内外から男性につきましては58名、女性につきましては57名、合計115名の応募がありました。町在住、在勤の方を優先とさせていただき、抽せんの上、最終的には定員を70名にふやし、当日は63名の参加がございました。飯沼本家を会場に、餅つき体験や酒蔵見学、きき酒のほか、酒々井町のおいしい料理等、酒々井町の魅力に触れていただき、大盛況のうちに終了いたしました。応募者が多数であったことからも、ニーズのある催しであり、大変有意義なものであったのではないかと感じております。今後とも若者がもっと参加していただけるような催し、まちづくりへの参加手法を検討してまいりたいと思います。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) まちづくり課長、松本有二君。
〇まちづくり課長(松本有二君) 私からは1番目の(5)の社会資本総合整備計画に位置づけた事業の中川流域の治水対策事業等の進捗状況と4番目の道路整備についてお答えします。
中川流域における治水事業は、総合的な治水対策を基本方針としており、その治水対策のうち町として最も効果的であると考えている調節池の整備を最優先で進めることとしております。また、調節池の整備に当たっては、国道51号と国道296号を連絡し、広域幹線道路へのアクセス性向上を担うとともに、生活道路としての機能もあわせ持つ補助幹線道路に隣接することから、当該補助幹線道路の計画と整合を図りながら事業を進めてまいります。
次に、4番目にご質問の道路工事につきましては、制限つき一般競争入札にて今月に工事請負契約を締結する予定となっております。また、現在、歩道の形状をなしている未舗装の区間につきましては、当該工事とあわせて整備する予定でございます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 総務課長、斉藤広君。
〇参事兼総務課長(斉藤 広君) それでは、私からは10月18日に実施しました防災訓練につきましてお答えをさせていただきます。
当日は、東京湾北部を震源域に震度6強の大地震が発生し、町内において建物倒壊やブロック塀等の転倒など大きな被害が発生したものと想定いたしました。初めに、町職員を対象とした非常参集訓練を行い、その後大室台小学校において、自衛隊、佐倉市八街市酒々井町消防組合、佐倉警察署、消防団、災害時に関係する民間事業者、町防災ボランティア団体などの多数の協力を得て実施したところでございます。訓練の形態は、消防団の操法訓練、消防組合による被災者救出訓練、高所火災の消火訓練のほか、自主参加型として、消火器の使い方、煙体験、災害伝言ダイアルの使い方などを行い、訓練終了後には自衛隊と日赤奉仕団による炊き出しを行いました。反省点といたしましては、防災訓練実施の住民への周知について、回覧及び広報ニューしすいへの掲載を行ったにもかかわらず、参加者が少なかったことが挙げられると思います。来年度も防災訓練の実施を検討しておりますので、町民への防災意識の高揚のためにも、多くの参加者が得られるように十分周知していきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 学校教育課長、猪鼻慎二君。
〇学校教育課長(猪鼻慎二君) 各教育現場においてトラブル発生時に防犯カメラで記録されていた場合、マニュアルではどのような対処をするのかというご質問にお答えいたします。
初めに、教育現場における防犯カメラにつきましては、平成23年度に児童及び生徒の安全確保を図るため保育園及び小中学校に設置し、防犯カメラの管理及び運用に関して要綱を定めております。ご質問の1点目、不審者が敷地内に侵入し、何らかのトラブルが発生した場合についてですが、保育園、小中学校ともに録画されたものを再生して事実確認をします。そして、被害があった場合には警察に届け出をし、映像を提供して捜査に協力いたします。
次に、2点目の子供同士のトラブルが発生し、けがをした映像が確認されたときの対処については、トラブルに関係する子供に聞き取り調査を行い、指導、解決に当たります。その際にトラブルの状況が映像として残っていることがあれば、確認の手段として使用することもあります。
最後に、3点目の平時の録画チェックと保存中の記録の処理について説明いたします。先ほど申し上げたとおり、必要に応じて録画チェックを行っておりますが、平時の録画チェックはしておりません。映像データに関しては、捜査機関から犯罪捜査の目的により要請を受けた場合や管理責任者が特に必要と認める場合を除き、7日間保管するものとし、保管期間経過後は速やかに消去するものとしております。今後も保育園、各学校におきまして、園児、児童、生徒の安全面に留意してまいります。
町のマニュアルの食の安全についてですが、1点目のご質問、現在文部科学省で定めております学校給食の標準食品構成表では、ハム、ウインナーなどの加工品を含む肉類については1回当たり15グラムから19グラムと定められており、献立作成においてはその範囲内に作成しております。また、保護者への周知につきましては、給食だよりなどを活用してまいりたいと考えております。
2点目の学校給食食材放射性物質の検査はいつまで行うのかとのご質問ですが、平成24年に制定した酒々井町学校給食用食材に係る食品放射性物質測定検査要項をマニュアルとして、その日に使用する食材のうち加工品を1品、野菜類から1品を抽出し、週3回の測定を行っております。食材の安全性については、保護者の方々からも関心があると思われますので、測定結果につきましては町ホームページや献立表等に掲載し、情報の提供を行っているところですが、今後とも継続し、情報の提供に努めてまいりたいと考えております。
3点目のご質問ですが、食品中に残留する農薬などが人の健康に害を及ぼすことがないよう、厚生労働省では食品中に残留する農薬等の基準を設定しています。その基準に従い、国内に流通する食品や輸入食品については、自治体や国が検査を実施していることから、市場を通じて購入しているものについては残留農薬基準を満たしているものと考えております。なお、市場を経由していない野菜を使用するに当たっては、町独自で検査機関への検査依頼を実施し、安全な食品であることを確認しておりますので、マニュアルの作成については検討しておりません。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 5番議員、御園生浩士君。
〇5番(御園生浩士君) ご答弁いただき、ありがとうございました。では、2回目の質問をさせていただきます。
まず、1点目でございます。1番目の地方創生の推進の(3)についてお伺いいたします。JR酒々井駅前ロータリーに開設の病院については、3階建てのスーパーせんどうの建物内に開業予定なので、周辺のインフラ整備等の必要はないものと私は考えております。しかし、高根病院の伊篠地先と中沢病院の上岩橋地先については、周辺のインフラ整備が必要となってきます。周辺のインフラ整備費は、当事者が負担するのか、町の負担なのか、いずれにしても町の事業計画には位置づけられなければならないと思っております。町は、両事業の進捗状況を押さえておかなければならないものと考えますが、見解をお聞かせください。
あわせて、もう一点お尋ねします。去る10月8日、9日と、酒々井町議会は山形県川西町と飯豊町で視察研修を行いました。川西町では、中沢病院で検討している病児保育事業を平成24年度より実施しておりました。まだ定員は3名と少ないが、利用人数、開設日数も増加傾向にあるようです。本来ならばゼロが望ましいのですが、国の方針で女性の社会進出を促しているので、これからも増加すると予想しているそうです。私は、6月定例会において同趣旨の質問をいたしました。その後の8月11日の全員協議会では病児保育の件が報告されましたが、本議会の初日の行政報告ではこの点に触れられてはいませんでしたが、再度この件についてお尋ねいたします。詳細についてお聞かせください。
そして、(4)の酒々井町宣伝部の酒々井de婚活についてお伺いいたします。かなりの人数が来たようですが、当日は盛況でしたでしょうか。ご担当の方、参加したり見たりしているようであれば、お話しをいただければと思います。
続いて、(6)の酒々井町アウトレット隣接の富里市、八街市のインフラ整備についてお伺いいたします。先月8日に地方創生先駆的710事業に236億円交付が決定されました。この事業内容を精査することにより、酒々井町がよりよくなるための材料がたくさんあるのではないでしょうか。他府県では、忍者つながりで連携、他市町村との共同提案もございました。例えば本県では、お隣でございます成田空港圏観光振興連携事業として2,700万円ほどの予算が成田市、富里市、香取市、山武市、栄町、神崎町、多古町、芝山町、横芝光町につきました。騒音下グループではあるが、観光の点では、アウトレット、酒蔵等がある当町も参加できたのではないのでしょうか。成田市のカジノ誘致、第3滑走路の建設などの勉強会や賛成の署名集めを当町は積極的に協力しているのではないでしょうか。今後情報をキャッチし、いち早くアピールなどをしていかなければならないと感じました。
もう一つは、ローカル鉄道沿線自治体連携によるロケ誘致事業にいすみ市、勝浦市、大多喜町、御宿町が参加し、2,330万円がつきました。いすみ市については、町長と同僚の方が市長をなさっておりますけれども、変わったところでは、東京都町村魅力発進事業に奥多摩町を初め大島や小笠原諸島まで広域で2,760万円がつきました。
そこで、酒々井町の観光振興で考えてみました。北総酒蔵の道と題して酒蔵サミットを佐倉市、酒々井町、成田市、神崎町、香取市で開催したらいかがでしょうか。プラス利根川の水運とあわせるのもよいのではないでしょうか。話は少しそれましたが、酒々井町、富里市、八街市でインターとアウトレット周辺のインフラを整備し、企業誘致と雇用の確保を考えられないでしょうか、お聞かせください。町長は、成田空港を見据えて雇用の確保ということを先般いただいた資料の中で唱えておりました。ぜひともこの辺の考えをお聞かせください。
続きまして、8の大室台小学校隣接の崖崩れについてお伺いいたします。副町長より前回とほぼ同じような答弁内容でございましたけれども、町にとってマイナス面が多いとのことでしたが、しかし時間が経過するにつれてその姿が大きくなっていくように見えます。グラウンドの前の崖崩れで、先生方の不安は募るばかりではないでしょうか。このまま懸案事項で先延ばしになっても困りますが、先ほどの答弁以上によい方法があれば、何か私案でもあればお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。
2のマニュアルについて、緊急時の対処方法についてお伺いいたします。(2)の食の安全の周知の@について、私は平成20年3月12日の一般質問にて「本年1月30日に中国の天洋食品の冷凍ギョーザに付着した有機リン系殺虫剤メタミドホスが原因の食中毒事件が発生いたしましたが、対応は」と質問いたしました。答弁では「当町では2月1日付で学校給食センター名にて保護者宛てに事件の詳細をお知らせし、保護者の不安解消に努めました。3月4日には議員に対して行政報告がございました。このときは、学校の対応も早く、相当商品は使用していないことや、今後の対応についても、子供たちにプリントを渡し、各家庭への周知を徹底しておりました」と議場でのやりとりでした。今回のWHOの報告に対する対応は、どのようなことが基準になり、注意喚起がなされなかったのでしょうか、お尋ねいたします。
ちなみに、厚生労働省の次期国民健康づくり運動に関する委員提出資料にもリスクありとの報告がされております。10月の給食、酒々井町小学校と中学校なんですが、小学校で6回、中学校では7回ハムやウインナーが出されておりました。先ほどグラム数のご紹介がございましたが、ハムは1枚13グラムから15グラムですね。4枚で50グラムオーバーです。ウインナーは1本15グラムで、4本で確実に50グラムを超えます。また、給食に数多く出されることは、子供たちは加工食肉が大好きだということを証明しています。また、家庭では、料理方法が簡単なため、頻繁に食卓に上ります。ですから、注意喚起は必要ではないでしょうか。しかし、先般のマスコミの報道に一喜一憂することはないと私は思っております。この発表は、ミクロのリスクであって、マクロ的には好き嫌いや暴飲暴食などのほうがはるかにリスクが高いというふうに出ております。バランスのよい食事と適度な運動が健康を維持すると私は考えております。
続いて、Aについてお伺いいたします。納入業者に産地証明や検査をさせ、書類を添付させ、納入するように指導できないでしょうか。先ほどのご答弁では、国、関係団体の数値をもって購入したりとか使ったりしているというお話でしたが、この辺の指導はできないでしょうか。給食センターでは、時々の検査ではだめなのでしょうか。未来永劫この検査は続くのでしょうか。取りやめる基準はどこにあるのでしょうか、お聞かせください。
続いて、Bについてお伺いいたします。平成20年3月12日の一般質問にて「地元産野菜の残留農薬について、定期的な検査は行われたことがあるのか」とお伺いいたしましたところ、答弁として当時の教育次長より「地元産野菜は現在酒々井町農産物等直売組合を通じて納入しておりますことから、地元の生産者の方々に対して農薬等を適正に使用して生産していただくよう組合にお願いしてまいります。また、残留農薬の定期的検査につきましては今後検査方法等を含め検討してまいります」とのことでしたが、今現在はどのような体制をとっているのかお聞かせください。先ほどと重複いたしますけれども、よろしくお願いいたします。
〇議長(内海和雄君) 副町長、横尾貞昭君。
〇副町長(横尾貞昭君) 私からは大室台小学校グラウンド前の崖崩れの件についてお答えさせていただきますが、議員からのご指摘もごもっともでございますけども、別件で千葉地裁のほうに出されておりました換価の関係の件も不調に終わりまして、財産がそもそもないということで、いま一つ手をこまねいている状況であるということをご理解いただきたいと思います。ただ、私どもといたしましては、とりあえず先ほどお話にもありましたとおり、先生の不安というか、児童の安全ですね、そこをまず第一に考えたいと考えておりまして、大室台小学校児童への二次災害の防止のための対策については、ネットフェンスの設置及び排水溝の布設に加えまして、そのグラウンドに流入した土砂部分に植生土のう、これを築堤したことで新たな土砂の流入は発生しておらず、その安全指導の徹底と相まって児童の安全そのものは確保されているものと考えておりますので、その辺につきましてご理解のほどよろしくお願いいたします。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 健康福祉課長、赤地忠勝君。
〇参事兼健康福祉課長(赤地忠勝君) それでは、私のほうからは周辺のインフラ整備につきまして、あと病児保育につきましてお答えさせていただきます。
周辺のインフラ整備につきましては、基本的に事業者の負担と考えております。また、病児保育につきましては検討中とのことです。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 住民協働課長、岡野義広君。
〇住民協働課長(岡野義広君) 私からは、当日盛況だったかということでございますが、大変天気のいい中、JR酒々井駅で受け付けをしまして、予定どおりの参加者、20歳から45歳の若者が集合いたしまして、飯沼本家にバスで移動しました。ベイエフエムで有名なきゃんひとみさんの進行によりまして飯沼本家でイベントを開催しましたが、7組のカップルが誕生し、大変盛況であったと思います。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 企画財政課長、大ア智行君。
〇企画財政課長(大ア智行君) 私のほうからは酒々井インターチェンジを活用した地域振興につきましてお答えをいたします。
先ほど町長からの答弁にもございましたとおり、酒々井インターチェンジを活用した地域振興や周辺地域の活性化につきましては、それぞれ関係する富里市、八街市、酒々井町との検討を進める中でそれぞれの市町の課題などを整理いたしまして、東京オリンピックの開催ですとか地方創生の観点からも、成田空港等を絡めまして、観光振興や企業誘致等、早期実現に向けて、具体的な方策について調査研究してまいりたいと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 学校教育課長、猪鼻慎二君。
〇学校教育課長(猪鼻慎二君) 私からは食の安全について再質問にお答えいたします。
1点目の加工肉についてですが、現時点では注意喚起をしていない明確な基準はございませんが、ただ緊急性という面では、1個食べても害を及ぼす毒ギョーザとは違ってですね、食べ続けることでリスクがあるということで、急場のものではないという捉え方をしております。しかしながら、先ほども申し上げたとおり、保護者の不安解消はとても大切ですので、給食だよりや献立表のお知らせスペースに情報を掲載して注意喚起をすることを予定しております。議員のおっしゃるとおり、加工食肉の摂取云々よりもバランスのよい食生活が重要となりますので、そういった面に心がけるよう給食指導、食育に取り組んでまいります。
2点目の放射能についてですけれども、ご存じのとおり、給食センターには放射能測定をする検査装置を設置しております。そこで、児童生徒の食の安全と保護者の安心がより強固なものに確立するまで検査を継続してまいります。
3点目の残留農薬についてですが、これも先ほど申し上げたとおり、市場を経由しているものについては基準を満たしておりますので、市場を経由していないもの、つまり地元産の野菜については町独自で国の残留基準に沿って検査機関に依頼をして検査を実施しております。また、現在も、そして今後もですね、生産者の方々には農薬等の適正な使用についてお願いをしております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 御園生浩士君。
〇5番(御園生浩士君) どうもありがとうございました。副町長からお話がありました崖の問題とですね、それから給食の食の安全については、教育の現場で先生方は非常に苦心をされているところだと思います。極力先生方の悩みの種を解消するような計画といいますか、実施をですね、ぜひしていただきたいというふうに思っております。
