平成24年第2回酒々井町議会定例会

議 事 日 程(第3号)

                          平成24年3月15日(木曜日)午前9時開議
日程第1 一般質問
日程第2 議案第1号ないし議案第27号総括審議
     (委員長報告及び質疑・討論・採決)
日程第3 請願の件

本日の会議に付した事件   日程第3まで議事日程に同じ 追加日程第1 議案第28号 追加日程第2 発議案第1号及び発議案第2号 出席議員(14名)      1番   金  塚     学  君       2番   那  須  光  男  君      3番   篠  田     誠  君       4番   御 園 生  浩  士  君      5番   川  島  邦  彦  君       6番   齊  藤     博  君      8番   佐  藤  修  二  君       9番   江  澤  眞  一  君     10番   平  澤  昭  敏  君      11番   越  川  廣  司  君     13番   小 早 稲  賢  一  君      14番   竹  尾  忠  雄  君     15番   地  福  美 枝 子  君      16番     ア  長  雄  君 欠席議員(2名)      7番   内  海  和  雄  君      12番   原     義  明  君
地方自治法第121条の規定により出席した者の職氏名   町  長    小  坂  泰  久  君    教 育 長   東  條  三 枝 子  君   総務担当    遠  藤     泉  君    民生担当    矢  部  雄  幸  君   参  事                     参  事                   経済建設    神  保  弘  之  君    総務課長    幡  谷  公  生  君   担当参事
  経営企画    鈴  木  正  義  君    財政課長    櫻  井  照  嘉  君   課  長   税務課長    大  坂  俊  男  君    住民協働    岡  野  義  広  君                            課  長                   住民課長    秋  元     廣  君    健康福祉    仲  田  義  秀  君                            課  長                   人権推進    河  合  昭  男  君    生活環境    越  川  光  司  君   課  長                     課  長                   産業課長    京  増  孝  一  君    まちづくり     山  信  一  君                            課副課長                   上下水道    布  施  秀  夫  君    こども課長   赤  地  忠  勝  君   課  長   学校教育    齋  藤  喜  一  君    社会教育    濱  野  敏  幸  君   課  長                     課  長                   会計課長兼   浅  野  恵 美 子  君    農業委員会   綿  貫     清  君   会計管理者                    事務局長                
本会議に出席した事務局職員   事務局長    斉  藤     広       書  記    宮  ア  純  子      書  記    若  松  恵  介                            

    開議の宣告
議長(越川廣司君) 皆さんおはようございます。
  これから本日の会議を開きます。
                                (午前 9時00分)

    議事日程の報告
 本日の議事はお手元に配付の日程に基づき行います。

    一般質問
議長(越川廣司君) これより日程に入ります。
  日程第1、一般質問を行います。
  順番に発言を許します。

           地 福 美枝子 君
議長(越川廣司君) 通告順に基づき、15番議員、地福美枝子さん。
               〔15番 地福美枝子君登壇〕
15番(地福美枝子君) 日本共産党の地福でございます。ただいまから一般質問をいたします。
  東日本大震災が終わって1年過ぎたわけですが、きのうの9時ごろですか、大きな地震があって本当にびっくりいたしました。多くの被災者の人たちが1年を過ぎてどれだけ復興したのかというふうに思いますとなかなか、心の復興はもちろん、生業だとか、周りの人たちが本当に動き出したかどうかとなると、まだまだという感じがいたします。私が何ができるのかというふうに思っていた1年間でしたが、せいぜい支援物資を送ったり、募金をしたりということでしたけれど、何とか日本政府にはこの復興を本当に早めてほしいと、心からそう思います。
  今回は、一般質問の最初で町長の姿勢ということで出しました。ですので、前段で今の情勢の話は削除しますけれど、ただここは国会ではありませんので、地方議会ですから、長く追及するつもりはありません。国会じゃないんだから、地方議会でそんなことをするのはどうかという意見が一部にもありますけれど、でも国の政治と地方の政治というのはもう当然直結していますので、国の政治に対する姿勢は町長自身の姿勢にもつながっていきますので、ぜひ聞いていただき、町長の思いを、考えをお聞かせいただきたいと思います。
  まず最初に、国の来年度予算案、これは税と社会保障の一体改革と、これを先取りをして社会保障費を抑制するものとなっています。消費税率は2015年までに10%にするということが政府の中で決められまして、今この税と社会保障の一体改革に踏み出す2012年の国の予算案が、教育民生常任委員会が行われている8日、その同日に可決されました。今後の日本の経済、国民の暮らしがどうなるのか、政府が進めようとしています税と社会保障の一体改革について町長はどのようにお考えなのか伺いたいと思います。
  次に、防災計画の見直しについて伺います。これは何人かの同僚の議員の方が既に伺いましたので、別な視点でも聞きたいと思います。12月議会にもこの問題取り上げました。東日本大震災の教訓、たくさんあります。避難所の整備だとか、食料の確保だとか、医療など、いざというときに命を守る対策、これは当然最優先になります。机上の計画とともに具体的な実施計画もなくてはなりませんが、その状況を聞きますが、既に伺いましたので、それはそれとして回答いただいたということで、マンパワーについてぜひ伺いたいなというふうにも思います。
  去年の自治体での職員が、あるいは消防の職員が、多くの方が命を失いました。自治体職員がどれだけいるか、これは大きな問題なんじゃないかと思います。役場本庁の職員だとか、あるいは保育園の先生だとか、いざというときに町民の命を守る、それに足りる体制が本当にあるのかどうか、その点について、あればお答え願いたいと思います。
  また、防災計画の見直しは全国で、市町村で行っているわけですが、その費用ですが、緊急防災・減災事業債というのが今活用できるとなっていますが、その活用についてどのようになっているのか、それを今生かしていくのか伺いたいと思います。
  次に、介護保険制度の見直しについて伺います。今年は介護保険事業の3年ごとの見直しということで事業計画がされますが、それに基づく保険料も改定されるということでしたが、今回示されました6号議案で段階部分の細分化によって9段階になるということが示されました。これは非常に町民にとってはうれしいことです。少しでも細分化される、少なくとも引き上げをしないという点では非常に評価をするものです。今回の3年ごとの改正の中で、千葉県の54市町村のうち49市町村は引き上げというふうに報道がありました。その引き上げをしないあとの5市町村の町の名前、市町村名を伺いたいと思います。その上でまた伺いたいと思います。
  4点目は、子育て支援です。これも何度も3点については伺ったものです。1つには、中学3年生までの医療費の無料化の早期実施についてですが、今回4月から入院については無料化をするということで非常に喜んでいるところなんですが、通院がまだですので、めどというのがあるのかどうか、これは入院まで行ったわけですから、ぜひ通院も早い時期に行っていただきたいと思いますので、そのめどを伺いたいと思います。
  また、保育料の基準額の細分化の問題、何度もこれも取り上げました。介護保険料が一部細分化したように、ぜひ保育料についても細分化をしてほしいというふうには思います。
  3点目ですが、国の子育て新システムに関してどのように対応していくのか、改めてこの子育て支援の3点について伺いたいと思います。特に保育料について何度か伺った中で、この子育て新システムのかかわりがあると、そういう状況があるので、それを注視するような回答がありました。この子育て新システムについて、どのように対応していくのか、どういう状況になるのか伺いたいと思います。
  5点目は、放射能問題について伺います。現在実施している放射能測定について、今後どのように行っていくのか、まずは乳幼児、妊婦などの健康診断等行うべきだと思いますが、その点についてお考えあるかどうか。酒々井町は0.23以下で低い、除染の対象の地域ではないということは何度も伺いましたけれど、しかし年配の方、私も含めてですが、まだ別にいいんですけれど、妊婦や、まして乳幼児については、たとえ低くても影響があるということは言われています。ぜひその乳幼児、妊婦などの健康診断等行うべきだと思いますが、そのお考えはいかがでしょうか。