それから、今回給食の学校のほうのマニュアルについてお伺いしましたが、私はちょっと思うところがあります。名古屋市西区で市立中学1年生の男子生徒が自殺したこと、それから日々のアンケートではいじめはないと答えていたにもかかわらず、事件をきっかけに再調査をしたところ、八十数名の生徒がいじめの事実を知っていたという結果が出ました。京都市内の小学校3年生が大麻を吸ったことなど今まで考えられないことでした。私たちの身の回りでは、今までにないたくさんの事件が起きております。このことはマニュアルにはなかなか当たらないというふうに思っております。この町でも起きないとは限りません。他で起こる事件については、明日は我が身と思い、事件を反面教師とし、教育の現場で子供たちの注意を促すよう、よりよい指導をお願いいたします。また、事故や事件が起こったときには、明確な判断基準にのっとり速やかな報告をお願いいたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。
〇議長(内海和雄君) それでは、5番議員、御園生浩士君の一般質問が終了しました。
ここでしばらく休憩します。
(午前 9時49分)
〇議長(内海和雄君) 休憩前に引き続き再開します。
(午前10時00分)
◇ M 口 信 昭 君
〇議長(内海和雄君) 通告順に基づき、次に1番議員、M口信昭君。
〔1番 M口信昭君登壇〕
〇1番(M口信昭君) 1番議員のM口でございます。議長よりご許可いただきましたので、通告に従い大きく3点ほど質問させていただきたいと思います。
まず、1点目ですが、9月の定例会で補正予算が承認されております。青少年交流センターというのがございまして、これに関してでございます。当該センターの建築に関しましては、議会でも見直しすべきじゃないかという意見もあります。否決されましたが、修正案、これも出されたと。皆さんもご記憶にあることと思います。私としましては、当該センターを利用したいと希望が出ているように、B―Net、そういうところがありまして、あそこが現在使用している建物、これが老朽化しておるというような話もありまして、そういうことを考えた上で、提案の内容、それから提出のタイミング等、何かと問題があり、疑問もあったんですけれども、早い時期に代替の建物をつくる必要があるんじゃないかということで賛成をさせていただいたところであります。
そこで、補正予算が認められた後、当該建物に関してどういう進捗状況にあるのか、その点についてお伺いをしたいと思っております。まず、その内容の1つ目としまして、建物自体の建築計画の進捗状況について具体的なアクションが進められているのか、もしくは計画がどのような形で進められようとしているのか、着工の時期であるとか、竣工の予定であるとか、現時点でわかる内容をお示しいただきたいというふうに思います。
それから、2点目でございますが、当該建物が完成した後にどのような運用をされる予定であるのかについてお伺いをしたいと思います。例えば運用規則であるとか利用規則等、そういったものについてどういうふうに考えておられるのか、その内容とか、作成の時期とか、そういったもの、これがおわかりになっておればお示しをしていただきたい。また、当該センターを運営するに当たって、そのセンター独自としての何か企画、こういったものをやろうと考えておられるのかどうか、そこについてもお伺いをしたいと思っております。
それから、これに関する3つ目としまして、現在B―Netというのは、ご承知のように、51号と旧51号の間の旧駐在所の建物、これを使っているわけですけれども、その建物自体がかなり老朽化をしていて、B―Netが使うにもちょっと不安な要素が出てきている。そして、補強しようにも、どうも補強の対象にもならないというような、そのようなお話もお伺いしております。したがって、B―Netがもしそこを使わなくなって新しい青少年交流センターを使うというふうになった場合、この今ある建物自体をどのようにされようと考えているのか。そのお話は、この案が出たときにはお伺いできなかったので、その点についてご確認をしたいと思っております。あの建物がある場所というのは、JR酒々井駅と京成酒々井駅を結ぶ、酒々井でいえばメインの通りに面したところでありますので、古い建物をそのまま放置するとか、もしくは取り壊した後空き地にしておくとかいうのにはちょっと不適当な場所であろうというふうに思いますので、ぜひあの場所をこれからどうされようと考えていらっしゃるのかお伺いをしたいところであります。
大きい2点目でございますが、これは皆さんも若干興味をお持ちかと思いますマイナンバーについての質問でございます。10月から簡易書留で皆様のところにもマイナンバーの通知が多分届いているだろうと思います。私のほうにも届いております。この配布については、決してスムーズにいっているというような印象は持っておりませんし、何か問題が残りそうだなという不安も若干あるんですけれども、そうはいいながらも来年の1月からは正規な運用がスタートされるというふうに事は進んでいるようでございます。マイナンバーにつきましては、いまだに強い反対の意向を示しているという方たちが結構ございます。そのように聞いております。そして、その反対の理由の大きな部分には、個人情報の保護の問題、こういったものが大きいのではないかと考えておる次第です。すなわち運用されるシステムのセキュリティー、これが確保されているのかどうかというのが大きい問題じゃないかというふうに私は考えております。ただ、システム自体についてはいろんなところで説明を受けて、皆さんも受けておられると思うんですけれども、個人情報が1カ所に集約されているとか、そういうことはなく、個人情報はそれぞれ隔離された状態で保管をされているとか、それからインターネットとは遮断されたシステムで運用されると。そういったことで対策が講じられておりますよと。そのほか十分な検討がシステム自体についてはなされているというふうに思っておりますし、ある程度信頼もしております。
しかしながら、日本年金機構の情報漏えいの問題がございましたけども、これはインターネットから遮断されたネットワークで情報を保管していたにもかかわらず、日常業務を処理するインターネットに接続した業務用のマシンに情報を移動したことで情報漏えいが起こった、そういう経緯があったというふうに聞いております。こういうことが起こらないように、マイナンバーシステムにおいてはいろんな手だてが講じられている。すなわち日本年金機構の場合は、運用ルールさえ遵守していれば、あのようなことは起こり得なかったということで、そういった失敗を踏まえて、各行政機関が運用のルールを逸脱することがないように、特定個人情報保護評価書、こういったものの提出を求めて、一定の縛りや緊張感を持たせるということで、年金機構のような事態が起きにくい仕組みをつくるんだというふうに言われております。
そこで、私は酒々井町がどういう対応をされたかと思って、町のホームページ、そこから酒々井町の特定個人情報評価書というものを引っ張り出しまして見たのですが、それから読んだところ、どういう保護対策がとられているか、どういう措置がとられて評価されているのか、そこら辺を読み取ることができなかったのです。そこで、私なりにちょっと考えました。私ちょっとかつてのサラリーマン時代に安全管理というようなことをやっておりまして、その知識もちょっと利用させていただいて考えました。細かいことを言い出すと切りがないんですけども、ざっくりした言い方をしますと、運用のルールから逸脱を避けるということにより、情報漏えいをする危険性というのは大きく減少するんであろうなというふうに考えております。そして、その運用ルールから逸脱するような、そういう事態を避ける最もいい方法というのは教育であり、そして啓蒙活動をやる、これが一番重要じゃないかというふうに考えております。そういう観点から、次に申し上げるようなことをお伺いしたいというふうに考えております。
まず、1点目なんですが、これは実際教育啓蒙とはちょっと関係ないことなんですが、マイナンバーに関連するシステムの準備状況、これが今現在ちゃんと進行しているのか、それについての確認をさせていただければと。要するにシステムそのものの準備状況、例えば税や福祉、住民情報を取り扱うネットワーク、いわゆる基幹系と呼ばれているやつと、それから実際に自治体の事務を処理することに使われている、これはインターネットにつながれているのが一般的なようですけども、情報系のネットワーク、これが分離されているかどうか、そういったことを含めたシステム自体の問題と、それからマイナンバーのシステムを運用するに当たってのルールづくり、こういったものがちゃんと進行しているのかどうか、そこについてまず1点確認できればというふうに思っております。
それから、第2点目としまして、マイナンバー全般に対する職員に対する教育、これがどういうふうに行われたのか、周知徹底が図られているかどうか、そこについての評価をお伺いしたいと。住民の方は、町役場にお見えになるわけですけども、訪ねてこられた住民の方というのは、どなたがマイナンバーについて詳しいかということはご存じないわけで、どなたにでも質問されると。そのためには、町民からの信頼を得るためには、どなたでもある程度の回答ができるようにしておく必要があるのではないかと考える次第です。そこで、実際に行われた周知の状況というのをお伺いしたい。
3番目としまして、マイナンバーに関するセキュリティー問題についての教育啓蒙、これがどういうふうに行われたか。セキュリティー問題の重要性については、執行部の方たちは十分に認識されているというふうに思っております。ですが、一般の職員に対してその重要性に対する教育啓蒙というのは果たしてなされたのかどうか、そこをお聞かせ願いたい。もし行われたということであれば、対象者が何名、そして何名が参加したのか、大まかな数字をわかれば教えていただきたい。
そして次にですね、これが一番重要だと思うんですが、専らマイナンバーを取り扱う業務に携わる職員に対するセキュリティー問題、これの教育啓蒙、これが実際にどういうふうに行われたのか。これについてお伺いしたい。具体的には、対象となる職員の数、どのような教育が行われたか、受講率、もちろん100%を期待しているわけですけれども、それを伺いたい。そして、可能であれば、どういった内容を教育されたのか、それを簡単にご説明いただければというふうに思います。
それから、大きい3点目、遊休地の利用ということでざっくり申し上げますけれども、後で細かくご説明したいと思いますが、まずこの点について質問に入る前にちょっとお願いをしたいという考えでございます。それはですね、6月の議会のときに私は一般質問で東酒々井と中央台を結ぶ都市計画道路の状況について質問をしまして、当該道路については種々の問題があり、計画を変更し、代替の道路で実施するといったような考えが回答としてございました。そういう回答をその一般質問に対するものとして伺ったわけなんですが、そのことについては正式に町民には余り知らされていないような気がするわけです。それで、いろんな話を聞きましたところ、いまだに当該道路の実現を強く希望していらっしゃる方が結構多数いらっしゃるということです。ですから、さきの議会でご回答いただいた内容が町としての正式な決定ということであれば、町民に対して代替の道路案を含めて納得のいく説明がされるべきではないかというふうに考えております。これは質問とは全く別で、こちらからのお願いになるんですけれども、ぜひこの点をはっきりさせていただきたいというふうに思います。
そして、これから本題の質問に入るんですけども、東酒々井と中央台を結ぶ跨線橋道路がつくられないということを前提にしたお話になるわけなんですが、もしそれがつくられないということであれば、そのために確保されている土地、結構広い土地がございますけども、これがどう使われようとしているのか、そこをちょっとお伺いしたいと思います。現在のところ東酒々井側については、日曜日の午後、夕市が開かれるというような使われ方をしております。中央台側の傾斜部の上部のほうについては、一時分庁舎が建築されるときには資材置き場として使用されていたわけですけども、今は使われておりません。そして、その下のほうは、一時はプリミエールで駐車場が足りなくなったときにその補完として使われていたようなんですが、実はこの通告書をお出ししたときは、あそこはまだそういった駐車場として使われるようなオープンになっていたんですが、この通告書の原稿を書いている時点でくいが打たれて、赤い細い糸が張られていました。駐車場としては使えなくなった。そして、きょうここに来る前に見ましたら、黄色と黒の直径1センチぐらいのロープが張られて、まさに囲われて使用不能という状況になっている。駐車場として使うのは、これから先、草が枯れて放置された状態の上にエンジンの熱い車をとめるというのは余り望ましいことじゃないので、それはそれで結構なことだとは思うんですけども、今囲われて入れなくなっているような状況にされている。では、それを今後どういうふうにしようとされているのか、そこについてお聞きをしたいというのがこの質問の趣旨でございます。そして、土地としては非常にいいところにあるわけですから、はっきり言って、あそこを放置するというのは、町の財産の無駄遣いじゃないかというふうに単純に考えての質問でございます。もちろんですね、話がスタートに戻っちゃうんですけども、道路の建築にまだ可能性があるということで残っているんだということであれば、それはそれで、それを含めた形で町のお考えが聞ければよいかというふうに考えております。
それから、これはちょっと土地としては小さなお話なんですけれども、9月の議会でもちょっと話が出たような記憶があるんですけれども、東酒々井にさるすべり公園というのがございます。それから、上岩橋にふれあい公園というのがあります。そこのそばに昔東電の送電線の鉄塔が建っておりまして、その鉄塔が撤去された後、空き地になっているわけでございます。それで、今そこがどうなっているかというと、木のくいが打たれて、針金が張られて、立ち入りができないような状態になっている。その状態がずっと続いている。その土地、確かに狭いので、何かに使うといってもなかなか難しいというふうには思うんですが、あのまま放置するのはどうなんだろうかなと。開放して何かに使うような手だてはないものかどうか、そこについて町としてどういうふうにお考えなのかをここでお伺いをしたいと思っております。これが私の1回目の質問になりますけども、可能な限りこの1回目の質問に対する回答で満足できるものをいただければというふうに思っています。よろしくお願いいたします。
〇議長(内海和雄君) 町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) それでは、1番議員、M口議員からは3点のご質問でございますので、順次お答えいたします。なお、政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは担当からお答えをいたします。
1点目の青少年交流センターに関して、B―Netの移転完了後の土地利用については、同場所が都市における貴重な空間であることから、有効活用を図ってまいりたいと考えております。次に、3点目の遊休地の利用についてでございますが、東酒々井及び中央台の土地につきましては、現在設置されています上野作跨線橋、人道橋のバリアフリー化やプリミエールなどの駐車場としての利用の可能性について近々に調査のための業務委託を行う予定であります。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 生涯学習課長、木内達彦君。
〇生涯学習課長(木内達彦君) 青少年交流センターについてのお尋ねに関して答弁させていただきます。
(仮称)中央台青少年交流センターの建築計画の進捗状況については、平成27年11月10日に入札を行い、株式会社ヤマロクと1,175万5,638円で契約を締結いたしました。現在建築確認申請中であり、工事着工は12月の中旬を予定しております。また、年度内の完工を目指しております。具体的な運用方法ですが、現在条例、規則について検討中であります。センターとしての独自の企画等の計画でございますが、貸し出しを中心とすることから、独自企画等は考えてございません。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 税務住民課長、河島幸弘君。
〇税務住民課長(河島幸弘君) 私からは2番のマイナンバーの運用についてお答えさせていただきます。
平成25年5月に行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法が成立し、行政機関等が社会保障、税、災害対策の分野で保有する個人情報を番号で情報連携する仕組みが構築されることとなりました。本年10月からは各世帯に通知カードが配布されており、平成28年1月からは各分野の手続でマイナンバーの利用が開始されます。町では、その利用開始に向け、窓口で混乱が生じないよう、マイナンバーを利用する事務や本人確認書類等、直接町民にかかわる内容を掲載したチラシを全戸配布したところでございます。また、職員間の共通理解を図るため、制度に関するパンフレットや特定個人情報の取り扱いに関するガイドライン等の必要な知識を得るための資料を配布するなど、マイナンバーに関する周知を積極的に行っております。
次に、関連するシステムの準備状況につきましては、平成26年10月から基幹系システム及び社会保障関係システムの改修を開始しており、現時点において国から示されております仕様に即した改修は本年12月末で完了する予定でおります。今後は、平成29年1月からの情報連携に向け、来年1月からは団体内連携テスト、また4月からは情報提供ネットワークシステムとの連携テスト、さらに総合運用テストを実施してまいります。
次に、セキュリティー問題についての教育状況についてでございますが、一般職員においては、マイナンバーは法律で定められた社会保障、税、災害対策の分野以外では利用することができないという目的外利用の禁止、またその目的以外にはマイナンバーの提供を求めることができない提供の求めの制限など禁止事項についての理解を深め、窓口等におけるマイナンバーの取り扱いに十分注意するよう周知徹底を図っているところでございます。
次に、専ら業務に携わる総務課、健康福祉課、こども課、学校教育課、税務住民課の職員に対しましては、マイナンバーに関する目的外利用の禁止、提供の求めの制限の徹底に加え、提供を受けた際のマイナンバー及び本人確認の方法やマイナンバーを記載した書類の保管方法、さらに不正利用や漏えい等による罰則規定などを内容とした研修を2回実施したところでございます。今後も定期的に庁内連絡会議を開催するとともに、インターネットを使ったeラーニングによる研修も活用しながら、個人情報保護の観点から慎重に事務を進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) まちづくり課長、松本有二君。
〇まちづくり課長(松本有二君) 私からは3番目の遊休地の利用についての送電線鉄塔跡地についてお答えいたします。送電線鉄塔跡地の今後の取り扱いにつきましては、将来的には公園の拡張や地域のための防災倉庫等が考えられますが、現在のところは未定となっております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 1番議員、M口議員。
〇1番(M口信昭君) 大体の質問につきましてはご回答をいただいたところですが、まず最初の青少年交流センターについてですが、運用規則、利用規則等、検討中ということでございますけれども、できるだけ早目に運用規則、利用規則を等つくられて、利用者に周知を図られるように希望したいというふうに思います。それから、青少年交流センターというふうに大きく打っているわけなので、できればセンター独自としてそこで何かをやるというような独自企画というものがあってもいいような気がするんですが、そこは人員等そういった問題で検討は難しいということなのでございましょうか。
それから、マイナンバーにつきましては、職員への周知も図られたということなので、皆さんほとんどご理解されているんだろうというふうに思います。そして、システムの準備も順調だ、12月までには終わってしまいますよということなので、それはそれで結構なんですが、さっきもお話に出ましたように、これから先情報の連携ということで、29年の7月からですか、情報ネットワークが全体に広がるのは。そのころまでにしっかりとした準備を整えていただきたいというふうに思います。
それから、セキュリティー関係の問題なんですが、大体どういった内容で教育されたかということはいただいたんですが、私が個人的に思いますに、いろんな一般的な決まりといいますか、当たり前のようなことを徹底する、これも必須、必ずやらなければいけないことなんですが、ついうっかりどうこうしてしまった。例えばせっかくインターネットから切り離されたシステムであるんだけども、そこから例えば手軽なフラッシュメモリーなんかに情報を移動させて、それを自分のパソコンに入れて使うとか、そういったことがつい自分だけなら大丈夫だというふうな考えとか、そういったことをやらないように徹底しなければいけない。もちろんそういったやり方を違反した場合の罰則とか、そういうことについてのお話はされたということなんですけど、そういったついやってしまいそうなところ、そういったところを徹底的に洗い出して周知徹底していただければなというふうに思います。
先ほど申し上げましたように、私はかつて安全管理というようなことをやっておりまして、そこで何をやっていたかというと、とにかく間違いを起こすのは人間そのものであると。機械はほとんど間違わない。機械が絡んで間違うのは、人間と機械の接点、いわゆるインターフェース、そこの部分でおかしいことが起こるというふうに私も考えていますし、そういうふうにほかの方にも教えてきました。ですから、そういったところをこのマイナンバー制度の取り扱いについても職員の方に徹底していただければなというふうに思います。
それから、土地の利用については、町長のほうからお考えをお伺いしましたけども、さっき申し上げましたように、あそこの道路はもうできないということが確定したのであれば、それをちゃんと町民の方に説明をしていただくということは必要ではなかろうかというふうに思います。そして、あそこの今跨線橋の部分をちゃんとしたバリアフリーのものができるというようなことをおっしゃっておりましたけども、もしそういうことになるのであれば、早目にどういったものがという計画、そういったものをお知らせ願えればというふうに思います。それから、鉄塔の跡地については、特に考えられているプランはないということであれば、できるだけ早く公園の中に吸収するとか、そういった形で開放していただければなというふうに思います。
2回目の質問というか、特に質問になっていないと思いますので、何かご意見があったらお伺いをするということで私の質問を終わります。
〇議長(内海和雄君) それでは、1番議員、M口信昭君の一般質問が終了しました。
◇齊 藤 博 君
〇議長(内海和雄君) 通告順に基づき、次に7番議員、齊藤博君。
〔7番 齊藤 博君登壇〕
〇7番(齊藤 博君) 7番議員の齊藤博でございます。これから一般質問を行います。今回質問は大きく4点でございます。町長を初め幹部職員の皆様には、簡潔で明瞭なご答弁をいただきますようまずお願いを申し上げておきます。
まず、1点目はインフルエンザ予防接種への助成制度についてでございます。過日私は行きつけの医者でインフルエンザの予防注射を受けてまいりました。同年配の人や親子連れのお子さんたちも予防接種を受けておりました。私は65歳を過ぎていますので、代金は1,000円でございましたが、お子様連れの方は4,000円近くのお金を払っていらっしゃいました。お医者様に聞くと、子供は予防接種を2回する、これが通常だということでございますので、子供さんが2人いらっしゃる、その方が予防接種を受ける、それだけでも負担は1万円を超すと。親御さんの負担は大変だなというような思いをして帰ってまいりました。
現在中学生以下の子供たちの医療費は、酒々井町においても1回200円の負担で済むという助成制度があり、子育て世代にとっては大変助かっておるものと私も思っております。ただ、インフルエンザにかからないようにする予防接種については現在助成制度がございません。予防接種法では、インフルエンザ予防について、65歳以上の方は特に定期接種に努力する義務がうたわれております。しかし、生後6カ月から65歳未満の方は任意接種となっていることから、こういう助成制度にも差が出てきている、そのように私は思っております。しかしながら、年齢に関係なく、インフルエンザにかかりますと、本人はつらいし、家族も心配です。また、周囲への感染、特に児童生徒の場合には学級閉鎖等の問題も想定されます。他の市町村での事例は承知をしておりませんが、子育て支援の策として、高齢者と同様、中学生以下のインフルエンザの予防接種が1回1,000円の負担で済むという助成制度を実施できないかお伺いをするものであります。
ちなみに、提案に当たり調べましたことを参考に申し上げます。まず、小中学校の子供たちがインフルエンザにどのような影響を受けているかということについて現状をご報告させていただきます。教育委員会からいただきましたデータによりますと、24年から26年までの3年間、酒々井小の25年に175人、大室台小は24年に126人、25年に174人、26年に144人、そして酒々井中は、さすがに多くはございませんが、平成26年には109人という方がインフルエンザのために休みをとっております。現在のルールですと、3割程度の欠席者が出ると学級閉鎖になるということだそうですので、平成25年の両小学校あたりは学級閉鎖近くまで行ったと、そういう状況であろうかと思います。やはり子供たちの学業に大きな影響が出るというふうに私は感じます。
それから、もう一点は予算面でございます。これを実施した場合、どの程度の財源が必要だろうかということを私なりに推計をしたものでございます。ただ、現在小中学生が何人この予防接種を受けている方がいらっしゃるのかということにつきましては、レセプトもないようで、そのデータがございません。そこで、現在の制度である65歳以上への助成制度をもとに考えてみました。65歳以上への助成制度利用者はおおむね年に3,000人、65歳以上人口は6,000人以上ですから、約50%といったところだと思います。予防接種代金は4,100円で統一されているとのことなので、町の年間助成額は930万円というのが現状でございます。一方、中学生以下、15歳未満というふうに申し上げますと約2,500人、予防接種代金は3,300円程度が多いとのことでありますので、50%の利用ですと287万5,000円、しかし予防接種が2回必要だというようなことが通常のようですので、倍の575万円と。さらに細かく言えば、中学生になりますと予防接種は1回でオーケーということになりますので、それよりも若干減ってくるであろうと。そう考えれば、利用率が高まったにしても、600万円程度の財源でこれが実施できるのではないかということを推計しております。財源問題、医療機関との協議等、幾つかの課題があると思いますが、埼玉県に住んでいる37歳の女性の方が私と同趣旨の投書を朝日新聞にされました。やはり親御さんの一つの願いなんだなというような思いをいたしました。町の前向きなご答弁を期待をいたします。
2つ目は、公共施設の整備改修計画についてであります。現在小坂町長から議会側がよければ分庁舎2階を議場として利用しませんかとの提案が議会になされております。つまり本庁舎3階からの移動ということになるわけですが、私たち議会がどう考えるかは今後の問題となっていますが、私は分庁舎建設前や建設中には何の説明もなかった重要事項が唐突に提案されてくることが理解できません。町庁舎の全体像が定められていないだけでなく、分庁舎の機能すら確定されないままに建物だけができ上がったことに愕然とする思いであります。
公共施設の整備改修計画は、今焦眉の事業だと思います。町庁舎の修繕、整備だけではなく、町内の公共施設の改修は多数挙げられております。町庁舎、中央公民館耐震工事は現在実施中、中学校グラウンド拡張や子育て支援センターの用地取得、さらにはプリミエール、コミュニティプラザの改修、ちびっこ天国管理棟の耐震工事など、さらには中学校講堂屋根の雨漏り対策等は設計方針や設計書を作成中であります。加えて、町体育館の整備は現在凍結状態と言っていいでしょう。建物だけでこれだけ多くの事業が始められようとしている中で、さらに厳密な財政的な裏づけのある計画の策定が必要であることは今さら申し上げるまでもないと思います。
平成24年、小坂町長は公共施設の改修も含め効率的に維持管理する方策を検討するため専門家を招きました。4年を経過しようとしていますが、町長が目指した酒々井町のファシリティマネジメントは示されているとは言えないと思います。今議会での行政報告によれば、私が今申し上げましたような計画は平成28年度までに作成する公共施設総合管理計画で明確になるということだと思いますが、その中身は個々の施設の管理、改修計画まで踏み込んだものになるのでしょうか。ファシリティマネジメントが叫ばれ、各自治体では一時ブームみたいになりましたが、成果を出した自治体の数は決して多くありません。成果を出した一つである神戸市は、長寿命化、総量縮減等の基本方針とともに、個々の施設についても言及をしております。私は、町の計画には個々の施設についての計画も含めるべきだと思いますが、現在の町の方針はどのようになっておりますか、お尋ねをいたします。
大きな3点目は、プレミアム商品券販売についてであります。6月26日から28日までの間の3日間、商品券を購入できなかった町民ばかりでなく、早い者勝ちという公平性を欠いた手法に対する不満や憤りが爆発し、町は大混乱となりました。町長は、町民の皆さんに不快な思いを与えてしまったこと、商工会に的確な指導をできなかったこと、リスク管理の甘さが根本的な問題であったことを認め、謝罪をしております。私は、加えて、1割にも満たない人しか買えなかったという結果について、税金を使った公の事業の結末として、小坂町長はどのような所感をお持ちかお伺いをしたいと思います。
私は、一般質問をいたしました9月議会以降も予定をオーバーして販売した商品券分や不正購入と思われるケースにどのように対処されるかを注視してまいりました。そのうち不正購入と思われるケースについての対処の考え方と結果についてお尋ねをいたします。このケースは75名、枚数で290セットと公表されていますが、商工会からはどれだけの反証の提出がありましたか、まずお聞きをいたします。次に、不正購入と思われる290セット及び予定販売数のオーバー分153セットについては、国への実績報告には含められないと思いますが、現在の考え方はいかがでしょうか、お尋ねをいたします。
最後は、分庁舎建設請負契約についてでございます。私は、6月議会で、変更契約に対し、事後承認ではないのかと、竣工ぎりぎりの6月議会で既に終わった工事内容の変更の議決を求められても、これは地方自治法違反であるという私の考えから反対をいたしました。その後、9月議会までの間に町の説明が変更になりまして、私どもでは理解できない、そういった説明がなされてまいりました。そこで、改めて今議会で本契約について質問をさせていただくことにいたしました。9月議会までの町の答弁や説明では、入札に使用した設計書と工事施工者が用いた設計書と2つの設計書が存在したが、鉄筋量を増加した設計書、つまり工事施工者が用いた設計書については町は知らされていなかった。つくり直した設計業者からの連絡もなく、本年5月の増額変更の協議の場で初めてその事実を知ったということでありました。これが事実であれば、設計業者の行為は不誠実などというものではなく、正しい設計書を納品していないのですから、契約違反に当たるでしょう。町はこのことについてどのように判断されたのかお伺いをいたします。また、9月議会以降、町は設計業者に対しどのような対応をされたのか、あわせてお尋ねをいたします。
次に、町における入札のあり方についてお尋ねをいたします。分庁舎建設工事の契約に至るまでの経過を町の答弁や説明に基づき、時系列で整理をいたしますと、以下のようであったと思われます。平成26年6月30日入札に使用した設計書が納品をされました。翌月7月18日に入札公告をし、一定の資格を有する者が見積もりを始めたことになります。同じ7月、日にちは明示されておりませんが、分庁舎に設置する太陽光発電設備の仕様等を町が決定をしております。翌月8月13日、建築確認申請書が設計業者から納品され、即日申請をいたしました。この建築確認申請には、設計者が太陽光発電設備の仕様等を決定されたことを考慮し、自発的に構造計算をし直し、その結果鉄筋を増量する設計書を作成しております。建築確認申請から2週間後の8月27日に再度入札で上條建設が落札をいたしました。私は疑問に思います。入札は全て確定した条件のもとで行うべきであるのに、入札公告をして見積もり期間中に新たな条件を加えるなどというのはすべきことではないと思います。仮に設計業者から鉄筋量の不足を知らされたら、入札は中止することになるでしょう。このような入札のやり方が正しいのでしょうか。町のお考えをまずお答えください。
以上で1回目の質問を終わります。
〇議長(内海和雄君) 町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) それでは、7番議員、齊藤議員からは4点のご質問でございますので、順次お答えをいたします。なお、政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは担当からお答えをいたします。
2点目の町の公共施設の整備改修計画につきまして、本議会開会日における行政報告で申し上げたところでありますが、公共施設等の総合的かつ計画的な管理に関する基本的な方針等を定める公共施設等総合的管理計画を策定しているところであり、個別施設の修繕計画の策定については、この基本的な方針等と整合を図りながら、事業費支出の均衡を図りつつ順次取り組んでまいりたいと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 健康福祉課長、赤地忠勝君。
〇参事兼健康福祉課長(赤地忠勝君) それでは、私のほうからインフルエンザ予防接種の助成制度につきましてお答えさせていただきます。
町では、感染のおそれのある疾病の発生及び蔓延を予防するため制定された予防接種法に基づいて予防接種を実施しています。子供に対するインフルエンザ予防接種は、昭和51年の予防接種法の改正により小中学生を対象に接種を行っていましたが、平成6年の改正でインフルエンザが予防接種の対象疾病から削除されました。その後、高齢者施設の入所者などがインフルエンザにかかり死亡したり重篤化したりする事例が相次ぎ、社会問題化したことにより、高齢者に対するインフルエンザの予防接種を支援するという観点から、平成13年に予防接種法が改正され、希望する方に予防接種を行うこととされました。予防接種法に基づき予防接種を行っていることから、中学生以下のインフルエンザ予防接種の助成につきましては、今後の予防接種法の動向などを見ていきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 経済環境課長、芝野芳弘君。
〇経済環境課長(芝野芳弘君) それでは、私からは3点目のプレミアム付商品券販売についてのご質問にお答えいたします。
1点目の不正購入に関するご質問につきましては、先般商工会から不正購入が疑われる者のリストの提供依頼があり、町から商工会へ情報提供を行いました。商工会からは今後の役員会で対応方法を検討すると聞いておりますので、その反証の内容について精査してまいります。
2点目の販売枚数実績に関するご質問ですが、当初は3日間の販売で9,500セットを予定しておりましたが、6月27日の土曜日に1セットを購入できる整理券が153人に配布されましたので、全体では9,653セットとなります。そこから不正購入分として反証がなかった分及び6月27日土曜日に1セットを購入できる整理券を受領した方の中で購入されなかった分を除いた数が実際の販売枚数になるものと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 企画財政課長、大ア智行君。
〇企画財政課長(大ア智行君) 私のほうからは4点目の分庁舎建設工事に関してお答えをいたします。
まず、鉄筋の増量に関します設計業者の対応は不誠実な行為であったと考えておりますが、履行期間内に図面等が是正されて建築確認を受け、最終的に適正な建物が完成したということで、町に損害は生じていませんので、契約違反とは考えておりません。
2つ目の分庁舎建設工事の入札につきましては、公告によって明らかにされた同一の工事条件により執行されており、入札の公平性に支障がないことから、有効に成立するものとの意見を顧問弁護士よりいただいております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 7番議員、齊藤博君。
〇7番(齊藤 博君) 2回目の質問をさせていただきます。
まず、インフルエンザの件ですが、高齢者が助成制度があってその他の年齢の方にはないということの理由はよくわかりまして、私が思っていたのとそんなに大差はないなというところですが、そこからなんですよ、町の意思が出てくるのは。それはもうある意味でわかってることだろうと思うんです。では、そういう中で町はこういうことについて対策をとる、そういうつもりはありませんかということの趣旨なんですが、例えば課題はやっぱりありますよね。医療機関と統一的な金額を設定するとか、そういう技術的な問題というか、そういうものも当然あります。そして、お金の問題もあります。こういうことでできないのか、どういうことで町はやれないのか、実施するというような方向の答弁ができないのか、この辺が私がお聞きしたいところなんですよ。