  また、これも何度も聞いて平行線かもしれませんが、部分的に高い値を示した除染、除染の対象ではないというふうに言っていますけれど、除染について、全くそれは考えていないのかどうか。一時的であっても酒々井町の中に放射能が以前よりも、3月11日以前よりもあるということは事実ですので、少なくとも乳幼児等の小さいお子さんがいるところ、通学路、高いところ、一時的に測定値が示されたところは除染すべきではないかというふうに思いますが、その考え、除染についてどのようにお考えなんでしょうか。
  また、町民に対する除染の指導ができる職員の研修等についてです。昨年の放射能が酒々井町にも及んできたとき、それぞれの自治体で放射能とは何か、どういうふうにしたらいいのか研修を一時的には行っているというふうには聞きました。しかし、それぞれのご家庭で乳幼児がいるうち、妊婦がいるうち、お年寄りがいるうち、やっぱり低いとはいっても心配、庭がちょっと高かったといううちもあるわけです。そういうときにどのようにしたらいいのか、一時的に広報等で出したりしているかと思いますけれど、具体的に職員が聞かれたら答える、行くこともするというぐらいの育成も必要じゃないかというふうにちょっと思いましたので、伺いたいと思います。
  以上、大きく5点について質問をいたします。
  これで1回目終わります。
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
               〔町長 小坂泰久君登壇〕
町長(小坂泰久君) おはようございます。昨日に引き続き一般質問にお答えを申し上げます。まず、15番議員、地福議員からは5点のご質問でございますので、質問通告に基づき順次お答えをいたします。政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは担当参事と担当課長がお答えをいたします。
  1点目の町長の政治姿勢についてのご質問でありますが、高齢化が急速に進む中、社会保障制度は、現在でも給付に見合う負担が確保されていない現状及び給付は高齢世帯中心、負担は現役世代中心という現在の社会保障制度の問題点を見直しし、給付、負担両面で世代間の公平が確保された制度に改めるため、消費税など税制改革を盛り込んだ社会保障・税一体改革大綱が2月17日に閣議決定されたところです。
  政府は3月末までに関連法案を国会に提出する予定ですが、消費税の逆進性の問題、最低保障年金など新たな年金制度、衆議院議員の定数削減など、野党は改革に対する協議に応じていないことから、衆参ねじれ国会のもと、成立の見通しは立っていない状況にあります。
  私としては、国の一般歳出に占める社会保障関係費の割合が5割を超えており、この財源を消費税に求めるのはどうかと思いますが、税収が歳出の半分に満たない現状から見ると、社会保障費の相当部分を将来世代に負担をつけ回すということになることから、改革自体の必要性は強く感じているところであり、与野党一致協力して国民の納得のいく改革になるよう切望しておりますので、今後の動向を注視してまいりたいと考えております。
  次に、国の原子力発電、エネルギー政策に対するご質問ですが、これまで原子力、火力、水力などそれぞれ特徴を持つ電力発電方式が日本の電力を支えてきたものと考えております。特に原子力発電は、燃料となるウラン資源の少ない日本にとって、生産国から安定した供給を受けることができ、発電過程において地球温暖化の原因となるCO2、二酸化炭素や大気汚染の原因となる窒素酸化物、酸化硫黄を排出しないなど、すぐれた環境性を有していると説明されてきました。しかしながら、このたびのような大規模な事故に際しては、国民の生活や社会に重大な影響を与える結果を招くことを痛切に感じたところであります。
  今後は、この事故を教訓として、太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱等の再生可能エネルギーを活用し、エネルギー源の多様化、分散化あるいは地球温暖化対策の観点から新たなエネルギー対策が国を挙げて推進され、安全かつ安定、そして安価な電力供給が図られることを願ってやまないところであります。
  2点目の防災計画の見直しについてのご質問ですが、酒々井町地域防災計画の修正業務につきましては、当町における地域性を踏まえ、災害の発生を想定した防災アセスメントを実施するとともに、防災アセスメントの結果や近年発生した災害の教訓、関係法令等の改正等や国、県の防災方針に従い、経年に伴う変化を踏まえ、実情に沿った現実的で実効性の高い計画に改定することを考えております。また、平成23年度及び24年度の継続事業で実施しておりますが、今年度は災害履歴調査、自然条件調査、社会条件調査、地震被害想定調査、災害危険箇所・防災関連施設調査など、防災体制についての検討を行っています。24年度は、地域防災計画の素案作成、防災会議の開催、マニュアルの作成、地域防災計画概要版の作成等を行う予定です。
  また、東日本大震災においての教訓として、避難場所となる町内の学校と災害対策本部となる役場との通信が十分できなかったことから、防災行政無線を避難場所に整備し、通信手段を確保するとともに、移動系無線の整備を行う補正予算を今議会に計上させていただいております。
  3点目の介護保険制度の見直しについてのご質問ですが、介護保険事業は、平成24年度から26年度までを計画期間とする第5期計画を本年4月からスタートさせる予定としております。
  この第5期計画期間中の介護保険料につきましては、現行からの変更点として保険料段階の増設による軽減措置を実施いたします。この保険料段階に基づく保険料収入とサービス給付費支出の推計を行った結果、介護給付費準備基金からの繰り入れを行うことにより現行の保険料基準額を維持し、値上げは行わない方針とする町介護保険条例の一部改正をご提案させていただいております。なお、5つの市町村という話がございましたが、値上げをしない町には酒々井町も入っております。
  続きまして、4点目の子育て支援についてのご質問でございます。初めに、中学校3年生までの医療費助成につきましては、金塚議員にお答えしたとおり、中学生の入院費の助成は町独自事業として平成24年度当初予算案に計上し、通院費については千葉県の動向や町の財政状況などを踏まえて今後総合的に検討したいと考えております。
  次に、保育料の階層区分の細分化につきましては、国が幼保一本化を中心として検討している子ども・子育て新システムの中で利用者負担についても検討していますので、動向を注視し、国の制度改正を踏まえ対応したいと考えております。
  次に、平成25年度からの新システムの段階的実施を目指し、国において検討が進められていますので、動向を注視しているところであります。
  5点目の放射能問題についてのご質問ですが、除染の指導ができる職員の育成につきましては、現段階で除染すべき区域あるいは地点は生じていませんが、職員の育成は必要と考えております。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 民生担当参事、矢部雄幸君。
民生担当参事(矢部雄幸君) 改めて、おはようございます。矢部でございます。どうぞよろしくお願いします。私からは、放射能問題の1点目について答弁させていただきます。
  乳幼児、妊婦などの健康診断等の実施を求めるご質問でございますけども、放射線内部被曝の主な検査方法としまして、ホールボディーカウンター検査がございます。このホールボディーカウンター検査は、福島などの被災地の方を優先して検査を行っており、福島県のホームページでは、平成23年6月27日から平成24年、ことしの1月31日までの間に1万5,408人を検査した結果、全員が健康に影響が及ぶ数値ではないことが示されております。また、体格の小さい乳児、幼児では検査体制がまだ十分でないため不正確な数値になることが検査機関からも発表されております。
  被曝線量が同じであれば外部被曝と内部被曝の健康被害は同等と評価するという国際的な取り決めに基づきますと、懸念されるような線量ではないとする専門医からの検査状況報告もございます。これは北海道がんセンターの院長さんのお言葉です。
  このようなことから、現時点では妊婦、乳児の健康診断は考えておりませんけども、今後も引き続き妊婦に限らず食品の取り扱い方等の正確な情報収集と町民への提供に努めていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
議長(越川廣司君) 生活環境課長、越川光司君。
生活環境課長(越川光司君) 生活環境課長の越川でございます。おはようございます。それでは、私からは放射能問題についての2点目についてお答え申し上げます。
  現在町で実施している放射線量の定点測定箇所並びに先に実施した公共施設等の一斉測定箇所については、酒々井町高放射線量低減対策対応方針における低減措置の基準である地表から50センチ、砂場の場合には5センチメートルでございますが、その高さの空間線量率が毎時0.23マイクロシーベルトを超える箇所がなかったことから、基本的には除染が必要な線量の水準ではない状況でございます。しかし、側溝や雨どいなど局所的に放射線量が高くなりやすい箇所等の存在も考えられますので、各施設管理者に砂や落ち葉が堆積しやすい箇所を中心に適切な対応を1月17日付でお願いしたところでございます。これによって、基準を超えてはおりませんけれども、そういった日ごろの清掃等によって低減対策をしていると、そういうところでございます。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 健康福祉課長、仲田義秀君。