今子育て支援という言葉が本当によく使われておりますし、実際の施策もその中で運用されておるとは私も思います。一つの健康問題、これを助成することによってですね、どれだけ子育て世帯の負担を軽くできるかということはまた町政全般に通じることではないんでしょうか。もう一度お答えをいただきたいと思いますが、今後の検討という中にはどういうことが検討の材料として入ってくるんですか。今まで私も検討という言葉でそうですかと了承してまいりましたけれども、検討にはですね、やっぱり大きな課題があって検討するわけですから、その課題は何なのかということ、今現在町が考えるすぐ実施に踏み切れない課題、それの最大のものは何であるか。できるできないは言わなくて結構ですよ。その最大の検討課題は何なのかお聞きをさせていただきたいと思います。
それから、2番目の公共施設の整備改修計画についてですが、これも町長は行政報告にあることをそのままお話しになった。それは、そのとおりでございます。だけど、私が思うにはですね、その後に個々の施設について検討するんだと、総合管理計画が28年度にできるわけですから、それから何年かけてこれをつくるおつもりなんですか。今始めようとしているいろんな事業は、その計画の範疇には含めないんですか。今まで私はファシリティマネジメントについても何回か失礼ながら質問させていただきました。言い方はいろいろ違いますが、結果的に私は先送りだったと思います。ちびっこ天国の問題についてだって何にしても、結果的に審議会等をつくってですね、いろいろ議論をされましたが、これがファシリティマネジメントに反映して一緒にやった、そういう事実がありますか。結果的に個々の施設の場当たり的なものだけが進んでいくように私は考えております。そういうことではなく、個々の施設のあり方を本当に計画的に考えるべきじゃないかということを申し上げているんです。
我が酒々井町では、そんなに人口も多くありませんし、施設も多くありません。検討が困難なほど多くはないと思います。また、同じような目的の施設がですね、重複しているということも私はないと思いますよ。ですから、論理的にはですね、長寿命化計画というものは必要でしょう。しかし、それだけが28年度に確立されて、個々の施設計画については言及できないというのは遅過ぎると、私はそのように思いますが、いかがでしょうか。いつまでに個々の計画をつくるというようなお考えでおるのか、再度お答えをいただきたいと思います。
ただ、私はもう過去の質問からも申し上げているんですが、この公共施設の整備改修計画の中で一番はっきりさせなくちゃいけない、それだけの問題になっているのは、ちびっこ天国の改修の問題、それから凍結状態にある町民体育館のあり方についてであろうと思います。ちびっこ天国のことにつきましては、専門家の意見を聞いて、ある程度の線は出ておりますが、その報告書によれば、もう既に改修に多額の経費がかかることは報告書でも認めております。民間資金の導入によってこれを賄うということを基本に提言をしておりますが、今現状で民間の融資、民間資金の導入はどこまで進んでおりますか。私は深くは知りませんが、この改修計画を後押しするほどの民間資金の導入はないように思いますが、いかがでしょうか。
それから、体育館につきましても、計画はできていながら進んでいない。これは財源の問題だろうと私は質問をいたしましたが、それとは別に町民体育館のあり方、例えば町民の多くの方が使える、そういう施設であればいいという考えと、それなりの一定の条件、一定の水準、これを持ち合わせたものでなければならないという2つの考え方があると思うんです。町はどちらを選択するんですか。これが私は大きな分岐点になるんだと思っております。こういう点をこのままにしておいたら先に進みません。こういうものこそ全体的な管理計画の中で策定すべきではないかと思うのであります。ちびっこ天国の問題、それから町体育館について所感があればお答えをいただきたいと思います。ですから、この問題については、いつまでに個々の施設の計画をつくる予定なのか、それから現在ちびっこ天国に関する民間資金の導入はどの程度のものなのか、お答えをいただければと思います。
それから、3つ目はプレミアム商品券販売についてであります。まず、不正と思われるものについてのことですが、これにつきましては商工会から反証がないものについては補助金申請の中には含めないということであり、また153枚については、実際に商品を買われたということであれば、それはカウントするということでよろしいのでしょうか。そういう前提でお話をいたしますと、例えば不正購入と思われる方々の反証が出され、全てこれは正しい購入であったとした場合に153セットの購入はオーバー分となります。これを含めた9,500を超える申請をすることも可能だと。それも変更申請として認められるということなのでしょうか。枚数等も反証の数等も示されておりませんので、そういう具体的な議論はできませんが、マックスで考えた場合、今のような形になりますが、それも変更ということで可能だというふうに町はお考えなのでしょうか、それをお尋ねをいたします。
それから、私はこの場合ですね、不正購入はもちろんでありますが、153セットの分についても、国の税金はおろか、町の税金等もこれに使用してはならないんじゃないかと。一つの不正を許すことであり、そしてごね得を許容する、そういうことにつながるわけでありますから、私はそれを実績報告の中に加えるということに反対をいたします。今申し上げましたように、例えば153セットのときにもですね、町のルールに従って、不満を持ちながらもルールに従って帰路についた方が大多数なんですよ。そういう方、素直にルールに従って帰った方が何のメリットもなく、そこでごねて、その人が税金の恩恵を受ける、こんな理不尽な話は私はないと思います。これがまた町民の怒りを買う、これは目に見えるようであります。そういうことはお考えになりませんでしょうか。そういうことも含め、153セットの取り扱い、これについてもう一度ご答弁をお願いをいたします。
それから、最後の請負契約についてでございますが、まず2つの設計書があったことを町はもう認めております。それで、工事そのものの施工者は修正後の設計書で施工しております。町は本年の5月までその存在を知らなかったということは、2つの設計書が納品されていないということじゃないんですか。6月30日に納品された設計書があって、今納品されたとおっしゃるんだから、いつその納品があったのかわかりませんけれども、それなら町はですね、修正後の設計書ができたということを知っているじゃないですか。それで5月まで知らないとはどういうことなんですか。どうもその辺の説明がすっきりしない。いかがでしょうか。事実関係の質問でそんなことになってしまいましたけれど、その辺をはっきりさせてくださいよ。設計業者が、ちゃんと町が太陽光の設置を決めた、それに伴ったものとその以前のものとちゃんと町へ出して、そして工事を施工したと、そして工事をやったというならですね、入札時点でどうしてそれを新しい設計書に切りかえないんですか。そういう理屈になっちゃいますよ、誰に聞いたって。どっかに違いがあるんですよ。その辺をもう一度ご説明ください。
それからですね、町は私の質問に対してですね、設計業者の行為は不誠実であったというふうに回答されております。しかし、今の答弁でいきますとですね、私は何も、承知と言っては言葉悪いんですけど、されていない。ところが、酒々井町建設工事等請負業者選定要領運用基準というのがありまして、その中で不誠実な行為のある者は指名しないものとするとあります。これは、どういうための基準なんでしょうか。また、今回の設計業者に対する措置といいますかね、対応について、これと違った基準があるんでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
以上で2回目を終わります。
〇議長(内海和雄君) 健康福祉課長、赤地忠勝君。
〇参事兼健康福祉課長(赤地忠勝君) それでは、私のほうからは、中学生以下のインフルエンザの予防接種の助成の課題ということでご質問いただきまして、それについてお答えさせていただきます。
現在のところ、子供に対するインフルエンザの予防接種法の対象にはなっていませんので、今後の予防接種法の動向などを見ていきたいと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 経済環境課長、芝野芳弘君。
〇経済環境課長(芝野芳弘君) それでは、私からはプレミアム付商品券の関係でお答えさせていただきます。
まず、反証がないものということでありますが、現在商工会のほうからまだ提出がございませんので、その内容について個別に精査していきたいと思っております。提出された内容について個別に精査していきたいと思っております。それと、153枚についての取り扱いですが、153枚の整理券につきましては、商工会のほうで独自に配布しておりますが、配布時に町がいましたもので、153枚については、9月の議会でもお話し申し上げたとおり、補助金の中の変更申請を行って、補助金の中から出していくような形で変更申請をしておるところでございます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 企画財政課長、大ア智行君。
〇企画財政課長(大ア智行君) それでは、まず初めにですね、施設の管理計画の関係でございますけれども、住民ニーズを踏まえて、必要な施設については適正に整備をしつつ、減築や統廃合等によって施設の総量の縮減等も考慮して総合管理計画を進めてまいるところでございますけれども、今後につきましては、財政状況等も勘案いたしまして、総合管理計画と各施設の個別の修繕計画とも相互に整合を図りながら、早期に計画のほうを策定してまいりたいと考えております。
それから、分庁舎の関係でございますけれども、町の指名停止の基準等を勘案いたしまして、不誠実というようなことでございますので、設計業者からはてんまつ書を提出させまして、その後文書により設計及び管理業務に係る警告書というような形で警告のほうをしてございます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 7番議員、齊藤博君。
〇7番(齊藤 博君) 3回目の質問をさせていただきます。
インフルエンザの件ですが、予防接種法の改正を待つということなので、議論の余地も何もない、町の意思が全く感じられない答弁でございました。町長はよく日本一古い町、千葉県一の福祉の町というようなことをおっしゃっておりますが、インフルエンザの予防接種助成制度、これはある意味では千葉県一かもしれませんので、その辺はよく町の意思を持ってご検討いただきたいと、そのことを期待をいたします。質問はございません。
それから、2つ目の公共施設のことについてでございますが、やはり私は、総論、結構でございますが、我々が期待をし、難しい問題であるからこそ、町長を初め皆さん方の能力に期待をしているわけでございますから、個々の施設、これの管理計画というものをしっかりお出しいただくと。それによって町民が計画に賛成をし、あるいは協力するという形になるわけでございますので、そういうことからできるだけ早く明確にこの公共施設の管理計画というものを確立をしていただきたい、このようにこれも期待するということで終わりにしたいと思います。
それから、3番目、4番目はそうはいきませんで、ご質問をさせていただきますが、プレミアム付商品券のことでございますけど、153枚についてはですね、私は何回か議会を通しての質問をしておりますけれども、6月27日朝の153枚のセットを配ったときに、これは商工会がやったんだと。検証委員会の報告にも商工会がやったと。商工会が決めた、町は関係ないんですよというようにしかとれない報告になっておりますよ。今のお答えによれば、当日は町の職員がいたので、今度は出しますよと。これはどういう論理なんですか。私は、さっきも言ったように、ごね得やですね、そういうものを助長する格好になったら、町の最高責任者として、あるいはその事務の執行者としてどういうふうに感じるかと。やはり町民の憤りは増すだろうと思うんですよ。そういう意味での措置はしたくない、するべきではないというふうに思っているんです。
買えなかった人たちの心情を考えるとですね、9,500の中におさまったから、それも入れちゃおうやというようなことであってはいけないと思いますし、副町長がご答弁のようですから、お話しをしますと、例えば290セットの不正についてもですよ、商工会は精いっぱい反証を上げるだろうと思うんです。それは大変ご努力が要ると思いますけど、仮にそれで反証ができなかった場合、そのような場合に、町はですよ、こういう税金を使った事業の最終責任者として改めて不正の究明に臨むべきではないかと思いますが、そういうご意思がありましょうか。商工会が究明できなかったから、それはそれでいいや、それでおさまる問題ではないと私は思いますが、その辺のお答えをいただきたいのと、それから今までのお答えと今回のお答えが若干というか、例えば153枚についての答えが変わるように、町のこれからの商品券販売に対する措置、これを町民の方はずっと見ていますよ。3月までこれが続くでしょう。その間、町民の方がですね、この事業の書類等についていつでも検証できるような、町民を含んだですね、そういう検証機関をつくることが町にとっても責任のとり方の一つじゃないですか。町民を含めたそういった検証機関、これをおつくりになる意思はありませんか、お尋ねをいたします。
それから、最後ですが、これにつきましては私は2つ申し上げます。私は、この請負契約の問題を取り上げましたのは、議会へ求める変更議決が事実上工事が終わった後の事後承諾という形で出てくるから、それに反対をしたわけであります。ところが、町のその経過に関する説明がどんどん変わってきたもんですから、この入札のあり方のほうにまで今回の質問が行ってしまったというのが実情でございまして、私は本来町に求めたいのはですね、入札の問題はまた別ですけれども、当然そうなんですが、工事に変更が出た場合、事後承諾で議会に報告すればいいというお考えが執行部の中にあるのではないかと。今回の9号議案、水道関係の議案でございますが、これも変更工事でございます。これも12月18日が工期なんですが、それを12月議会で提案をされました。これだって事前に工事をもうやっちゃったということしか考えられません。それでもいいというお考えが執行部の中にあるんじゃないでしょうか。それを改めていただきたいんです。
もう一点、その水道の議案第9号もそうなんですけど、請負業者の中に、町に報告もしないで必要な工事をやっちゃっていいと、そういうことが蔓延していませんか。これは大変怖いことですよ。町からは指摘は受けない、そういう観念があるんじゃないでしょうか。大変私は心配になります。この請負契約については、質問というよりは、その2つの点を今後行政の中でしっかり見定めていただきたいと思うのと、1点だけ、さっき言った指名停止、それをこの基準に基づいてやったというような答弁なんですけど、この基準にはですよ、不誠実な行為のあったものというふうに書いてあるんです。町は不誠実な行為があったと言っているんですから、指名停止になっちゃうじゃないですか。警告ではないでしょう。そのお答えをいただいて終わりにしたいと思います。
〇議長(内海和雄君) 副町長、横尾貞昭君。
〇副町長(横尾貞昭君) 私からはプレミアム商品券の関係でまずお答えさせていただきます。
まずは、そもそも販売総数を9,500セット、これにした理由についてというところからなんですけども、これは検証結果のほうでも書かせていただきましたとおり、まず補助金の総額というのが4,047万5,000円、これがフィックスというか、固定でございます。商工会の見積もりによります商品券の発行事務費が1,007万5,000円及び低所得者向けの商品券発行分190万円を除いた残額が2,850万となりますので、それに30%のプレミアムをつけるということで、結果として販売総数は9,500セットとなったものでございます。ご質問の153セットでございますけども、これはそのまま補助金が増額になるわけではなくて、当日その商品券発行事務費1,007万5,000円を利用して153セット分を発行したいという申し出が商工会からありましたので、それをうちのほうで了承して、その分の引きかえ券を発行したということでございますので、それは補助金等の総額の中で動いておりますので、補助金の申請のほうの計画変更ということで対処できるものと町としては考えております。
そしてあと、不正の関係でございますけども、これにつきましては、前回の議会でも説明させていただきましたとおり、まず町と商工会の関係につきましては、要は負担つきの贈与契約となるものでございますので、そこの中で契約の条項として酒々井町プレミアム付商品券実施要綱というものがございますけども、その中の9番の購入対象者、町内在住、在勤、在学とすると、こういう契約条項がございますので、町といたしましては、商工会に対してこの契約条項が適正に履行されているかどうかという確認を求めて、それの反証がなされなければ、そこは個別契約の解除ということで、補助金の対象には含めないというだけでございます。ですので、これは町と商工会の契約関係の問題でございますので、さっきの検証機関ですか、そういったものを設けるつもりはございません。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 企画財政課長、残り時間が少なくなりましたので、答弁は簡潔にお願いします。
〇企画財政課長(大ア智行君) 酒々井町建設工事請負業者等の指名停止基準の第9条の規定によりまして、指名停止または警告をすることができるというようなことでございますので、今回町に特に実害が生じていないというようなことからも文書による警告としたものでございます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) それでは、7番議員、齊藤博君の一般質問が終了しました。
ここでしばらく休憩します。
(午前11時29分)
〇議長(内海和雄君) 休憩前に引き続き再開いたします。
(午後 零時59分)
◇ 酒瀬川 健 一 君
〇議長(内海和雄君) 通告順に基づき、次に3番議員、酒瀬川健一君。
〔3番 酒瀬川健一君登壇〕
〇3番(酒瀬川健一君) 3番議員の酒瀬川でございます。先月フランスのパリで世界を震撼させました同時多発テロが発生しまして、多くのとうとい命が失われたことはまことに残念なことでございます。この同時多発テロにより被害に遭われました方々に対しまして、心からご冥福をお祈りいたします。
それでは、議長よりお許しをいただきましたので、通告に従いまして、まちづくりを中心といたしまして、3点につきまして順次質問をさせていただきます。まず、1点目は墨工業団地の未利用地の稼働予定などについて伺います。アウトレットや最近開業しました温泉施設など、酒々井インターチェンジ周辺は活況を帯びておりまして、町や周辺地域にとりましては大変に喜ばしいところであります。それに近接します民間開発によります墨工業団地は、現在株式会社すかいらーくグループ関連工場と食品製造加工業のエフケイの2社が3区画において稼働し、生産を行っております。残りの2区画につきましても、株式会社ディスコとマルエツの優良企業2社が所有しておりますが、現段階では未利用地のままとなっております。
これまでの企業誘致といいますと、国の地域振興策としての後押しもありまして、全国の自治体は税など各種優遇措置を前面に押し出しまして、どの自治体も争って進出企業の誘致活動を行ってまいりました。高度成長期時代には、企業側も安価な工業用地と豊富な労働力が得られることから、各地に積極的に進出していきましたが、バブルが崩壊した後の長引く景気低迷や急速に進んだ為替の円高によりまして、製造拠点を国内からアジアを中心とする海外へと相次いで移転する企業が多く見られ、海外での生産比率が高まってまいりました。一方で、海外での生産には技術の漏えい問題や品質管理問題などのリスクが懸念されていたところであり、為替が円安に進めば輸出産業には有利に働くことから、海外に進出していた工場の国内回帰が大きなうねりになるだろうと期待されておりました。
しかし、企業が進出した国の需要に応じた製品の開発を現地で行ったことや、日本に比べてその国の人件費が割安なこともありまして、いまだ海外を生産拠点としている企業が多い状況でありまして、国内での稼働は依然厳しい環境下に置かれております。企業が国内で稼働、生産することにより、その地域の活性化や雇用促進による経済波及効果、また生活改善が図られることはもちろんのことでありますが、自治体といたしましても税収アップにつながり、財源の安定確保にも大きく期待されるところであります。このように工場の国内回帰がなかなか進まない情勢の中、幸いにして墨工業団地の残りの2区画も優良な企業が所有者となっていることから、町といたしましても、国の地方創生の流れにおくれることのないよう、2社にはぜひとも墨工業団地内での早期稼働を要請していく必要があるのではないでしょうか。そこで、この土地の所有者である2社の今後の動向が大変気になるところでありますので、墨工業団地の今後の状況につきまして何点か質問をさせていただきます。
まず1点目は、2社が所有しながら、いまだ稼働に向けた動きが明確にされていない用地と両者との……両者というのは2つの業者ですが、両者との稼働予定時期などの交渉経過及び今後の見通しにつきまして。2つ目は、町の企業立地促進条例の奨励措置は適用されているのか。3つ目は、現地での製造加工や雇用計画を検討されているのかなどの情報を得ているのか、これは企業のほうからの情報を得ているのかということでございます。また、操業開始による町税の増収は見込めるのか。4つ目としまして、他の工業団地に進出してしまうことのないように当地での早期操業が望まれますが、環境問題など何か稼働に向けて障害となることがあるのか。以上4点につきまして町の考えを伺います。
2つ目は、酒々井町総合戦略、人口ビジョンについてでございますが、酒々井町まち・ひと・しごと創生総合戦略の町の人口ビジョンにあるように、昭和45年には6,000人程度であった町の人口は成田空港の開港や東京のベッドタウン化によりまして急増しまして、現在では2万1,200人余りにまで増加してまいりました。2060年の町の人口の将来展望は、政策出生率を1.80とし、社会増ベースを維持して現在より毎年10人から20人程度増加させまして、45年後の2060年の目標とする将来人口を1万7,000人と推計しております。総合戦略の具体的な施策として、高品質なコンパクトシティをコンセプトとして継承し、市街地及びその隣接地での開発を促進するとありますが、新規住宅の開発による良好な宅地の供給や空き家を活用したまちづくりの推進と具体的な施策を掲げています。
これまで人口が急増していた高度成長時代には、ここ酒々井町におきましても複数の大規模宅地開発が行われまして、開発業者が整備した道路や公園などの公共施設を町に帰属し、または管理移管するというシステムでインフラ整備が展開されていたものと思われます。しかし、最近ではこれまでのような大規模開発は日本各地どこでも見られなくなってきており、人口減少時代に向かっている現在、町は人口の社会ベースを維持するために新規住宅の開発を促進するという構想を掲げておりますが、これは町の発展には欠かせない計画であり、ぜひとも現実となるように努力していただきたいものであります。そのためには、土地利用の実態に即した用途地域の指定見直しや地域の特性に応じた地区計画の活用の推進によりまして市街化区域を拡大するなど、住宅開発がしやすくなる環境を整えて適正な土地利用の誘導を図る必要があるのではないでしょうか。さらに、これまでは開発業者が行ってきた取りつけ道路などのインフラ整備の一部を開発を誘導するために町が肩がわりして良好な住宅地を供給する施策も必要となってくるのではないかと思われます。
そこで、この良好な宅地の供給と空き家対策について何点かお伺いいたします。1点目は、目標人口を達成するための市街地及び隣接地での新規住宅開発とは具体的にどのような開発を想定しておるのでしょうか。2つ目は、町の均衡ある発展には、線引きの見直しや用途地域の変更、また地区計画の変更など、開発を促すために計画全般に柔軟性を持たせる必要があると思われますが、いかがでありましょうか。3つ目は、空き家対策には、空き家の情報照会や取得に関する助成制度、移住定住などについて相談の窓口は1カ所で案内すべきであると思いますが、現在はどこで実施されているのでありましょうか。以上3点につきまして町の考えをお伺いいたします。
3点目は、この後も何人かの議員も同じ質問をする予定になっておりますが、中央台公園の機能向上に向けての積極的取り組みの必要性についてでありますが、先月の11月4日、5日と2日間にわたりまして開催されました町のふるさとまつりは、あいにくの空模様であったために客足はやや鈍かったものの、成功のうちに終えたと思いますが、関係者の大変なご尽力に深く感謝申し上げます。ただ、残念であったことは、雨の中を大勢の人が歩いたためにぬかるみができ、足元の状態が芳しくなかったこともありまして、お客さんの一部の方からこのぬかるみは何とかならないのかという不満の声が聞こえたことでありますが、これはあえて忠告であると受けとめるべきではないでしょうか。足元がどろどろでおぼつかなく買い物をしづらいこともありまして、せっかくふるさとまつりに来たものの、途中で切り上げて家路に急ぐ一般のお客さんもかなりいたらしく、出展者からも売り上げがいまいちで売れ残り品が多かったという声が聞かれました。中央台公園は、緊急ヘリの離発着に対応できる災害発生時の防災機能を持った公園として整備された公園である以上、雨の後でもいち早く使える状態になるよう機能が整えられるべきではないでしょうか。今回の経験を教訓にしまして、雨後の水たまりの原因となっている芝生表面を完成時に近い水勾配の状態にすることや暗渠排水管等の排水処理機能の改善などによりまして常日ごろから良好に管理すべきであると思われますが、町の考えを伺います。
また、野外ステージが使われるケースで音の反響が悪く、音声が聞き取りがたいとの参加者の声も聞かれました。野外ステージが活用しやすいように、音が会場全体に行き届き、音漏れが少なく、演奏者にも音が返ることによりまして演奏しやすくなる音響反射板の設置や、また各種ダンスや舞踏の発表、あるいはマジックショー等のパフォーマンスなどの発表に少々の雨でも使用できるように屋根をもう少し大きくすることの検討はいかがでありましょうか。あのようなステージがあるからには、町の大切な施設であり、工夫しまして、少しでも使い勝手のよい屋外ステージに改良することができないものか、あわせてお伺いいたします。
これで第1回目の私の一般質問を終わります。
〇議長(内海和雄君) 町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) それでは、3番議員、酒瀬川議員からは3点のご質問でございますので、順次お答えをいたします。なお、政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは副町長または担当からお答えをいたします。
2点目の酒々井町総合戦略、人口ビジョンに関してのご質問でありますが、目標人口達成のための開発等の想定につきましては、全国的に人口減少や少子高齢化が進行する中で、今後ますます都市間競争が激しくなると予想されることから、当町におきましては、市街化区域内の未利用地の積極的な活用を推進するとともに、鉄道駅周辺などの市街化調整区域において地区計画を活用したまちづくりを進めてまいります。また、町の均衡ある発展には、開発を促すための柔軟性を持たせる必要があるのではとのご質問でございますが、JR酒々井駅及び京成酒々井駅周辺への若年層の定住促進、酒々井インターチェンジ周辺や幹線道路沿道などへの都市的土地利用の適正な誘導、またJR南酒々井駅及び京成宗吾参道駅周辺における地域拠点の形成や活性化を図るため、現在市街化区域において地区計画が可能となるよう市街化調整区域における地区計画ガイドラインを策定しているところであります。今後は、このガイドラインをもとに地区計画によるまちづくりを進めてまいります。
次に、3点目の中央台公園の機能向上につきましては、早急に雨水排水対策を検討し、整備できるよう計画をしてまいります。また、野外ステージを活用しやすいようにとのご質問でございますが、構造的な条件や制約もありますが、どのような方法が可能なのかを検討してまいります。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 副町長、横尾貞昭君。
〔副町長 横尾貞昭君登壇〕
〇副町長(横尾貞昭君) 私からは酒々井町総合戦略、人口ビジョンについての3点目、空き家に関する相談窓口は1カ所にすべきであると思われるが、現在はどこで実施されているのかとのご質問にお答えいたします。
空き家問題につきましては、昨今の人口減少、高齢社会の到来により急速に増加傾向にあり、防災、衛生、景観等、生活環境に深刻な影響を及ぼしかねないことから社会的にも重要な課題となっており、全国的にその対策について苦慮しているところでございます。当町におきましては、一昨年より町内の空き家の現況を把握するため、総務課及びまちづくり課において町内の各自治会のご協力を得ながら空き家調査を継続的に実施しており、今後はこの調査結果を踏まえ、その対策等について具体的に検討を進めることとなります。また、今年度当初より人口減少社会を克服するべく地方創生の推進について集中的に検討を進めてまいりましたが、このたび酒々井町人口ビジョン、酒々井町まち・ひと・しごと創生総合戦略を10月末に策定したところでございます。この総合戦略を効果的に展開するため、地方創生に向けた効果促進事業の一つとして、移住定住を含め、UIターンを視野に入れた酒々井町空き家対策事業に企画財政課及びまちづくり課を中心に庁内関係課と連携を図りながら取り組んでいく予定でございます。したがいまして、ご質問にあります空き家の情報照会や助成制度、移住定住などの相談窓口を統一すべきとのことに関しては、現状においては庁内関係各課において事務が行われている状況にあります。良好な宅地の供給や空き家対策につきましては、地方創生の推進を図る上で大変重要であることは十分に認識されており、今後地方創生の推進に向け各課がさらに連携を密にして住民サービスの向上に努めていくべきものと考えております。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 経済環境課長、芝野芳弘君。
〇経済環境課長(芝野芳弘君) それでは、私からは1点目の墨工業団地に関するご質問にお答えします。
墨工業団地内では、現在株式会社すかいらーくグループ関連工場と株式会社エフケイが稼働しており、残る2区画を株式会社マルエツと株式会社ディスコが所有しております。しかしながら、マルエツについては立地を断念したとのことであり、現在売却先を探している模様です。一方、ディスコに関しては、本年6月に副町長、経済環境課長及び担当職員が4月より施行した酒々井町企業立地促進条例の概要や適用要件をクリアした際には奨励金の対象になる旨を説明するために本社を訪問したところであり、同社については今後も引き続き粘り強く立地要望を行ってまいります。なお、町税の増収見込みにつきましては、仮に操業が開始されたとすれば、法人町民税や固定資産税等の増収が見込まれるものと考えております。また、墨工業団地は酒々井インターチェンジから約2キロメートルの距離にあり、都心や成田空港へのアクセスなどが便利であることから、マルエツやディスコ以外の企業からも問い合わせがあり、売却を希望しているマルエツに照会しているところですが、同地区は開発行為の許可要件が製造業や研究所に制限されていることも企業立地が進まない要因の一つになっているものと考えられます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 3番議員、酒瀬川健一君。
〇3番(酒瀬川健一君) 細部にわたりまして適切なご答弁いただきまして、まことにありがとうございます。墨工業団地の件につきましては、今担当課長さんのほうからも答弁ありましたように、マルエツが断念されたということであるようですが、また町長を初め関係者が企業訪問されているということでございますが、今後ともですね、町長のトップセールス、これはもちろんのことでありますが、関係者が積極的にディスコを中心にしましてですね、いろいろな企業を訪問して、なるべく早く早期立地のほうに向けていただきたいと思います。
それでは、墨の工業団地について2回目の質問をさせていただきますが、先ほども申しましたが、円安によりまして日本へ工場が戻ってくるということが大変期待されておったんですが、品質の管理面だとか、そういった面がありまして、なかなか戻ってこない、それと企業としましても、今は円安だけども、また数年先には円高になるかもしれないというような懸念もあるのかもしれませんが、それと多額な設備投資を現地で行っておりますので、なかなか戻ってこれないような状態なのではないかなというぐあいには想像できます。新聞報道でも、円安になったにもかかわらず、日本に戻ってくるどころか、ますます企業が海外に進出している状況だというような報道がありましたが、ぜひとも町長さんを初め関係者の方はですね、企業誘致のほうにご努力を願いたいと思います。
そこでですね、改めて2点ほどご質問させていただきたいんですが、1つは、墨工業団地は、先ほどもありましたが、調整区域でありますが、その辺の検討は、これは駅のほうの話でございましたが、墨工業団地も調整区域ですよね。ここでありますが、企業の早期操業に向けるために、南部産業団地とあわせた産業集積地にふさわしい土地利用展開をするための地区計画の導入やさらなる優遇措置の見直しの必要があると思われますが、JRの駅のほうでは地区計画の見直しを行うという話がございましたので、この墨工業団地でもそのような地区計画の見直しですね、その辺も検討していただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。もう一点は、取得しました工業用地を、さっきのマルエツの話にもちょっとダブるかもしれませんが、リースするとか、あるいは貸し工場の提言といった企業のニーズに合った柔軟な対応策を提案することも考えられますが、その場合にですね、町の企業立地促進条例とかその他の法律や条例に抵触することはないのかという、この2点をお伺いいたしまして、2回目の質問を終わりにしたいと思います。
〇議長(内海和雄君) まちづくり課長、松本有二君。
〇まちづくり課長(松本有二君) 墨工業団地、あと県道等の周辺、それと富里酒々井線の沿線につきましてもですね、市街化調整区域における地区計画ガイドラインを策定しているところでありまして、今後はこのガイドラインをもとにまちづくりを進めてまいる予定であります。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 経済環境課長、芝野芳弘君。
〇経済環境課長(芝野芳弘君) 工業団地のリースとのご提案ですが、墨工業団地の開発要件はあくまでも製造業や研究所でありますので、リースであっても、そちらに該当すれば問題はないものと思われます。ただし、墨工業団地の適応要件につきましては、投下固定資産額が1億円以上かつ町内正規雇用者が10人以上となっておりますので、この基準をクリアすれば、条例上の奨励金のほうは問題ないと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 3番議員、酒瀬川健一君。
〇3番(酒瀬川健一君) それでは次に、3回目といたしまして、町の人口ビジョンについてお伺いいたします。
先ほどからご説明がありましたように、町の人口の社会増ベースを現在と比べて毎年10人から20人程度増加させていくんだと。そのためには、新規宅地の開発を推進すること、これはもちろん大切なことでありますが、今日本全体が人口減少に向かっております。日本の人口も、今1億2,000万人ぐらいいるんですか、それが7,000万人になるとか、いや7,000万じゃなく、1億は確保するんだというような話が出ておりますが、仮に1億確保したとしても、2,000万、3,000万という人口が減ることは、これはもう間違いのないことでございます。そのような時代に向かいまして、この酒々井町といたしましてももちろん人口は減少いたします。また、酒々井へ転入される地区の市町村でももちろん人口は減少しております。その中で、毎年10人から20人というと少ない感じがしますが、例えばですよ、転出者が100人、200人いた場合、転入者も100人、200人入れなければこの計算が成り立たないわけなんですね。この人口減少時代に向かって、10人、20人というのは結構高いハードルではないかと私は考えております。そこで、人口をふやすのはもちろんいいことなんですが、逆の面から見ると、町外に転出される方、それを抑えることも必要なのではないかと。そのためには、先ほどちょっと町長のほうからも話がありましたように、用途地域の変更を私は望みたいんですが、地区計画の変更なども考えて対応していきたいんだということでありまして、要は宗吾参道駅、例を挙げていいのかどうかちょっとあれですけども、宗吾参道駅は、南酒々井駅のほうで町外に転出される方が多くなると、幾ら中心部で人口を稼いでも、年間10人、20人ふやすことは難しいのではないかと。ですから、用途地域とか地区計画を変更していただきまして、そういった都市機能をあわせ持つような、また住環境を改善する、そういったような施策も必要になってくるのではないかと。要は出るを抑えて入りをふやせばいいわけでございますので、今の状態ですと流出人口を減らすのは非常に厳しいのではないかということで、そのためには、町としましても、道路などの領域に対しますインフラ整備、これは必要不可欠なものと私は思います。それで、その地域に住んでおられる方がここまで来れば、ここに今後も住み続けようというふうに思われるようなまちづくりを推し進めていただきたいと思います。