健康福祉課長(仲田義秀君) 私のほうからは、3番目の介護保険制度の見直しに関しまして、議員のほうから介護保険料の見直しを行わない市町村はどこだというようなご質問いただきました。議員のほうから5市町村の名前というふうにお話しされましたけども、多分その5市町村というのは私が委員会の席で議員のほうから質問受けたときに、要は介護保険料の安い市町村の順番からいくとそのくらいの順番に当たるだろうというお話をしたから、そのようなご質問があったかと思います。今現在、したがいまして介護保険料の見直しをしないといいますか、変更しない市町村につきましては5市町村ということではございません。それで、今現在私ども確認しておりますのは、我孫子市と四街道市は変更しないというようなお話は伺っております。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 15番議員、よろしいですか。
  15番議員、地福美枝子さん。
15番(地福美枝子君) それでは、順番に、時間ももったいないので、何度か伺いました回答をまたしていただきましたけれど、まず最初の税と社会保障の一体改革について町長はお答えいただきました。その上で今も大きな議論になっています消費税増税が大きな問題になっていますけれど、その消費税増税によって社会保障がよくなるというふうに町長お考えになっているでしょうか。その点をまず伺いたいと思います。
  次に、先ほど1回目の質疑、防災計画について伺いましたけれど、その辺の回答がありませんでした。用意していなかったのかどうか、回答がありませんでした。ありましたら再度お答えいただきたいと思います。
  次に、介護保険制度の問題ですが、今5市町村のことがちょっとよくわかんなかったんですが、いいですけれど、今回の改正、酒々井町のその具体的な改正については、先ほどもお話にありましたように市町村に貸し付けや交付を行う要介護保険財政安定化基金、これを取り崩すことを去年8月野田首相がいいと、基金を取り崩していいということを認めた措置の上で行ったものだというふうに思います。改めて酒々井町の取り崩し額はどのくらいだったのか伺いたいと思います。
  また、この措置は平成24年度に限り認められた措置だというふうにも聞きました。ということは、今回は引き上げ等はしないけれど、酒々井町は、平成25年、来年度以降については引き上げせざるを得ないという状況になるんじゃないかというふうに心配をしているところですが、その辺はどうなんでしょうか。
  さらに、9段階に今回はなりました。この9段階の維持については、その引き上げるか否かとかかわりがあるわけですが、その辺はどうなのか伺いたいと思います。
  それと、介護保険制度もう一点なんですが、今後の保険料の上昇抑制を考えますと、今回の取り崩しの額、少なく見積もってはいないでしょうか。その点も伺いたいと思います。
  次に、子育て支援についてですが、保育料の基準額の細分化、子育てシステムということについては12月議会にも質問をいたしました。その中で今回と同様のお話はありました。子育てシステムを今国で考えているので、その中でまた改めて保育料等については考えるということでしたけれど、その子育て新システム、社会保障と税の一体改革と言われているこの一番トップに上げられているのがこの子育て新システムなんです。この子育て新システムは、子育て世代や国民に待機児童の解消や子育て支援の充実を求めるのなら消費税の増税をという口実にもされているものです。この具体化についてもスケジュールは当然示されているわけなんですが、町長は施政方針の中でも安心して子供を産み育てられる子育てシステムの整備が求められているというふうに言っています。施政方針の中でそうおっしゃっています。このことからこの導入を肯定していると私は受けとめました。先ほどのお話でも同様ですが、もしこのシステムが導入された場合、酒々井町の公立保育園や、あるいはこども園、酒々井町の保育はどのように変わっていくのか、変わらないのか、その点を伺いたいと思います。
  次に、放射能問題について伺いたいと思います。何度かいろんな同僚議員の方も質問しましたし、昨年の12月議会でも取り上げたわけですが、今回町が測定したところで一時的に0.23になったところが23カ所あります。これはホームページでとったものなんですけれど、一時的に0.23以上になったけれど、その後再測定で0.23以下になりましたという注釈がたしか一番下か何かにありました。そのうち、その0.23以上になったところ23カ所のうちの約半分、13カ所、半分が、半分以上ですね、通学路、公園です。子供たちが遊ぶところ、学校に通うところです。また、0.18くらいから0.22と非常に0.23に近いところ、基準に近い数字が出ているところは124カ所の中の約半分に及びます。ここも通学路、子供たちが遊ぶ公園です。
  確かに国の除染区域対象には入らない酒々井町です。何度も聞いて、そのように何度もお答えいただきました。除染する対象にはならないと、放射能の測定の値が低い地域だから、除染対象区域ではありません。ですから、その辺で幾ら議論をしても平行線だなというふうには思いましたけれども、しかしこれまでの測定結果で概算しますと、0.23以下で概算しますと、屋内で16時間、屋外で8時間、24時間ですね、0.23以下で概算するとやはり1ミリシーベルト前後になってしまうんです。家の中でも0.17というのはよくありますし、外でも0.18だったり、要は放射能は酒々井町を動いているわけです。だから、測定したとき0.23以下であっても、次に測定したら0.3になったり、次また測定したらまた0.22になったりということはよくあるわけです。ただ、少なくともあの爆発以前のような状況ではないということははっきりしているわけです。ですから、私たちは乳幼児や妊婦さんや影響を受ける人たちのために少しでも3月11日以前に低くしてほしい、だから除染してほしいと言っているんです。基準は0.23の基準が数字が出ますから、それでいろいろ議論すると0.23以下だと、何百ベクレルという基準はあるけれど、それ以下だから何もしないというわけではないと思うんです。先ほどお話ありましたけれど、少しでも減らす努力をしていくということであれば、ぜひしていただきたいんです。
  そこで、具体的な除染計画はないように聞きましたけれど、雨どい等比較的高いと思われるところは何らかの措置をするようですが、それはどういう措置をするのか、先ほどの回答の中でお話があったので、それをまず聞きたいと思います。
  それと、高い測定をしていた私たち中央台公園で何度もはかっても1になったり、1を超えたりしたことがあるところです。町の測定器を使っても非常に高かったんです。その場所は既に工事をしています。随分整備事業、防災の地域として、公園として整備をして、それが大分変わっているわけですが、これまで高かった土をどういうふうに処理をしたのか。また、樹木など伐採をしました、あちこちで。これまでの管理業務の中の一環として樹木を伐採しましたけれど、中央台公園だけに限らず、その処置は、取り扱いはどのようにされたのか、その土や木はどのように処理をされたのか、通常のやり方で清掃工場というか、それを持っていったのか、それまず伺いたいと思います。
  それをやったことで結果的には低減されたという話もされました、当局。町長もそう言われました。ということは、そういうふうにすれば、落ち葉とか樹木や土などを取り除けばやっぱり低くなるということがはっきりしているわけです。0.23以下であっても、0.19なら0.15にしたらいいじゃないでしょうか。3月11日以前にしていく、その努力をぜひ少しずつやっていただきたいと思うんです。以前12月のときに高い値を求めてはいないと課長もおっしゃいました。私たちも別に高い値を探しているわけではない。でも、やっぱり高いところがあるかもしれない、ホットスポットを見つけなければいけないというふうにやっぱり思います。少しでも低くしたいというのが私たちの願いですので、その除染という点で0.23にこだわらず、それ以下にするための努力をぜひしていただきたいというふうに思います。
  以上、お伺いしたことをお答えいただきたいと思います。
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
町長(小坂泰久君) 第1点目の消費税増税で社会保障費を安定させることができるかという話でございますが、私の答弁の中でもこの社会保障財源を消費税のみに求めるのはどうかと思うということでございまして、そのとおりでございまして、全面的に賛成しているわけではございません。それが1点です。
  それからあと、2点目の人員の不足ではないかという話でございますが、この辺は工夫をしてやっていくということでございます。
  それから、介護については3年間の計画を立てておりますので、24、25、26と、この3年間は値上げはないということでございますので、ご承知おきをいただきたいと思っております。
  それから、見積もりが少ないんじゃないかという話あるんですが、これは利用者、利用量がふえれば当然額はふえてくるところでございますが、その辺の因果関係ございます。町といたしましては、そういうことよりも健康づくりといいますか、いわゆる介護にならない方策を町として進めていくと、予防保全を前提にしているということでございまして、これが新しい総合計画でも目指すところでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