また一方ですね、JR酒々井駅と、それから京成酒々井駅、この2駅のですね、駅前とか、あるいはその駅周辺、この地域なんでございますが、この地域がちょっと今活性化が必要になってきてございますが、あそこの土地のですね、高度利用を図れないかと。例えば東酒々井のほうでも容積率が駅前でありながら随分低いですよね。これをもっと上げることによってもっと立派なビルができるのではないかと。ですから、そういうことを念頭に入れて、再開発事業、これが検討できないかと。もちろん先ほどの宗吾参道駅も南酒々井駅も含めてでございますが、再開発事業の検討ができないかと。特にJR酒々井駅と京成酒々井駅周辺につきましては、再開発ビル、こういったようなものも視野に入れた開発ができないものかというふうに思いますが、この駅前及び駅周辺のですね、再開発事業ということを検討することはできないものかと。今成田の駅前では盛んに再開発事業をやっていますよね。ああいうように誰もがこの町はすばらしいと。今のJR酒々井駅と京成酒々井駅を見て、酒々井町はすばらしいなと思う方は少ないんじゃないかと思うんですよね。ですから、もっともっと再開発して住みよくする、その中にはもちろん空き家対策も含めていく、そういったような再開発事業ができないものかをお伺いいたしまして、私の一般質問を終わります。
〇議長(内海和雄君) まちづくり課長、松本有二君。
〇まちづくり課長(松本有二君) まず、JR南酒々井駅や京成宗吾参道駅周辺ということにつきましては、都市マスタープランでも地域拠点としての位置づけがございます。また、調整区域における地区計画におきましても地域拠点として計画を定めてまちづくりを進めていきたいという考えでございます。それと、駅前の再開発事業の検討が必要ではないかというご質問ですけども、駅周辺の中心市街地におきましては、ご質問のとおり、空き家や、また商店街の空洞化も見受けられております。そういうことからですね、駅前ということにこだわらず、これからのまちづくりには再開発も視野に入れて検討していかなければならないと考えておりますので、今後計画とあわせ事業の可能性について検討してまいりと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 3番議員、酒瀬川健一君の一般質問が終了しました。
◇ 那 須 光 男 君
〇議長(内海和雄君) 通告順に基づき、次に4番議員、那須光男君。
〔4番 那須光男君登壇〕
〇4番(那須光男君) 4番議員の那須光男でございます。一般質問に入る前に一言申し上げたいことがありますので、お許しいただきたいと思います。
私は、一般質問をする際に当たって前置きを述べない、質問内容をわかりやすく述べ、町長を初め執行部の方々が答弁しやすいようにと心がけてきました。また、答弁される方も質問議員及び傍聴者に理解されやすいよう心がけていることと信じております。しかし、さきの9月議会において、私は大きな項目で3点の質問をいたしましたが、町長はそのうち商品券販売の問題の1点だけを答弁されました。これがそのときの会議録でございます。ブルーのマーカーが町長が答弁されたものでございます。たった5行だけでした。この5行は、全ての文が大変短いので、ここで町長の答弁を全文にわたって読ませていただきたいと思います。
これからが町長の答弁でございます。「それでは、4番議員、那須議員からは3点の質問でございますので、順次お答えいたします。3点目の商品券販売についてですが、端的にお答えいたします。プレミアム商品券発行事業に関しましては、9月定例会開会日における行政報告のとおりであります。さらに、混乱を招いたことに対しまして包括的責任を痛感しております。なお、細部にわたるものは担当課長からお答えいたします。以上です」たったこれだけの答弁でした。
私の商品券の問題の質問は11項目にわたっておりますが、そのうちの1項目たりとも町長は答弁せずに、行政報告どおりという答弁だけでした。このような答弁は本当に許されるものでしょうか。なぜならば、町議会は公開されているものです。当日の傍聴者の方々は、議会開会日の行政報告など全く知るよしもありません。議員には行政報告をしたから、それでいいんだということになりません。先ほど紹介しました町長の当日の会議録では「端的にお答えいたします」と答弁されておりますが、私に言わせれば全く答弁しておらず、超満員の傍聴者の町民の方々には何のことか全くわからず、町民である傍聴者の方を全く無視、軽視したものと言わざるを得ません。
町長に続いて答弁された担当課長は、11項目のうち、内容はともかくとして、大部分には答弁されましたが、質問事項5項から8項までの4項目については「町長からの行政報告でご報告したとおりですので、省略させていただきます」と答弁されました。私は、この担当課長の答弁も認めることはできません。答弁を省略するということは、答弁拒否ではないでしょうか。したがって、11月17日に発行の議会だよりでも、5項から8項までが行政報告で報告済みのため、答弁も省略すると記載されてしまいました。
次に、私が質問しようとして通告した病院問題ですが、午前中、御園生議員からも質問がありました。以前このようなケースの場合、前の議員に答弁したとおりですというケースが多々見られましたが、傍聴者の方も入れかわっているわけですから、後から質問した議員に対しても省略せずに丁寧に答弁していただくよう強く申し入れ、一般質問に移りたいと思います。
一般質問ですが、私からは大きな項目で3点です。
〔何事か呼ぶ者あり〕
〇4番(那須光男君) 何かやじがあるようですけど、やめてください。
私の一般質問、大きく3つです。1つ、病院の酒々井町進出計画についてです。本年8月11日開催の臨時議会後の全員協議会において、病院開設計画の概要の書面が各議員に配付されました。また、11月8日にプリミエールで開催された輝く創年とコミュニティ・フォーラムにおいてパネリストとして登壇した小坂町長は、酒々井町に病院計画が進んでいる旨の発言を公式に発表されました。改めて詳細について町長に伺います。
2つ目、正規、非正規の職員の実態について。最近の報道によれば、非正規の勤労者の比率は40%を超えたと報じられておりますが、(1)、当町の正規、非正規職員数を各課ごとに、また職場ごと、例えば学校別、あるいは保育園別にお伺いします。2つ目、今後非正規の比率を引き下げる考えがあるのかを伺います。
大きな3項目めは、町道の整備計画についてです。狭隘道路及び生活道路の改良問題については、これまで他の議員の方からも多々質問が取り上げられてきましたが、東酒々井、ふじき野地域以外の周辺部の町道整備について私はまだまだ不十分だと言わざるを得ません。救急車も入れない狭い道、路肩が崩れそうな道、何十年も舗装をやり直していないがたがた道、雨が降れば水たまりができる道などを改良するために、来年度予算編成に当たっては重点的に予算配分をすべきです。町長の決意を伺います。
以上で1回目の質問を終わらせていただきます。
〇議長(内海和雄君) 町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) それでは、4番議員、那須議員からは3点のご質問でございますので、順次お答えいたします。なお、政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは担当からお答えをいたします。
1点目の病院の開設計画につきましては、フォーラムでは病院の進出計画がある旨の発言をしたのみであり、詳細については特段申し上げておりません。本年8月11日の全員協議会でご説明したとおりであります。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 総務課長、斉藤広君。
〇参事兼総務課長(斉藤 広君) それでは、私のほうからは2点目の正規、非正規の職員の実態についてということでお答えを申し上げます。
1点目の正規職員、非正規職員としての臨時職員数についてでございますが、施設ごとに申し上げますと、酒々井小学校については、正規職員が33名、臨時職員が、県教育委員会雇用として、言葉の教室担当1名、初任者指導担当1名、算数科指導補助の学習サポーターが1名、講師1名、町雇用として、用務員1名、介助員2名、理科指導補助のスクール支援員1名、教育相談等のスクールサポート2名の10名でございます。大室台小学校につきましては、正規職員が28名、臨時職員が、県教育委員会雇用として、講師2名、初任者指導担当1名、教育相談を行うスクールカウンセラーが1名、町雇用として、児童支援を行うスクールサポート1名、介助員1名、スクール支援員1名、外国語活動担当のALT1名、用務員1名の9名でございます。酒々井中学校につきましては、正規職員33名、臨時職員が、県教育委員会雇用として、講師等5名、初任者指導担当1名、スクールカウンセラー1名、町雇用として、用務員1名、スクールサポーター2名、ALT1名の11名でございます。
次に、岩橋保育園につきましては、正規職員が12名、臨時職員が一時保育、時間外保育対応を含めた保育士、これは資格ありの保育士ですが、28名、保育補助員が3名、この方は資格ありません。調理員が4名、調理補助員が1名、保健師1名の37名でございます。中央保育園につきましては、正規職員が7名、臨時職員が保育士6名、資格を持っております。それから、保育補助員1名、この方は資格ありません。調理員が4名の11名でございます。
次に、プリミエール酒々井につきましては、正規職員が5名、臨時職員が、文化ホール機器操作員2名、司書助手が8名、夜間対応の事務員が1名の11名でございます。酒々井コミュニティプラザにつきましては、正規職員が1名、臨時職員が、昼間対応の事務員5名、夜間対応の事務員7名、清掃業務対応3名、ハーブガーデン対応が1名ということで16名。保健センターにつきましては、正規職員9名、臨時職員が、健診時等の対応として、保健師が2名、看護師、助産師を含みますが、5名、歯科衛生士が6名、栄養士が3名、保育士が1名の17名でございます。
次に、中央公民館、生涯学習課につきましては、正規職員10名、臨時職員が、公民館の昼間対応の事務員6名、夜間対応の事務員6名、社会教育指導員2名、家庭教育指導員1名、文化財調査対応として調査員、調査補助員27名の42名でございます。
役場庁舎につきましては、正規職員が118名、臨時職員が13名となっております。なお、役場庁舎の臨時職員13名につきましては、総務課が自動車運転手1名、企画財政課が町バス運転手1名、ファシリティマネジャー1名、入札参加資格審査事務対応として事務員2名の4名でございます。こども課があいあいルームで実施している地域子育て支援拠点事業対応として保育士3名、保育補助員1名の4名でございます。学校教育課が教育アドバイザー2名、ふれあいルームでの学校適応専門相談員2名の4名の配置となっております。また、駅前交流センターは事務員2名、交流サロン井戸端は事務員3名、隣保館は館長及び事務員2名で計3名、それぞれ臨時職員のみの配置となっておりますが、これらの施設は今後も住民主体の運営を目指していくところでございます。
次に、臨時職員につきましては、多様化、複雑化する行政需要に対応し、住民サービスの向上を図るため雇用しているところでございます。
次に、2点目の非正規職員の比率の引き下げについてでございますが、臨時職員につきましては、事務の内容が職員の補助的業務等である場合や人員の必要な期間及び時間帯が限られるなどの場合の対応として雇用しているものであり、今後も多様化、複雑化する行政需要を的確に捉え、それぞれの知識や特性を生かすことにより効率的な業務の執行に努めてまいりたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) まちづくり課長、松本有二君。
〇まちづくり課長(松本有二君) 私からは3番目の町道の整備計画についてお答えいたします。
生活道路における狭隘箇所につきましては、交通量等、優先度の高い道路から局部改良に努めております。また、町道の維持管理につきましては、国の交付金事業を活用しながら舗装の打ちかえ工事等を実施しており、来年度におきましても他の事業とのバランスを踏まえ、予算編成に反映してまいりたいと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 副町長、横尾貞昭君。
〇副町長(横尾貞昭君) 私からは、質問ではございませんけれども、冒頭申し入れがございました件についてお答えさせていただきます。
ここに私ども執行部がおりますのは、あくまでも議員の皆様の質問にお答えするためにおるわけでございますから、できればその中で、本会議の席上は、町長が申し上げました行政報告、あるいは他の議員の皆様に対するご答弁、それは議会運営の迅速化という観点から引用して、省略してお答えすることは、特に問題あるものとは考えておりません。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 4番議員、那須光男君。
〇4番(那須光男君) それでは、2回目の質問に入らせていただきますが、その前にですね、最後に副町長がおっしゃったこと、私はそれはね、議会運営を円滑にする、早く切り上げるというですね、そういうことでおっしゃったんだろうと思いますが、私どもの議会というのは、1人の議員が1時間しか余裕がないわけですから、長々やっているわけではないわけですから、質問時間の範囲内で説明できるのは当然説明するのが筋だと思います。それを行政報告どおりですとか前の議員に答えたとおりですと言われたら、傍聴されている方は全くわかりませんよ。失礼だと思うんですけど、笑っておっしゃっておりますけど、議会というのは公開されて、傍聴が許されているわけです。国会だってテレビ中継で、国民にどういう質疑をしているか、政府の考えを国民に知らせるための絶好の機会であるから、国会議員に配った文書どおりですなんていう答弁はしていないはずですよ。ですから、私はですね、相手に対して笑っているんじゃなくて、できることはちゃんと努力するというのが筋じゃないかと思いますが、そのことをまず述べさせていただきたいと思います。
2回目の質問の内容ですけど、8月11日の臨時議会で配られた書類がですね、ここにありますけど、こういうことです。先ほども町長は行政報告のとおりだということで、内容を全然傍聴者にも発表していないわけですけど、要するに通所リハビリテーションとかいろいろ診療科目その他は発表されていました。傍聴者の方は見づらいでしょうけど、ちょっと見ていただきたいと思います。先ほど輝く創年とコミュニティ・フォーラムでは発表しただけで何も言ってないんだとおっしゃいましたけど、私はそうだと思います。ただ、公式に内外に向かって発信したのは今回この輝く創年とコミュニティが初めてだと思うんです。その辺で大変私はびっくりしました。というのは、これはマル秘文書なのか公開してもいいような文書なのかよくわからなかったし、大体ですね、この病院進出計画について当町としてどういう考えなのか、希望しているのか、あるいはありがた迷惑なのかという、そういう感触は全く得られなかった。しかも、議員から質問されても、病院名さえも言わなかったということで、非常に議員の方も取り扱いに苦慮されたと思うんですけど、私は、今回初めて行政報告で議員にも病院名も出されたわけですから、これで内外に発信してもいいということで受け取りましたけど、行政報告があるまではですね、どういう取り扱いなのか、また町がどういう姿勢なのかということについては全くわからなかったわけです。先ほど御園生議員に述べた答弁ではですね、道路とかそういうのは進出者の責任でやるんだという言い方をされますが、この行政報告ではですね、できる範囲で協力するという点が初めて出てきたわけですけど、できる範囲で協力するというのはどの程度なのか、もう少し具体的にご答弁いただきたいと思います。
次に、2番目として、病院側から地権者の方々への説明会がこのお盆過ぎにあったとお聞きしておりますが、そこの席上に赤地課長とまちづくり課の職員が同席されたとお聞きしておりますが、事実であれば、その内容についてですね、お聞かせいただきたいと思います。特に地権者の方の反応をお聞かせいただきたいと思っております。
3番目は、施設の規模についてですが、先ほど申し上げたように、診療科目やベッド数などについては報告がありましたが、病院本体の建物、駐車場、付随する施設などについては、病院側はどのような協議になるのか、町に説明されているのかお聞かせください。これは、11月15日に新聞広告で折り込まれた求人チラシです。病院名も入っています。ただし、どこに近隣に新築移転するかという町の都市の名前が書いてありません。ただ、この中沢病院が新築して移転するんだと、その今の職場見学をやるからと、11月15日に10万部をばらまいたそうです。これは拡大したものですが、ここに病院の建物本体が写っています。この病院本体の建物が今富里市にある現在の建物の写真なのか、あるいはまたこれから酒々井につくろうとするというモデルといいますか、これはプラモデルを図したものかよくわかりませんが、その時点でどういう規模だったのかということをもう少し報告していただきたいと、このように考えております。
4番目は、病院建設の具体的な場所です。先ほどの全員協議会で配られたところでもですね、建設用地(上岩橋、岩橋保育園周辺)となっています。これはですね、上岩橋、岩橋保育園の地図でございます。上岩橋周辺という定義だと、動態図がこっちにあるんですけど、ここが消防署です。岩橋保育園がここです。岩橋保育園の現在の駐車場はここです。増設した駐車場予定地がここです。これを見ますとですね……。
〔「質問内容じゃない」と呼ぶ者あり〕
〇4番(那須光男君) いや、質問内容です。この予定地のどこにあるのか、大体どこになるのかお聞きしたいと思います。というのは、地権者会議に呼ばれた人というのは大体その病院を建てようとする場所の地権者だと思うので、参加者として出た赤地課長さんは、大体どのくらいのところが病院が考えている予定地なのか、その辺をわかる範囲でお聞かせいただきたいと思います。
2点目には、町内の非正規の実態ですが、余りにも多くて書き切れなかったくらいですよ。後日これは資料要求しようと思いますけど、総務課長さんに再度お願いしたいのはですね、学校を除いて、本庁を含めて、保育園、その他町の直接採用している非正規の数と正規職員との比率についてですね、お願いしたいというふうに思います。今でもわかればお答えいただきたいと思いますけど、それと今回2号議案でですね、職員の再任用の条例の提案がされていますが、総務常任委員会で現在いるのかと言ったら、それはいないということだったんですけど、今後この再任用の職員はどういう扱いなのか概略を説明していただきまして、その再任用の職員というのは正規職員になるのか非正規の範疇に入るのかもお聞かせいただきたいと思います。
それから、道路の問題ですが、昨年12月に私は同じ問題をここで質問させていただきましたけど、そのときの議会の会議録がこれです。それで、この黄色い線のところ、お答えになったと思うんですが、酒々井町の町道全体で200キロあると答弁されています。そのうち幹線道路は31キロ、残り83%がその他の道路と答弁されておりました。これは前任者のまちづくり課長さんだと思いますけど、そこで幹線道路の定義を伺いたいと思います。それが1点目です。
次に、2点目として、幹線道路を除いた約170キロの町道のうち狭隘道路の割合について伺います。そして同時に、この狭隘道路というのはどういう定義なのか、これを改めてお聞きしたいと思っています。
3点目としては、道路維持費の問題ですが、幹線道路31キロ、そうでない170キロに投入している道路維持費、改修費についてですね、平成26年度の決算でもよろしいですし、27年度のこれまでの双方に投入した金額あるいは比率についてですね、ぜひお答えいただきたいと思います。
4点目は、酒々井町道路維持修繕委託について伺います。この道路維持修繕委託というのは、幹線道路を含めた200キロ全部の費用なのか、それとも幹線道路を除いた費用なのか、その点をお伺いします。これが昨年26―72でホームページに出ている。平成26年度酒々井町道路等維持修繕委託その3となっています。305万円、消費税、契約金額で329万4,000円となっていますけど、これは26年度の前半と26年度の後半と分けて契約しているというふうに聞きましたけど、総額329万4,000円でですね、どういう維持作業が出るのか、委託している業務内容についてお聞かせいただきたいと思います。
以上で2回目の質問を終わらせていただきます。
〇議長(内海和雄君) 健康福祉課長、赤地忠勝君。
〇参事兼健康福祉課長(赤地忠勝君) それでは、私のほうから、病院の関係で幾つかご質問いただいておりますので、お答えさせていただきたいと思います。
まず初めに、町への協力依頼がありましたもので、それについてできる範囲ということで、その辺につきましては今後事業者側と協議するということになると思います。あと、地権者説明会、8月に行われたんですが、その席には私と、あとまちづくり課の職員1名が出席しております。説明会の概要につきましては、事業の内容の説明がありました。それと、場所につきましては、大体この辺というような形で、具体的に特定できるような資料等は提示されませんでした。
それとあと、附属施設とか、その辺の規模につきましては、特に事業者側からの情報提供はありません。病院の場所につきましては、岩橋保育園の周辺ということで、特定の場所については現在のところ情報提供を受けておりません。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 総務課長、斉藤広君。
〇参事兼総務課長(斉藤 広君) それでは、私のほうからは、2点ほどいただいたんですが、1点目はですね、学校を除いたということでございますが、ちょっと私のほうの手持ちの資料の中では学校も含めてしまっておりますが、全体的に正規職員が256名、水道課と給食センター等は除いてですね、小学校、岩橋保育園、それからプリミエール酒々井とかを入れますと、役場庁舎も入れますと256名で、臨時職員が185名、計441名として計算しますと、正規職員が58%、臨時職員が42%というふうになっております。この資料につきましては、これ私が個人的に資料として今回つくったものでございますので、那須議員さんには、会議録を見ていただければ、この後、後日聞いてですね、それを書いていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。それからあと、再任用の職員につきましては正規職員ということになっております。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) まちづくり課長、松本有二君。
〇まちづくり課長(松本有二君) 私からは3番目の町道の整備計画について、通告になかったご質問もありましたので、答えられる範囲でお答えさせていただきます。
まず、幹線道路の定義ということですけども、基本的には地域と地域、大字と大字を連絡する道路については幹線道路ということでございます。基本的にはそういうことでございます。それとあと、狭隘道路の定義ということでございますけども、狭隘道路の定義は特にございません。
それと、3番目、予算の状況ということでございますけども、決算というお話もありましたけども、7款土木費、1項3目の道路維持費ということで、当初予算のベースで比較いたしますと、平成25年は4,415万1,000円、平成26年、1億1,612万4,000円、平成27年、今年度でございますけども、1億5,608万5,000円でございます。
それと次に、年間の道路維持の委託について、その内容ということでございますけども、町道の総延長ですね、去年は約200キロということでお答えしたかもしれませんけども、約192キロメートルでございます。路線数は、全部で725路線でございまして、この業務委託でですね、この全てを常に網羅しているわけではございません。基本的に交通量を鑑みて、交通量が多いということは道路の傷みが早いということでございまして、的確な路線を選定して、そのパトロールの任に当たらせております。また、道路のクラックとか穴埋めとか、そういったようなもの、軽易なものについてはその範囲内で作業していただいております。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 4番議員、那須光男君。
〇4番(那須光男君) それでは、3回目の質問をさせていただきます。
今回の定例会の初日の全員協議会でですね、子ども・子育て支援施設を新規に建設するということがですね、こども課長から発言がありましたけど、建物の場所の図が今の岩橋保育園の後ろ、消防署側につくるそうですけど、この施設ができるは病院ができるはということになるとですね、この地区、岩橋保育園を中心とした地区の出入り人口が相当な数になると思うんです。現在の道路は、この消防署の通り、あとはここが今農道、優先道路というのかな、わからないですけど、ポスターというんですか、あれが張ってあります。ただし、緑のこの部分は全く舗装されていません。これは舗装されています。ここも奥までは、この辺までは舗装されていますけど、そういう関係でですね、この地域といいますか、地区といいますか、この地域全体のですね、事業計画といいますか、これを策定しないと、病院ができちゃってからああでもこうでもないという、あるいは子ども支援センターができてからああでもないこうでもないと言っても遅くなると思うんですよ。先ほど御園生議員は工事をストップさせろという感じだったように聞こえたんですけど、私はね、それはともかく、町として受け入れるんであれば、町としてこの道路をどうするのか、総合病院なんですから、多分救急病院になると思いますけど、救急車はどこから入るのかとかですね、そういうことを早急に事業計画を立ててですね、議会や町民にですね、事前に公表すべきだということをお願いしたいと思います。
この水色のですね、これ子どもセンターと私ども呼んでいますけど、これだけでも700坪あるんですよね。6歳までの乳幼児がここに来るわけですね。もちろん来るからには父兄も一緒に来るわけですから、駐車場がどのぐらいあるのかもまだはっきりしていないわけですけど、なおかつ病院は、この広告を見れば、相当大きいんじゃないかと思うんです。はっきりしているだけで3階建てなんですよね、はっきり言って。3階建てで、14ぐらいの部屋といいますか、それがあるわけですから、相当の入所者、あるいは外来の患者が来ると思うんですが、ぜひ早急にですね、この地域といいますか、この地区の計画をですね、作成すべきだということを私は訴えたいと思います。なおかつですね、この病院あるいは子育て支援センターにおきましてはですね、アップデートな直近の新しい情報をどんどん、どんどん議会及び町民の方に知らせてほしいと思うんですよ。アンケートにもありましたように、町民は病院の進出を大変心待ちにしているわけですから、ぜひそのことをお願いしたいと思うんです。
道路だけじゃなくてですね、ここは平成26年10月の台風26号によってですね、上本佐倉からバイパスを通って大量の水がここに押し寄せる、それから51号の東京学館の信号のところからだあっとすごい勢いで雨水がここへ押し寄せる。この岩橋保育園のところは全く通行できなかったんですよね。そういうことからも、道路と排水対策についてはですね、早急にですね、計画を立てて町民に知らせてほしい、このようにお願いしたいと思います。ただでさえ田んぼを埋め立てて病院や子ども・子育て支援センターをつくるわけですから、田んぼが減っちゃう。自然のダムである田んぼか減ればですね、ますます洪水の被害が大きくなるということもありますので、その辺はぜひお願いしたいと思います。
3つ目は、病院というのは大変大量の水を使うようですから、水を使えば排水するわけですから、ぜひ下水道関係もですね、早急にこの計画の中に折り込んでですね、先ほど言いましたように、議会並びに町民にですね、速やかに報告するような体制をお願いして3回目の質問を終わりたいと思います。答えられるものは答えていただきたいと思います。
〇議長(内海和雄君) 4番議員、那須光男君の一般質問が終了しました。
ここでしばらく休憩いたします。
(午後 2時18分)
〇議長(内海和雄君) 休憩前に引き続き再開します。
(午後 2時29分)
◇ 小早稲 賢 一 君
〇議長(内海和雄君) 通告順に基づき、次に15番議員、小早稲賢一君。
〔15番 小早稲賢一君登壇〕
〇15番(小早稲賢一君) 皆さん、改めまして、こんにちは。15番議員、小早稲賢一でございます。一般質問の要旨説明に入る前に、安保関連法が国会承認されたばかりではありますが、少しの時間この場をかりて憲法改正関連についてお話しさせていただきます。
先般11月10日、衆議院予算委員会閉会中の審査において、自民党の平成24年4月に発表した憲法改正草案の概要に対しての岡田克也民主党代表の質疑に答えて、安倍総理は「国民の命と平和な暮らしを守る上で憲法9条改正は必要という自民党の総意として草案を取りまとめた考え方には変わりはないが、憲法改正には国民の過半数の支持が必要だ。現段階では、国民的な議論を深めていくことが大切だ」と慎重な姿勢で答えております。
また同日、憲法改正を目指す有識者がつくる美しい日本の憲法をつくる国民の会の集会が開かれ、ジャーナリストの櫻井よしこさんなど多くの知識人の方々が参加しておりましたが、総理は「現行憲法は占領軍の影響下で作成されたものであって、私たちの手で憲法をつくる精神が新しい時代を切り開いていくものである」というようなメッセージを寄せております。憲法改正につきましては、酒々井町議会においても、平成26年9月定例議会において早期実現を求める意見書が議員発議により賛成多数で採択されております。私ども憲法改正を推進する議員連といたしましては、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3原則を継承しつつ、さらなる国民的議論が深まり、新しい平和で幸せな時代の新憲法を早期に実現できますことを心から期待するところであります。
それでは、前置きはこの辺にいたしまして、議長のお許しをいただきましたので、虚心坦懐、一般質問に入ります。まずは、質問事項の1点目はヤードの適正化条例についてであります。この県条例につきましては、自民党千葉県議連が中心に全国に先駆け議員発議により条例化したものであります。私といたしましては、安全・安心のまちづくりの観点から、また犯罪抑止や環境問題の見地から質問をいたします。
千葉県では、県内におけるヤード、自動車解体場での不正行為の是正を図るため、千葉県特定自動車のヤード内保管等の適正化に関する条例、略してヤード適正化条例と言っておりますが、平成26年12月5日公布、平成27年4月1日施行として制定したところであります。この条例の第1条の目的は、県内のヤード及びその周辺における自動車の部品に用いられる油等による汚染並びに県内のヤードにおける不正に取得された自動車の部品の保管等に鑑み、特定自動車部品のヤード内保管の適正化のための措置を講ずることにより、県民の生活環境の保全上の支障の防止を図るとともに県民の平穏な生活の確保に資することとしております。
県警の調査によりますと、本県においては国のヤード数約2,100カ所の20%を占めており、全国的に見ても特出しております。また、県内のヤード数約500カ所に対して70%の342ヤードが印旛地域に集中しております。とりわけエンジン等の自動車部品を扱うヤードにあっては、油類流出などによる周辺環境への悪影響を及ぼしているほか、盗難自動車等の不正に取得された自動車やその部品の保管場所として利用されている事例が多数確認されております。
本条例は、今までの自動車リサイクル法や古物営業法などの既存の法律では規制や立ち入りに限界があり、ヤードの実態が把握しづらいこと、十分に対応できなかったことなどを視野に置き、本条例では県民の生活環境の保全上の支障の防止を図るとともに、県民の平穏な生活の確保に資するため、県内ヤードにおいて自動車のエンジン等の保管または分離をしようとする者に対して、届け出、油等の地下浸透等の防止措置、原動機の取引にかかわる記録の作成等を義務づけ、あわせて措置命令や罰則等を実効性を確保するための手法を定めるものであります。
以上のことから、次の3点について質問いたします。1つ、県内の70%の342ヤードが集中する印旛地域の対策強化のため、佐倉市を中心とした県及び印旛9市町の担当者による印旛地域ヤード対策連絡会議について、その趣旨と内容をお伺いいたします。
2つ目、現在酒々井町に存在しているヤードの数や、もしわかれば、一部でもよろしいですが、その規模と事業の内容についてお伺いいたします。
3つ目、酒々井町においては、町内でくみ上げる地下水を95%以上の割合で上水道、飲料水として全町民が利用しています。ヤードによる油類流出等による地下水の汚染は、町民として最も心配されるところであり、汚染されることがあれば死活問題であります。町としては、水の安全・安心の観点から、県条例のほかに新たな附則や細則などでの町独自の規制強化による環境保全対策の早急な対応が必要と思われますが、町では今後どのように対処していくのかお伺いいたします。
次に、質問事項2点目は道の駅誘致についてであります。近来酒々井町を取り巻く環境は著しい変化をもたらしてきております。酒々井プレミアム・アウトレットのオープンももちろんその大きな一つであり、来客数600万人を超える状況となっており、歓迎すべきところであります。そして、酒々井インターの開設とあわせて南部地域の開発が順調に進んでいるところであり、これもまた大いに歓迎すべきことであります。しかしながら、酒々井町としての情報発信については、アウトレット内の酒々井コミュニケーションセンターがその多くを担っているものの、町の農産物や地場産品の販売を行うための施設は依然として不足しております。町民を含めた町内各方面から町独自の販売拠点施設を要望する声が最近特に大きくなっているところであります。
そういった中、酒々井町商工会においては、農商工関係者、行政等が連携した体制のもとで、地域の特産品販売も可能な観光拠点施設、道の駅の導入に向けた基礎研究を行い、地域経済の活性化に向けて事業を進めているところであります。そして、平成24年度、26年度の2回にわたり提案型事業として酒々井町へ報告してきたところであります。その目的は、アウトレットの来場者をいかにして地元町内へ誘導できるのか、そして町内の商、工、農の活性化に結びつけることができるのかという大きな課題であり、適正な用地、場所の確保、財源、人材、組織運営など、行政と商、工、農との連携が大変重要視されるものだと思っております。
酒々井町は、国道51号線と国道296号線が交差する北総地域最大の交通の要所であり、古くは成田街道を旅する人々でにぎわった宿場町でもあります。特に千葉市と香取市を結ぶ国道51号線については、過密な交通渋滞の解消対策として、全線4車線化に向けて、関係市町において期成同盟運動により国への推進を図っているところであります。また、国道51号沿線や近隣の市町には同様の観光拠点施設がない地域でもあります。そして、成田市と佐倉市に挟まれた酒々井町は交通と観光の拠点として、道の駅の導入には最適の場所であると確信するところであります。
以上のことから、酒々井町商工会が提案する事業について、町として今後どのようにお考えか、次の2点について質問いたします。1つ目、商工会としては、町民の希望や農業及び商工業者の活性化を鑑み、今後ともこの事業の実現に向けて調査研究を推進すべきと考えておりますが、町の考え方をお伺いいたします。
2つ目、現時点ではあくまで一つの例ではありますが、国道51号線沿いに道の駅として計画されたと仮定した場合、当然アウトレット来客者を呼び込むための方策は必要であります。国道296号線のインター出入り口から国道51号線への道路網の整備はどうあるべきか、町の考え方をお伺いいたします。
以上をもちまして第1回目の質問を終わります。
〇議長(内海和雄君) 町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) それでは、15番議員、小早稲議員からは2点のご質問でございますので、順次お答えいたします。なお、政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは担当からお答えをいたします。