  それから、子育ての新システム、子ども・子育て新システムにつきましては、国のほうでいろんな議論しているわけでございますが、結論として、町といたしましては国の制度がどうなろうと激変にはならないような対策を講じていくということだけはご理解賜りたいと思っております。そういうことでお答えにさせていただきます。
  以上です。
議長(越川廣司君) 生活環境課長、越川光司君。
生活環境課長(越川光司君) 生活環境課長の越川でございます。
  23カ所のあるいは通学路ということでございますけれども、きのうもご答弁申し上げましたけれども、酒々井は面的にまず0.23、これは全大きい区域ですね、文科省のモニタリングにおいてもそれ以下であるということになっております。それで、議員のおっしゃっている箇所、スポットにつきましては、これは正確に申しますと103カ所と通学路21カ所入れまして610の地点をはかってございます。この局所的なものというのは、きのうも申し上げましたように、文部科学省あるいは原子力災害対策支援本部では周辺より1マイクロシーベルト以上高いものとしているわけなんです。この場合には簡単な除染をしろと。当町はそういった公共施設について、1マイクロというものでありますけれども、面的と同じように0.23という非常に厳しい低い数値を設定してございます。これをクリアしているものでございまして、しかし先ほど申しましたように、かといって、じゃそのままにしておいてはいけないと。だから、日常的な管理の中で清掃して、よりその0.23よりも低減を図っている状況でございます。ですから、日常的なそういったことでしているということでご理解をいただきたいと思います。
  それから、中央台公園についてということでございますけれども、基本的には正確に申せば1マイクロシーベルト、要するに周辺より1マイクロシーベルト以下のものであれば基本的には普通の廃棄物として扱うものでございますけれども、公共施設では0.23というものを指定してございます。この行った処理については、そのものについては、ちょっと大変申しわけございません、ちょっと私のほうで、管理の中でやったと思いますので、わかりませんけれども、基本的にはそういった問題のないものではないかというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 15番議員、地福美枝子さん。
15番(地福美枝子君) まず、じゃ幾つか再質問をしたいと思います。
  介護保険なんですが、3年間はないということです。その後についてはその状況を見て判断をしていくと、介護保険料の関係については、ということなんでしょうか。
  それと、先ほど基金取り崩しがあったためにということを申しましたけれど、24年度限り認められた措置ということでよろしいんでしょうか。
  それと、3年間はないということでしたけれど、介護保険料、それ以外にこの介護保険制度の問題について1点だけ伺いたいと思いますが、以前にも質問いたしました総合事業についてどのようにされていくのか。前回伺ったところはまだ具体的にはなっていないというふうに聞きました。総合事業というか、以前にも聞きましたけれど、要支援への生活援助、これはヘルパーの資格者による援助から専用施設職員のデイサービス、いろいろあるわけですが、この生活支援をボランティアの手伝い、公民館などの場所での見守りということに置きかえる総合事業という形で行うというものなんです。そういうふうに聞きました。そこで、酒々井町としてはこの制度の今回の見直しの中でどのようにその要支援の生活援助を行おうとしているのか、まずそこは伺いたいなというふうに思います。
  あと、同じことの繰り返しになりますので、今の介護保険の問題についてお答えいただきたいというふうに思います。
  それで、今回質問した税と社会保障の一体改革について町長からお答えいただきました。消費税だけに頼るというのはどうかと思うというふうには言われましたけど、私ももちろん消費税に頼ることなくやれるというふうに思います。今回の税と社会保障の一体改革なんですが、消費税を2015年までに10%とするということなんですが、この5%上げるという中の4%、10兆8,000億円というのは社会保障の安定化に使うと、残り1%、2兆7,000億円は社会保障の充実に使うというふうに国は言っているんですが、しかし4%の安定化というのはこれまでの財源を消費税に置きかえると。それと、もう一つの1%、2兆7,000億円というのはこれまでの充実に充てるとしているんですけれど、しかしこの中で、一体改革ですから、年金の引き上げ、支給費の引き上げだとか、給付の引き下げだとか、子ども手当の減額だとか、老人医療費の引き上げだとか、いろんな点で社会保障負担のメジロ押しなんです。そういう中で全部消えちゃうんです。その5%はなくなってしまう。この中で消費税増税すると、きょうで確定申告終わりますけれど、消費税増税しますと中小零細企業は転嫁できない、倒産に追い込まれるところがたくさん出てきますし、家計はもちろん大変になります。
  そういう中で国は何をやっているかというと、相変わらず大型開発やっているんです。それで、大金持ちと大企業には減税をしている。中身いろいろありますけれど。それと、軍事費は、これは今回新鋭機というか、最新鋭機のステルスF35とかというのを41機も買うんだそうです。これは国の問題ですけれど、ぜひ聞いてください。総額1.6兆円です、41機買うと。今年度は600億円、思いやり予算1,867億円、米軍の再編経費が707億円、大きな軍事費も出すんです。じゃ、どうなるんでしょうか、国民の暮らし。税と社会保障一体改革の中身は酒々井町の予算に影響しているんです、考え方が。今回国会議員は80名削減するという案も国会で出ていますけれど、国会議員全部で722人、経費は総額で500億円ぐらいだそうです。80人減らすと55億円。しかし、私たちが反対している政党助成金は320億円です。数字からすると320億円削減したほうがよっぽど数字的にはそちらのほうが大きいわけです。国会議員の歳費については、日本共産党は引き上げには反対してきましたけれど、しかし今回国会議員を80名だか削減するという件は国民の民意を削減すると同じだというふうに思っています。
  国家公務員の給与の引き下げも今回は行おうとしていますが、地方公務員に影響があるのは当然にあるわけです。この国家公務員の引き下げなんですが、2014年の3月31日まで引き下げるというんです。なぜかというと、その2014年の4月から3%引き上げるわけです。消費税3%引き上げるから、それである程度潤ったら引き下げるよというやり方をしているんです。この国家公務員の引き下げは地方公務員にも当然影響が出てきています。今回の議案にも一般職員の管理手当ですか、引き下げるというふうには出ていますけれど、公務員626万人の給与の引き下げの影響というのは、この酒々井町の地域経済にも、もちろん国の経済にも大きく及ぶことになります。民間の給与の引き下げのきっかけにもなってしまうというふうに思います。
  それと、エネルギーの問題ですが、再生可能なエネルギー、大いにやってほしいというふうに思いますが、今回の国の原子力安全・保安院、原子力安全委員会というのがこれまであったわけですが、今回は経済通産省ですか、から環境庁の外局のほうに移りました。原子力規制庁を新設したわけですが、しかしここの環境庁も地球温暖化基本法案で原発を推進しているんです。そういう意味では、国は本当に国民の命と安全を守る姿勢があるのか、これは行政の組織のあり方としてぜひ独立した機関にすべきだと私は思います。
  さて、酒々井町の3月議会は予算議会です。今回の平成24年度の酒々井町の予算には、先ほども言いました国の税と社会保障の一体改革、この考え方が大きく左右していると感じました。昨年基本構想が出たときに自助、共助ばかり強調されて公助が余りないというふうに私は感じたわけですが、なるほどここから来ているのかというふうに思いました。国の改革の基本的な考え方として、より公平、公正で自助、共助、公助の最適なバランスによって支えられる社会保障制度の改革にしていくと、そうして世代間の公平と共助が強調されてきている点です。公に依存し、保護、救済を求めるのではなく、共助を基本に自立支援、予防を軸として積極的に社会全体を支える持続可能な制度を構築していくべきだ、これが国の税と社会保障一体改革の基本的な考え方です。一見しますと、聞きますともっともなことだというふうには思いますけれど、そもそも社会保障の考え方に大きく間違いがあると私は思いました。自助、共助が一定の……
議長(越川廣司君) 地福議員に申し上げます。
15番(地福美枝子君) 時間内ですから、私も……
議長(越川廣司君) 簡潔にお願いします。
15番(地福美枝子君) 質問していますので、先ほどの介護保険制度に質問して私この話を、もう少しで終わりますので、時間まだありますから、言わせてください。
  ここに、社会保障なんですが、酒々井町の社会保障の考え方にも影響していると思うんです。今回の予算案で小さな額、切実な額を削りました。一部削っているんです。それぞれの家計にかかわることの額も削っています。そういうこともあって、自助、共助が一定の役割を果たす、これは当然です。それぞれみんな自力で頑張っているわけです。しかし、自力というのも限界があるわけです。それを前提にして国や町が基本的に支える、保障するということが社会保障の原点の考え方だと思うんです。そもそも社会保障というのは何かということがやはり国も地方自治体も違っているんじゃないかというふうに思いました。
  今回の子育て新システムは、国と自治体が責任を持つ公的保育制度を解体するんです。その原則を覆します。認可保育所以外のさまざまな施設や多様な保育サービス、それは何でもいいと、指定制度を導入して株式会社も参入をさせる、それを容易にするわけです。先ほどの町長の大きく激変することのないようにしたいということにぜひ私は期待したいというふうには思いますが、公的保育を守って保育条件の改善をする、支援強化を行うことこそ酒々井町民が願う子育て中心の、子育て支援をしている小坂町長が目指す福祉千葉県一のまちになるんじゃないかというふうに思います。
  地域防災においても、子育て支援においても、地域の安全を守ることにしても、また働きやすい役場にし、職員を大切にすることにおいても、本来の社会保障の理念に立ってこそ地域を元気にする、そういうまちに、安心して暮らせるまちにするということができるんじゃないかと思います。今回予算の中でゆるキャラみたいなものをつくるようですが、それができて宣伝にそれを活用したとしても、町民の切実な願いのわずかな予算を削る、そういう中で町政の中身で要求にこたえるものでなければ、このゆるキャラ、180万を使って、その事業は私は本当に色あせて見えてしまいます。国の指示待ちだけにせず、主体性を持ってほしいと。新システムは確かに今国で議論をしています。それ待ちにしなくても、国の制度であっても、町でできることはできるだけ独自に主体性を持って、町民の暮らしをよくするための立場で改善をしてほしいというふうに強く要望しまして、私は終わります。1件だけ質問をしましたので、それをお答えいただきたいと思います。
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
町長(小坂泰久君) 介護保険の関係で、いずれにしましても介護の予防に努めまして費用の上昇を抑制を図っていく政策をしていくということでございます。そういうことで、抑えるということではなくてプラスに考えて、いわゆる介護にならないような政策をしていくということでございます。それから、私のほうの所信表明でも申し上げましたが、介護について、地域貢献といいますか、積極的に支援されている方につきましては、介護予防の支援ボランティア制度といいますが、これはポイントを付与するような形のそういう制度も来年度、24年度中にはつくり上げていきたいと思っております。そういうことで今介護になっている方を支える層を広げること、それからまた介護にならないように町民の参加といいますか、いろんな機会をふやしていくという前向きな政策で進めていきたいと、こう考えております。よろしくお願いいたします。
議長(越川廣司君) 健康福祉課長、仲田義秀君。
健康福祉課長(仲田義秀君) では、ご回答させていただきます。
  まず、多分議員がおっしゃっている日常生活支援総合事業のお話だと思います。本件につきましては、新たな制度ということで、市町村の判断で地域支援事業の枠の中で予防事業だとか、あるいは要支援の方とか、あるいは2次予防の対象者、こういった方々に対しまして、先ほど町長がお話し申し上げましたとおり、介護予防の実施だとか、あるいは給食の配分のサービスだとか、あるいは見守りのサービスだとか、こういったものをやっていくというような事業でございます。本件につきましては、当面現行の事業の中でやっていきたいということで、今回の第5期の計画の中ではその内容について総合的に検討していきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) それでは、15番議員、地福美枝子さんの一般質問が終了いたしました。
  ここでしばらく休憩をさせていただきます。
                                 (午前 9時55分)

議長(越川廣司君) 休憩前に引き続き再開をいたします。
                                 (午前10時09分)

           竹 尾 忠 雄 君
議長(越川廣司君) 通告順に基づき、さらに14番議員、竹尾忠雄君。
               〔14番 竹尾忠雄君登壇〕
14番(竹尾忠雄君) 日本共産党の竹尾忠雄でございます。ただいまより一般質問をさせていただきます。
  私は、1年前にこの場で震災対策についてご質問いたしました。というのは、2月にニュージーランドで大きな地震があり、日本人学生も多くの方が亡くなられた、そしてやはり日本でもいつ起きても不思議でない、こういうことで質問いたしました。その内容は、災害時に防災本部となる庁舎の耐震を一日も早く行うよう町長に求めました。震災、地震など自然災害をなくすことはできませんが、被害を少なくすることは、私、政治の責任でできる、こう思います。耐震工事について一日も早く実施するよう求めましたが、町長は耐震診断を実施することを約束されました。その3月議会が昨年終わった後、午後に大震災、そういう中で庁舎の耐震工事も25年度に実施のめどが立ちました。それでも3年間かかっているわけですから、やはりきのうの地震、本当に大きな地震がありましたが、まさにいつ起きても不思議でない状況の中で、私は1点目に防災対策について質問をいたします。
  1つ目は、災害時に避難場所となる公共施設に太陽光パネルなどの再生可能エネルギーを導入することについて検討すべきと思いますが、町長のお考えを伺います。
  2点目は、防災倉庫、防災井戸の計画的な整備を約束されておりますが、この新年度の計画について伺うものであります。
  次に、3つ目は備蓄品の補給、補充について計画的に行っておるのかどうかお尋ねいたします。
  4つ目は、小学校、中学校の児童生徒の災害用非常食を備蓄する必要があると思いますが、現在どうなっておりますか。また、今後の計画についてあわせてお尋ねいたします。
  2つ目の問題は、地域経済の活性化についてお尋ねいたします。地域経済活性化については、昨年度から住宅リフォーム助成制度などが実施され、町内の業者の皆さんも大変喜ばれております。町は発注事業についてはできるだけ地元業者が参入できるように工夫すべきと思いますが、いかがでしょうか。酒々井町では一番の発注者でもある町の事業、できるだけ地元業者参入のために工夫をしていただきたいと思います。
  3つ目の問題は、行政組織の変更について。今回の議案にもございますが、町長は新年度から行政組織を変更しようとしておりますが、どのように組織を変更するのか伺うものであります。また、あわせて変更する理由についても伺うものであります。
  4点目は、職員定数について。(1)は、町長の適正な職員数についてのお考えを伺うものであります。
  2点目は、新規採用についてどのように考えておるのか、また新年度の採用についてあわせてお尋ねいたします。
  それから、本年3月いっぱいで定年される方が5人もおられるわけですが、そういう中で新規採用の募集は行われなかったのかどうか、あわせてお尋ねいたします。
  また、長い間当町に尽くされました定年になられる皆さん、そして事情があって今年退職される皆さんに、本当に長い間町民のために力を尽くしていただいたことについて、皆さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
  以上で1回目の質問終わります。
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
               〔町長 小坂泰久君登壇〕
町長(小坂泰久君) それでは、14番議員、竹尾議員からは4点のご質問でございますので、順次お答えをさせていただきます。政策的なものは私からお答えし、細部にわたるものは担当課長がお答えをいたします。
  1点目の防災対策についてのご質問でありますが、太陽光発電は、太陽電池を利用し、太陽光のエネルギーを直接的に電力に変換する発電であり、蓄電池を組み込んだ太陽光パネルの避難所への整備につきましては、災害時において非常用電源として活用できるものと思われます。しかしながら、財源の問題や技術開発の推進とともに設備の寿命や性能の向上が期待されており、さらに設置費や維持管理費等も安価になるものと思われますので、こうした状況をよく見きわめながら、過大投資となることのないよう慎重に検討してまいりたいと考えております。
  次に、防災備蓄倉庫及び防災井戸の整備につきましては、防災計画の見直しの中で設置の計画を検討することとしております。
  2点目の地域経済の活性化についてのご質問でありますが、地域経済の活性化の一環として、町発注事業について、できるだけ地元業者が参入できるように工夫すべきとのことでありますが、依然として厳しい財政状況の中、貴重な財源を有効に活用するため、最小限の費用で最大の効果が確保できるよう努めているところであります。町の発注する工事等につきましては、関係法令並びに町建設工事等契約関係規程に基づき適正に発注しているところであります。
  また、地域経済の活性化や町内業者の育成という観点から、小規模事業者の受注拡大を図ることを目的とした小規模工事等契約希望者登録制度を平成22年11月に導入したところであります。また、本年度より導入した住宅リフォーム制度も有効であると考えております。
  今後とも、できる限り町内業者が参加できるような体制づくりに努めるとともに、創意工夫をしてまいりたいと考えております。
  3点目の行政組織の変更についてのご質問ですが、町の行政組織につきましては、自主、自立した行政運営を継続していくための健全な財政基盤の確立を目的として、少ない職員数で最大の行政サービスを提供することのできる効率的、機能的でスリムな組織づくりをするためには課の統廃合等の再編を段階的に進める必要があると考えております。