2点目の道の駅の誘致についてのご質問でありますが、平成24年7月から町商工会において地域振興や観光の拠点づくりとしての観光、集客拠点施設の調査研究のための酒々井町商工会地域経済活性化提案型事業委員会を設置され、平成27年3月に報告書が町に提出されております。その報告書では、これからの観光集客拠点施設の実現のための立地の問題や地場産の農産物の安定供給ができるかなど、農商工を初めとする地域の共通認識と協力体制が非常に重要であることから、今後も商工会において委員会を組織し、検討していくとの報告を受けているところであります。町といたしましても、報告書での提案はもとより、酒々井プレミアム・アウトレットを訪れる多くの方にいかに酒々井町の特色をアピールし、町なかへ誘客できるか等について、引き続き商工会と調査研究していく必要があるものと考えております。
次に、国道296号インター出入り口から国道51号への道路網整備についてでありますが、国道51号と国道296号を結ぶ道路として現在町道02―006号線の道路改良事業を事業化しているところであります。今年度、測量業務を実施しております。ご質問では、道の駅が計画されたと仮定した場合とのことですが、アウトレット来客者を中心市街地へ誘導するためにも町道02―006号線の事業を推進していくことが重要であると考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 経済環境課長、芝野芳弘君。
〇経済環境課長(芝野芳弘君) それでは、私から1点目のヤード適正化条例についてのご質問にお答えいたします。
1点目の印旛地域ヤード対策連絡会議についてでございますが、この会議は平成27年10月9日に印旛合同庁舎において設立開催されました。その趣旨につきましては、千葉県警察本部が中心となって不法ヤード解消のための各種対策を推進するに当たり、関係機関、警察、千葉県、市町村、消防、千葉労働局、税関、入管との連携を一層強化することを目的としております。会議の概要につきましては、初めに県警からのヤードの現状説明があり、その後各関係機関からヤード対策の取り組み状況や問題点について報告し、意見交換を行った上で、今後のヤード対策について継続して協議することが決定されました。2点目のヤード数、その規模及び内容については、千葉県警からは本年8月末現在で10カ所との情報のみを得ています。3点目の自動車部品を扱うヤードからの油等の流出による水質汚濁対策については、ヤード適正化条例には県が勧告及び措置命令を行うことが規定されております。今後も連絡会議が継続し開催されますので、新たな有効な対策等についても他の関係機関と協議してまいりたいと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 15番議員、小早稲賢一君。
〇15番(小早稲賢一君) 再質問ということですが、要望ということでお願いしたいと思います。
再質問したい部分もあるんですけれども、例えば町独自の条例の件についてどういうふうな形で考えるかということと、これは3点目ですけども、2点目の町の中のヤードの内容について、できることであればもう少し詳しくお聞きしたかったところであります。それは、後日またいろいろ課とのプライベートでおつき合いさせていただく上でいろいろと話し合っていきたいと思っています。
それでは、執行部に対する要望ということでお願いしたいと思いますが、まずその前に、今回は環境問題を取り上げておりますので、先日開幕したCOP21、気候変動パリ会議について一言お話しさせていただきたいと思っています。同時テロからまだ日が浅いパリでありますけれども、空前の厳戒態勢の中、世界各国の首脳が集結するCOP21、気候変動パリ会議、国連気候変動枠組条約第21回締結国会議ということでありますけれども、11月30日開幕されたところであります。CO2排出削減については、地球規模で取り組む会議であり、12月11日までの会期中に2020年以降の地球温暖化対策の枠組みとなる新しい法的文書の採択を目指して約200カ国の国々の政府交渉団が参加し、初日は安倍総理やオバマ大統領ら約150カ国の首脳が演説や会議を行うというものであります。我が国といたしましては、先進国の立場から、気候変動対策と経済成長を両立するための燃やしても二酸化炭素CO2を出さない水素エネルギーの活用や次世代蓄電池などの革新的技術の開発を強化する方針を表明し、日本の強味である高い技術力で地球温暖化対策に貢献する姿勢を強調するものと思われております。
それでは、1点目のヤード適正化条例について要望をいたします。本年4月23日、NHK首都圏ネットワークという番組の中で「自動車窃盗の温床か。違法な「ヤード」の実態は」という題目で放映されていたものでありますが、ことし2月、千葉県柏市の会社員31歳が自分の車が窃盗に遭い、それを阻止しようとして、その自分の車にはねられ死亡、そして事件の6日後、千葉県南部のあるヤードの解体施設で車が見つかったという痛ましい事件が報告されております。また、県警によると、ある窃盗事件では、盗難届を出してから探す間の1日か2日間の間に車はばらばらにばらされ、既に部品は解体され、見つけたときにはもとの姿は跡形もなく、コンテナに積み込まれたり、あるいは密輸される直前だったりするのが多いという事例を紹介しております。
千葉県では、地域的に見て、千葉港や横浜港が間近にありますので、このような不穏な窃盗事件の温床に極めてなりやすいところであり、海外への密輸などの拠点として最も適した地域と言えるものであると言われております。そして、東金市、八千代市、九十九里町等においては、実態を把握できないヤードや油類の流出、土地の不正賃貸や売買など、市民へインターネット、その他広報を通じて警戒を呼びかけているところであります。そしてまた、アフガニスタン人、スリランカ人などの外国人の経営するヤード事業が圧倒的に多いとされておりますが、これらの外国人には絶対に不正に土地を貸したり売ったりしてはいけないことであると言われているところであります。
当町においても、現実に実態のわからない、把握できないヤードらしきものはあると思いますし、油類の流出による汚染は絶対にあってはならないものであります。私ども酒々井町民は、安全・安心をたっとぶこの町で安心して豊かに暮らすことを望んでおります。そして、酒々井のおいしい水を飲むことによって酒々井町に住む喜びと幸せを感じている人たちがたくさんいるということを忘れてはならないと思っているところであります。
次に、2点目の道の駅の誘致についてでありますが、国が促進している地方創生、地方のまちづくりの一環として、ぜひとも町、商、工、農、町民と一体となった協働のまちづくりを進めてほしいと思っておりますし、私といたしましても、微力ではありますが、ともに努力してまいりたいと考えております。また同時に、2番目のあくまでも国道51号線沿いに道の駅が計画されたという仮定の話の延長上ではありますが、国道296号線のインター出入り口と国道51号線を結ぶ、回遊する道路網の整備については、中川調節池の開発を十二分に視野に入れながら、安心・安全のまちづくりの総合的な見地から開発を促進していただきますよう強く要望するところであります。大分勝手な言い方もありますが、以上をもって一般質問を終わります。ありがとうございました。
〇議長(内海和雄君) 15番議員、小早稲賢一君の一般質問が終了しました。
◇ 平 澤 昭 敏 君
〇議長(内海和雄君) 通告順に基づき、次に11番議員、平澤昭敏君。
〔11番 平澤昭敏君登壇〕
〇11番(平澤昭敏君) 11番議員、公明党の平澤昭敏です。最後になりますので、よろしくお願いいたします。通告順に従い、4点質問をいたします。
1番目は、保育園の第3子以降の保育料無償化についてであります。子育て支援は、町にとって重要な位置を占めております。町長も施政方針で子育て千葉県一をうたっております。子供を妊娠してからその子が18歳に成長するまでの健やかな育ちと子育てを町民全体で支援する地域環境づくりが必要と思います。当町においては、幼稚園では、第1子が小学校3年生までの年齢であれば、第3子が幼稚園に在園しているときは第3子の授業料は無料になりますが、保育園の保育料は、今のところ就学前の範囲において、同一世帯から2人以上の子供が保育園等を利用する場合、最年長の子供から順に2人目は半額、3人目は無料となります。例えば3人兄弟姉妹のうち第1子が小学生になると、第3子が第2子とみなされ、全額免除ではなくなり、半額免除となります。保育園も幼稚園と同じく、せめて第1子が小学校3年生まで第3子の保育料を無料にしてほしいとの声もあります。長く住み続けたい酒々井にするため、第3子の保育園の保育料無償化は必要と思います。町の考えをお伺いします。
2番目は、幼稚園から中学校までの給食費無料化についてであります。子育てしやすい環境づくりのため、幼稚園から中学校までの給食費無料化について伺います。日本における学校給食は、明治時代に一部地域で貧困家庭を救済する目的として始まりましたが、やがてこれが就学率の向上に役立つことがわかってから全国に展開していくようになりました。戦後は、占領国のアメリカが占領地貧困対策の一環として、脱脂粉乳や小麦粉をただで援助してくれたことで学校給食が始まりました。やがてアメリカの無償援助が打ち切られたが、学校の継続要望が高かったことから、若干の補助をつけて継続させるものとし、やがて学校給食法を制定して学校に給食設備の設置を義務づけるとともに、給食費は保護者負担としました。
兵庫県相生市は、平成23年から人口流出を防ぐため幼稚園から小中学校まで給食費無料としました。給食に係る費用は、さきの学校給食法によって、食材費は保護者負担、整備や運営等は自治体負担と定められています。相生市の場合、本来なら保護者負担は1カ月1人当たり幼稚園児月2,000円、小学生月4,000円、中学生4,500円を給食費無料化事業として給食費無料化を実現しました。平成18年度より北海道三笠市、山口県和木町も無料化にしております。また、和歌山県新宮市では月額1,000円の軽減措置をしております。核家族化が進み、共稼ぎの方がふえ、両親とも深夜まで働くなど家族の姿が変化する中、3食のうち最も安定的に食事がとれるのが昼食という子供もいると思います。無料化と軽減措置について町の考えを伺います。
3点目は、災害支援型フリーワイファイ型地域防犯型自動販売機の設置についてです。地震などの災害発生時、通信ネットワーク技術を活用した遠隔操作によって、自販機に搭載された電光掲示板に災害情報を流したり、本体に残っている飲料を無償で提供したりと、緊急時に自販機ならではの機能を活用した支援を行うことで地域社会に貢献する自販機です。公共性の高い緊急時の避難場所に指定される地域に設置を検討していただきたいと思います。ほかにフリーワイファイ型、人がより多く集まる場所に自販機を設置し、契約期間中は防犯カメラの設置、保守運営まで全て無償で行う防犯カメラ等を設置した自販機もあります。全て地域の安全・安心に寄与しています。ぜひ当町でも設置を検討をしていただきたいと思います。
4点目は、老人福祉大会についてです。老人福祉大会は、昨年は入場者が入れず、記念品ももらえなく、不満の声が上がっていました。ことしは、議員の参加は認めず、議長、副議長のみ参加となりました。参加した人から「なぜ議員は参加しないのだろう」という声もありました。今まで町のために生きてきた高齢者の方が喜んでもらうため、くつろいでもらうための老人福祉大会です。多くの方が参加できる工夫をすべきと思います。ことしの対象者は2,200名で、当日参加した人は、ホールと会議室を合わせ約400名の方が参加しました。これからも超高齢化社会を迎え、ますます対象者が増加していくと思います。「当日足が悪く参加できないが、記念品はもらえますか」との電話もありました。参加したくてもできない方に対する手は打ってあるのですか。町民のための大会です。そこまで配慮すべきと思います。大会を午前、午後の2回にするとか、地域別に開催するとか、曜日を変えるとか、参加対象年齢を引き上げるとか、来年度以降の町の考えを伺います。対象の方々全員に記念品を渡すことに対しての町の考えも伺います。
以上で1回目の質問を終わります。
〇議長(内海和雄君) 町長、小坂泰久君。
〔町長 小坂泰久君登壇〕
〇町長(小坂泰久君) それでは、11番議員、平澤議員からは4点のご質問でございますので、順次お答えをいたします。なお、政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは担当からお答えをさせていただきます。
4点目の老人福祉大会につきましては、昨年度の大会においては、記念品や座席が不足するなどの課題があったことから、本年度は、運営に協力いただいている民生委員児童委員協議会、水仙クラブ、婦人会の役員による懇談会を開催し、改善策についてご意見をいただき、座席数を確保するため、来賓数の削減などを行い、大会を開催したところであります。今後は、さらに懇談会を開催し、ご意見をいただきながら、よりよい大会の開催に向けて引き続き検討していきたいと考えております。
以上です。
〇議長(内海和雄君) こども課長、大塚正徳君。
〇こども課長(大塚正徳君) それでは、私からは質問事項1の第1子が小学校3年生まで保育園の第3子以降の無償化についてお答えさせていただきます。
いわゆる多子世帯の保育料の保護者負担につきましては、子ども・子育て支援法施行令第14条の規定に基づき、保育園児においては、小学校就学前の範囲内において子供が2人以上いる場合、最年長の子供を第1子、その下の子供を第2子、さらに第3子と数えます。また、幼稚園においては、3歳になりますけども、年少から小学校3年生までの範囲内に子供が2人以上いる場合、最年長の子供を第1子、その下の子供を第2子、さらに第3子と数えます。町における保育料につきましても、政令で定めますとおり、第2子は半額、第3子以降は無料として、国の基準に合わせて保育料の軽減を図っており、保育園児においては、小学校3年生までを第1子と数える範囲の変更は考えておりません。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 教育次長、鈴木正義君。
〇教育次長(鈴木正義君) 私からは質問事項2点目、給食費の無料化についてお答えいたします。
町内の幼稚園については、2園ありますが、どちらも学校法人が運営しているため、それぞれの給食費につきましても、園の規定する要項に従って保護者が負担することになっております。また、学校給食費の経費負担に関しましても、学校給食法により、食材費は保護者負担、整備や運営費については自治体負担と定められていることから、現時点では無料化、軽減措置については考えていないところでございます。
以上でございます。
〇議長(内海和雄君) 総務課長、斉藤広君。
〇参事兼総務課長(斉藤 広君) 私からは地域社会に貢献する自動販売機の設置についてお答えをさせていただきます。
当町におきましては、緊急時や大規模災害時等におけるAED及び飲料水確保の観点から、一部の事業者と地域支援型自動販売機の設置について協定を締結し、役場庁舎入り口、中央公民館、プリミエール、JR酒々井駅自由通路に設置しております。議員ご指摘の避難場所に指定される地域に設置してはどうかとのことでありますが、事業者に確認したところ、自動販売機の売り上げの多寡、各社と競合する場所か否か、新規設置の場合は人が多く集まる場所かなど、利用状況を勘案した上で導入設置を図っていると聞いております。しかしながら、町としましては、地域支援型自動販売機及び地域防犯型自動販売機の設置は、緊急時における飲料水の提供や防災意識の普及向上、防災に関する情報提供などの観点から必要であると考えております。そのため、これらの自動販売機の設置につきましては、事業者との協議が必要となりますが、自動販売機の変更時に事業者に対し導入設置について町から要望してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
〇議長(内海和雄君) 11番議員、平澤昭敏君。
〇11番(平澤昭敏君) 1番目の質問なんですけども、答えはわかっているんですけども、酒々井町としてはどうなんですかということをお伺いしたんです。今のところ考えていないということなんですけども、だからこそ幼稚園と保育園も同じようにできないかということを質問しているわけです。あくまでもできないということでいいんですか、考えていないということで。
それから、2番目の学校給食費無料化、これもその背景はわかっているんですけども、だからこそ町としてはどうなのかということをお伺いしたいんです。できないということの答えを聞いているわけじゃなくて、まちづくりの子ども・子育て支援に対して、ほかがやっていないからやらないというんじゃなくて、酒々井町はどうなのかということをお伺いしたいんです。
それから、4番目の老人福祉大会、余りにも簡単な答えなので、私が提案しましたことに対して答えはないんですけども、大会を午前、午後の2回にするとか、地域別に開催するとか、対象年齢を引き上げるとかですね、そういう提案をしているのに対して答えがないんですけども、これは一切無視するということなんでしょうか。
以上についてお答え願います。
〇議長(内海和雄君) 教育次長、鈴木正義君。
〇教育次長(鈴木正義君) 給食費の無料化についてのご質問ですけども、こちらにつきましては、給食の実施の有無とかですね、単価の違い、さらには幼稚園の場合は管外保育など、さまざまなケースがございます。費用につきましてもですね、幼稚園、保育園、小中学校を含めますと、多額の費用が見込まれますので、先ほど答弁いたしましたとおり、現時点においては無料化、軽減措置等については考えていないということでお願いしたいと思います。
〇議長(内海和雄君) こども課長、大塚正徳君。
〇こども課長(大塚正徳君) 保育料につきましては、保育料自体が国の示す階層区分における保育料を当町としましては低所得者の方に配慮した形で保育料を設定しておりますので、ご理解いただきたいと思います。繰り返しになってしまいますけれども、国の基準に合わせて保育料の軽減を図っているということで、保育園児においては、小学校3年生までを第1子と数える範囲の変更は現在のところ考えておりませんという状況でございます。
以上です。
〇議長(内海和雄君) 町長、小坂泰久君。
〇町長(小坂泰久君) 老人福祉大会につきましては、今2回とかいろいろなお話を承りました。そういうことでございますので、先ほど答弁させていただきましたとおりですね、懇談会をことしも来年に向けてしますので、その中で意見をいただきながら進めていくということでございます。そういうことで答弁させていただきます。
〇議長(内海和雄君) それでは、11番議員、平澤昭敏君の一般質問が終了しました。
◎散会の宣告
〇議長(内海和雄君) 以上で本日の日程はすべて終了しました。
本日はこれで散会します。
(午後 3時15分)