  平成24年度につきましては、生活環境課と産業課を統合し、経済環境課という新しい体制にすることといたしました。環境部門と産業経済部門を統合し、新たな体制として連携をとることにより、環境に配慮した産業経済の振興を推進するとともに、業務への柔軟な職員対応を初め、効率化、迅速化が図れるものと考えております。
  4点目の職員定数についてのご質問ですが、適正な職員数を検証する上での指標としては、総務省が毎年示している市区町村を人口規模と産業構造の2つの要素を基準としたグループに分け、そのグループに属する類似団体の人口1万人当たり職員数の平均を算出し、指数とすることで類似団体との職員数を比較する類似団体別職員数の状況による方法が多くの団体で用いられています。また、人口規模や産業構造が類似する団体の行う行政事務については、どの団体にも共通する事務が大きな部分を占め、業務量においても極端な違いがないと考えられることから、行政サービスの水準を落とすことなく組織の効率化、スリム化を図りながら、類似団体別職員数の状況による職員数に近づけていく必要があると考えております。
  次に、新規採用については、集中改革プランに基づく職員数の削減を進めるため抑制をしてきたところでありますが、類似団体別職員数の状況による職員数の超過状況を考えると、今後も退職や年齢構成のバランスを考慮した上で必要最低限にとどめるべきであると考えております。なお、平成25年度についての新規採用を予定をしております。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 総務課長、幡谷公生君。
総務課長(幡谷公生君) それでは、私からは、初めに防災対策についての備蓄品の細部についてのお答えと、それから職員定数についての細部についてのお答えをさせていただきたいと思います。
  初めに、防災対策についてでございますが、備蓄品につきましては、現在、非常食や防災備品、防災資機材を毎年予算の範囲内で整備しているところでございます。また、児童生徒の災害用非常食につきましては、一般の備蓄食料とは別に準備はしておりませんが、災害用の備蓄品の整備についても防災計画の新たな見直しの中で十分検討してまいりたいというふうに考えております。
  次に、町の職員数についてでございますが、現在公表されております平成22年4月1日現在での類似団体別職員数の状況による比較でございますが、普通会計におきまして28名が超過する状況となっているところでございます。この方法は、同規模の団体を平均して比較するため、わかりやすい面はございますが、地域性など個々の団体の事情が考慮されないという部分もありまして、必ずしもその団体のあるべき職員数を示すものではございませんが、現状の職員数がどうなっているのかという判断基準になるものというふうに考えておるところでございます。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) それでは、再質問をいたします。
  まず、1点目なんですが、防災対策についてお尋ねいたします。避難場所となる公共施設に太陽光パネルなどの再生可能なエネルギーを導入については回答ありましたが、町長自身も災害時において非常用電源としての活用できると思われる、災害時に必要なものだと、こういうことを町長もお認めになられました。であるならば、私は、いつ災害が来るかわからないわけですから、やはりこれは一日も早く検討し、実施に移すべきだと思います。
  そこで、昨日も那須議員の質問でも同じ質問がありましたが、町長は経費の問題、もう少し下がってくるんじゃないかと、いろいろおっしゃっておられましたけども、私1つ、ここに1月9日付の赤旗新聞の記事がございますので、これをちょっと紹介したいと思います。公共施設に太陽光パネルを。国土交通省が災害時に避難場所となる公共施設に太陽光パネルなど再生可能エネルギー設備を導入する自治体を支援する方針を固めたことが1月8日までにわかりました。東日本大震災で大規模な停電が起きた経験を踏まえ、地域の中核的な役割を担う公共施設が災害時に自ら電力を賄えるようにするのがねらい。2012年度に一部自治体と連携して実験に着手し、得られた知見を生かし2013年度の本格的な支援開始を目指すとしています。将来的には太陽光や風力、水力など再生可能エネルギー導入の取り組みを全国に広げ、災害に強いスマートコミュニティー環境配慮型都市の実現につなげたい、こう考えている、こういうような新聞記事もありまして、昨日も町長もおっしゃっておりましたけども、千葉県の鋸南町、町立勝山小学校で備蓄電池付太陽光発電システムの導入をされました。これは震災前にもう入れたんです。震災当日の夜も職員室の蛍光灯がつき、テレビも見られました。約350名の避難所となった同校。ニュースで得た正確な情報を体育館にいる町民に伝達し、避難者の不安を解消した、こういうことも町長自身も承知しておられるわけですけども、こういうことからして私は、町長、国のそういう事業も国交省の補助事業も考えられておるわけですから、ぜひ調査して一日も早く設置して備えるべきだ、こう思いますが、町長のお考えをあわせてお尋ねいたします。
  次に、2番目の防災備蓄倉庫、防災井戸についてですが、新年度の当初予算には計画はされておりませんが、先ほどの答弁では防災計画の見直しの中で設置の計画を検討すると、そういうことでありますが、自然災害は待ってくれません。いつ来ても不思議でないのです。ぜひ計画的な整備を進めてほしい。現在ある防災井戸についての管理はどうなっておりますか。私、この問題についても昨年、防災井戸の状況をお尋ねしました。今小学校2校と中学と3つの防災井戸がありますが、飲料水として可能なのは1カ所だったと、こういうお話でありましたが、この管理上の問題だと私思いますので、ぜひせっかく避難場所にある3つの井戸をいざというときに飲料水として活用できるように、この井戸の管理どうなっておりますか。お尋ねいたします。
  次に、3点目なんですが、備蓄品についての私お尋ねしたいと思います。また、改善してほしいと、こう思います。酒々井町では非常用食べ物が6,000食。同じぐらいの団体であります、類似団体であります多古町では1,560食。防災シートについては、酒々井町では468枚、多古町では1,100枚、毛布については687枚、多古町では1,588枚、こういう状況で、多古町では昨年の震災以降、多少いろいろ備品をふやしておりますが、まさにやはり大震災を受けて補充必要だと思いますが、その考えについてお尋ねしたいと思います。当町においても、2011年、昨年ですか、何点か備蓄品の補充もされておりますけども、ぜひこの備蓄品についてもやはり充足度を上げていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
  それから、4点目でありますが、3.11の震災で児童生徒がうちに帰れなくなった、そんな学校も全国にありました。しかし、そういう中で学校に備蓄食料品があったために助かったというところもあるし、備えがなかったというところもありますが、ぜひ私児童生徒の1食分ぐらいの確保、防災計画の見直しの中で先ほど検討するということでありますので、ぜひあわせて検討を願いたい、こう思います。
  防災問題の点でもう一点ですが、私のところにこういう声が町民からありました。災害マップが各種作成されて配布されました。そして、公的場所にも掲示されていますが、それを見て町民がどのように判断し、行動したらよいのか、これが示されていないので、災害を防ぐ役に立たない状況ではないでしょうか。マップの読み方、判断の仕方や災害を防ぐ行動にどう結びつけたらよいのかを一般町民に知らせる手だてを講じるべきでないでしょうか。マップを作成したのは評価できますが、それを活用する方法を町民へぜひ周知されることをお願いしたいと。まさにその作成の目的が達成できると思います。
議長(越川廣司君) 竹尾議員に申し上げます。
  通告に従ってやっていただきたいと思います。
14番(竹尾忠雄君) こんなような町民からの声がありました。ぜひ今度の防災計画の見直しの中でも、いろいろ町民に個々にお宅に配布されると思いますが、その辺についてもぜひ改善してほしいと思いますが、いかがでしょうか。
  次に、2点目でありますが、経済活性化、地域経済の活性化について。例えば先の臨時議会で予算化されました学校のエアコン設置工事、3校ありますが、1校当たり約1億円の予算でありました。3校一括で発注すれば安く発注できるかもしれませんが、1校ごとの発注で、あるいは地元業者を入れたいわゆる、その辺私もよくわかりませんが、よく工事などで共同企業体、こういうような形で工事をやられておりますけども、こういうのは可能かどうかわかりませんが、そのような形でなるべく地元業者に工事が行えるよう、一緒に行えるような、そしてそのことによってやっぱり地元に税金が落ちてくる、また機械の設置後の機械のトラブルに遭ったときにも地元業者が加わっていればすぐに対応も可能だと思います。そういうメリットもあると思いますが、ぜひ工夫して地元業者が元気が出るような、そういう工夫をしていただきたい、こう思います。
  それから、3点目の行政組織の変更についてお尋ねします。町長から回答がございましたが、産業課と生活環境課を統合し経済環境課と変更する、理由については自主、自立した行政運営を継続していくため、健全な財政基盤の確立を目的として、少ない職員で最大の行政サービスを提供することのできる効率的、機能的なスリムな組織づくりをするためだ、こういうことでございますが、今ある産業課、生活環境課は、私、一人ひとりの町民と直接かかわりのある一番仕事、事務事業の多い部署だと考えます。例えば生活環境課は佐倉市との清掃組合、あるいは印旛衛生組合、さくら斎場などの一部事務組合、3つの組合があり、年間3回の定例議会も開かれ、そこにも職員が出席し、事前の打ち合わせ等もある。あるいは、福島第一原発の事故によって放射能問題、すぐに収束する問題ではありません。それの線量の測定、これも今他の課から動員して測定をしていると、こういう状況であります。また、毎月1回の全町の不法投棄監視員と職員で町内のごみの回収、あるいは残土埋立ての申請の許認可など、また現場への立入調査、犬や猫の死体の片づけなど、また昨年から始まった太陽光発電の補助事業への申請受け付けも生活環境課で行われております。また、産業課は農業振興や商工業の振興、観光、ちびっこ天国の運営など、さまざまな業務を持っております。私は、統合されたら担当課長は人間的にも精神的にも大変だと思います。町長は町民の健康を守ることも職員の健康を守ることも町長の責任です。町長はそれでも統合を進めるのか、お考えを伺います。私は、こんな無謀な統合は、町民へのサービス低下、そして職員の合意と理解が得られない今回の統合はやめるべきだと、こう考えるものでありますが、町長のお考えを伺います。行政組織の変更については、2回目の質問はそれで終わります。
  次に、4点目でありますが、職員定数についてお尋ねいたします。町長の適正な職員数についての考えを伺いました。町長はあれこれ言いましたが、先ほど課長がお答えされました。今でも28名が超過する状況であるとお答えがありました。わかりやすく言えば、さらに職員を28名削減する、こういう回答でした。町長の言う適正な職員数にしますと133名です。10年前と比較しますと、200名ですから、約70名減らしたことになります。これで行政サービスの水準を落とすことなくと町長は言いますが、町民サービス低下は避けられません。物事には限度というものがあります。私は、昨年の3.11東日本大震災の教訓を町長は受けとめていないのではないか、町長の政治姿勢に問題があると指摘せざるを得ません。先の町長の施政方針演説でも東日本大震災を教訓とした安全、安心な生活をと、こういう施政方針を述べながら職員を減らし続ける、これではやはり災害に強いまちづくり、あの東日本の教訓からしても、災害時には町民の命を守るのは職員の皆さんです。災害に強いまちづくりを進めるには今以上の職員数を減らすべきではないと私は思います。産業課と生活環境課の統廃合の最大の理由は職員数を減らし続けてきた結果ではないか、一方では新年度予算で350万円を予算を組んで新たに嘱託員の採用で予算増額がありました。私、この問題、総務常任委員会で質問しました。どんな人を嘱託員として採用を予定しているのか伺いました。回答は、四街道市役所を退職された方をお願いするとの回答でした。私思うんですが、普通だったら、だれが考えても、5人も定年退職されるのですから、新規採用をとるのが当たり前ではないでしょうか。町長に伺いますが、新年度採用する嘱託員について、町長は面識のある方ですか。あるかないか明確にお答え願いたいと思います。
  2番目の新規採用についてですが、回答では年齢構成のバランスが必要だ、こうおっしゃいました。小坂町長の町政のこの5年間の職員数の減少と新規採用の状況は、他の類似団体との比較しても異常な職員減らしを行ってきた、このことが一目瞭然であります。私、栄町の5年間の状況を調べてまいりました。19年に6人を採用して、10人が退職された。20年に1人を採用して、5名が退職されました。21年は4人採用して、10人退職されました。22年は5名採用して、14名が退職されました。23年は5人採用され、7人が退職されました。多古町においては、採用が19年は5人、退職は13人、20年は6人採用、退職は4人、21年は10人採用で10人退職、22年は4人採用で1人の退職、23年は3人採用で3人退職。酒々井町ではどうかと思いますと、19年は採用ゼロ、退職者12人、20年は2人採用、9人が20年は退職されました。21年は採用ゼロ、退職者4人、22年は4人が採用されましたが、1人が途中でやめられ、6人が退職されました。23年はゼロ、退職者が8名、こんな状況で、酒々井町では何とマイナス35名、栄町ではマイナス22名、5年間で多古町はマイナス3名、こういうような状況であります。そういうことから見ても、栄町、多古町の職員退職者数と新規採用者数を比較し、町長はどうお考えになりますか。当町は5年間で退職者数が39名、新規採用者6人でありますが、先ほど申しましたように1人退職されましたので、5名。町長は年齢構成のバランスを考慮した上でとお答えがありましたが、これで年齢構成のバランスが考慮されております。先行ってその世代が、若い世代がいなくなってしまう、こういうバランスの問題考えれば、これは私異常である、こういうふうに思います。
  先ほど新規採用募集についてちょっともう一度お答えください。募集をしたのかどうか。新規、24年の採用をとったのかどうか、募集を行ったのかどうか、その辺を伺って2回目の質問を終わります。
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
町長(小坂泰久君) 大変いっぱい質問をいただきました。ありがとうございます。
  まず、太陽光発電の導入の関係でございます。この辺につきましては、一番問題になっていたのが財源手当てということでございます。今竹尾議員がいろいろありましたが、あの辺のところは私としましても調査をいたしまして、財源の問題が解決できるんであれば前向きに検討していきたいと、こう考えております。
  それから、備品につきましては、答弁させていただいたように新しい計画の中で満たしていくということでございます。参考にいろいろありましたので、ほかのほうの地域との比較もあわせて町として装備していきたいと、こう考えております。
  それから、4点目の課の統合という話ございましたが、一番端的な例が、放射能の計測というときになったときに、今の人数ですと人が足りなくて他の課の応援をしなくちゃいけないと。そうしますと、それに調整がかかってなかなかいかない、素早く対応できないと。これは課が大きくなることによってかなりの機動力が出てくるところであります。ですから、これは統合効果というのを非常に対応できるなということでございます。そういうことで、またその課長なりなんなりの長の人がやるその役割というのは、これは行政組織の組織論の中で十分クリアできるもんだと、こう考えております。
  それから、5番目の職員定数の話でございますが、要するに類似団体といいますか、そういうのとの比較をどうしても国のほうはしているわけでございまして、国のほうでは基本的に酒々井町は地方交付税を受けて生活している扶養町村でございます。国から見れば扶養町村でございますが、そういうことでいきますと、基準財政需要といいますか、その辺のことになりますと40億程度なんです。それを今60億、1.5倍の予算を組んでいるということでございまして、こういうことがある意味で異常な状態であるということでございます。そういうことを工夫をして、やはり財政は適切に、そして行政サービスは最大にというその努力をしていくのが一番町としての行政運営の中で必要なことと思われます。
  と申しますのは、一昨年ですか、小さくても輝く自治体フォーラムということで、私と一緒にパネルに載った開成の開成町長さんがいます。開成町は、うちよりも財政がいいもので、また人口で区切られているものですから、ただ単純に言えば人口で区切られているんですが、ここは約1万5,000人の人口に対して60人くらいの職員であるということで、それでやり遂げているということがあります。ですから、ほかと比べる云々という話になりますと、国から見て地方交付税等を算定する町の規模ということでいきますと、適正な人数かということでやると、やはり国の出ているとおりのことであろうかと、こう考えております。この辺につきましては、竹尾議員と認識に大きな差があるわけでございますが、そういうことでございまして、いずれにしましても町民サービスを上げていくためにはやはり効率的な行政が必要であるということでございます。また、現有の職員を効率的に工夫してやっていくということであると思います。
  それから、先ほどありましたが、要するに町で退職する人がいるから、それを雇っていけばいいじゃないかという話あるんですが、基本的に町として必要としている人材は、今回は行政の資産管理、そういうものをきちっと実績のある人物ということで町として運営して、それはどういうことかというと、町といたしましても平成24年度からファシリティーマネジメントをきっちりやっていきたいと、これからは既存のものをやはり有効に使いながら財政をきちっとしていくというのが一番重要でございますので、その辺にメスを入れていかないと本当に真に町民に期待されたまちづくりができないということでございます。先ほど竹尾議員からいろいろ話ありましたが、職員を減らしては云々とありますが、今までどおりで議員がいいと思っているならそれでもいいんですが、私が着任したときにほとんど空っぽでした。これで本当に町にいくのかなと。それで、千葉銀の総研では酒々井町は2年後に破綻すると、こう言われていたわけでございます。そういうことでございますので、新しい視点に立って私どもも最大限努力して、議会のほうも努力していただきまして、そうして効率的な町民に尊敬されるまちづくりをしていきたいなと、こう考えております。
  以上です。
議長(越川廣司君) 総務課長、幡谷公生君。
総務課長(幡谷公生君) 私からは、防災関係の細部のご質問ございましたので、それについてお答えをさせていただきたいと思います。
  まず初めに、防災井戸の管理ということでございますけれども、現行学校に管理を任せているような状況でございまして、そのうち1カ所が臭気があって、においがあって飲用の不適の井戸というふうなことになっております。その辺のところも設置した場所の状況もあるのかなとは思っておりますけれども、よく調査をしたりしていきたいなというふうに考えております。
  それから、非常用の食料と学校の非常食の関係ですけれども、これまで必要数の基準などに当てはめて計画的な整備というのは行ってきておりませんでした。新たな防災計画の中できちんとした形での基準等も踏まえて整備の計画をしていきたいなというふうに思っております。
  それから、防災マップ関連の使い方の関係ですけども、確かにお配りをしてありますけども、読み方や使い方のところの問題もあるかと思います。それの周知というふうなことで、周知の仕方も含めて検討していきたいというふうに思っております。
  以上です。
議長(越川廣司君) 財政課長、櫻井照嘉君。
財政課長(櫻井照嘉君) 建設工事の発注についてのご質問でございますけども、先ほど町長がご説明申し上げましたように、町建設工事等契約関係規程に基づき適正に発注するということになっております。また、町内経済の活性化の観点から、現行の入札制度でも地元業者がなるべく受注できるよう、酒々井町建設工事等請負業者選定要領の指名業者の選定基準の改正等を行っておりますので、今後とも町内業者が参加できるよう創意工夫してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
               〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 嘱託員の関係は、さっき答弁したんじゃないでしょうか。
               〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
町長(小坂泰久君) 特にありません。
  それから、もう一つは、採用のやつにつきましては、25年度は予定をしておるということです。そう答弁させていただきました。
               〔何事か呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
町長(小坂泰久君) 24年4月に向けて採用の募集はいたしました。試験も広域でやっていただきまして、面接等もしました。残念ながら期待する人間がいなかったと。町のほうで募集したのは文化財の関係でございます。
  以上です。
議長(越川廣司君) 14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) 先ほど2回目の質問で、1点目の防災対策については町長も公共施設、特に避難場所について財政的な手だて、先ほど申しましたが、国交省の事業があるわけですから、そういう点では前向きに検討するということでありますから、ぜひ早目に調査をして情報つかんでいただきたい。やっぱり住宅リフォーム助成の問題についても町長は決断して早く踏み出した。今他の富里や八街市なども今年度あたりから始まるそうですけども、やっぱりいろいろ手挙げるところがふえてきますから、そういう点では枠が限られますから、ぜひ早目に調査をして実施の方向で取り組んでいただきたい、これは要望しておきます。
  それから、3番目の行政組織の変更の問題でありますが、少ない職員で最大の行政サービスを提供すると、こういうお話でありますけども、やっぱり東日本のあの教訓を見てもわかるように、本当に災害のあったときなどは職員がやはり頼りになると。職員の皆さんが一定数確保されなければ住民の命やっぱり私守れないと思います。そういう点では、先ほど申しました最大の原因は、職員をこの間減らしてきたことが最大のやはり原因だと。
  課の統廃合の問題、さらに私総括質疑でもお話ししましたが、私も町の農業委員をしておりますが、農業委員会の組織そのものは町長部局とは別に独立した行政組織です。この組織においても、今回の統廃合に伴って農業委員会の事務局長を新たに組織されます経済環境課の課長が兼務するというふうな、こういうような状況もあって、2月の農業委員会総会で全員一致で町長に今までどおり独立した行政機関で続けてほしいということで要望しておって、この間の総括質疑でも私いろいろ申し上げました。4月1日から農業委員会の事務量もまた農地法の改正によってふえてまいります。ぜひ農業委員会の事務局長については兼務ではなくて今までどおりの独立した機関として残していただきたい。今多くの農業委員の皆さんから私のところにも電話があって、どういう状況だと、こういう声も上がっております。農業委員の皆さん大変心配されておるわけですから、ぜひ町長、農業委員の事務局長の課長兼務は今回行わないようにお願いしたいと思いますが、総括質疑では町長は白紙であると、こう言っていられますけど、その後変わっておりませんかどうかお尋ねいたします。〜(終了5分前のベルの音あり)〜
議長(越川廣司君) 残り時間が少なくなりましたので、質問は簡潔にお願いします。
14番(竹尾忠雄君) あと、じゃ最後にお尋ねしますが、町長先ほど私が着任したときは空っぽだと、これはどういう意味なのか、空っぽだったという意味についてお聞かせ願いたいと思います。
  それから、先ほど4番目の問題で町長ありましたけども、酒々井町は扶養町村だという、こういうお答えがありましたけども、今多くの自治体が国からの財政交付金によって賄われているのが現状であって、酒々井だけがいわゆる扶養町村だ、こういうことじゃないわけですから、やはりその辺をきちっと見なければならないと、こう思います。
  以上で質問終わります。
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
町長(小坂泰久君) 総括質疑でお答えしましたとおり、農業委員会につきましては法律で定められた独立した機関でございます。そういうことでございますので、今後ともその辺では変わることはございません。
  あと、人事はどうかという話は、竹尾議員も農業委員ということで、議会の議員さんであればやはり町民サービスのために努力しろというのが本音だと思いますが、農業委員さんから見ればやはり必要だというご意見は承っておきます。ただ、いずれにしましてもこの前と同じで、今議会対応がいっぱいでございまして、白紙の状態でございます。よろしくお願いいたします。
  空っぽはよろしいですよね。空っぽの話は。言ってもね。
               〔「答えなさいよ」と呼ぶ者あり〕
町長(小坂泰久君) じゃ、お話しをします。
  17年のときの財政調整基金が約4億5,000万と言っていました。そのうちの1億5,000万は水道からの借り入れということでございまして、それからいきますと3億程度しかなかったと。それは、そういう状況どういうことかと考えますと、予算を執行するときには執行予算が先行するわけです。そうしますと、お金を払っていくと、12月とか3月末になってくると税収との関係で、予算上は大丈夫なんだけど、現金が回らなくなるというのがあります。本当にそういう状態でした。これで本当にいいのかなと、こう考えたわけです。本当にまさにちばぎん総研が言った2年後に破綻すると、そのとおりの状況でした。そういうことを考えたときに、やはりきっちりとした力強い行政体を築いていくというのが必要だという考えでございます。そういうことで、ギャラリーからもご質問がございましたので、お答えをさせていただきました。
  以上です。
議長(越川廣司君) それでは、14番議員、竹尾忠雄君の一般質問が終了いたしました。
  ただいまをもちまして一般質問はすべて終了いたしました。これで一般質問を終了いたします。

    議案第1号ないし議案第27号総括審議
     (委員長報告及び質疑・討論・採決) 

議長(越川廣司君) 次に、日程第2、議案第1号ないし議案第27号を一括議題とし、これから総括審議を行います。
  各常任委員会の審査の結果について報告を求めます。
  初めに、総務常任委員会委員長、川島邦彦君。
               〔総務常任委員会委員長 川島邦彦君登壇〕
総務常任委員会委員長(川島邦彦君) 総務常任委員会に付託されました議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第11号委員会担当分野、議案第16号委員会担当分野、以上5議案につきまして審議の経過と結果をご報告いたします。
  本委員会は、3月9日に本委員会委員、町長、担当参事及び関係課長の出席を得て開催をいたしました。
  慎重審議の結果、本委員会に付託されましたすべての議案は、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議長(越川廣司君) 次に、教育民生常任委員会副委員長、金塚学君。
               〔教育民生常任委員会副委員長 金塚 学君登壇〕
教育民生常任委員会副委員長(金塚 学君) 教育民生常任委員会に付託されました議案第2号、議案第5号、議案第6号、議案第8号、議案第9号、議案第11号委員会担当分野、議案第12号、議案第14号ないし議案第15号、議案第16号委員会担当分野、議案第17号、議案第19号、議案第20号、以上13議案につきまして審議の経過と結果を報告いたします。
  本委員会は、3月8日に本委員会委員全員、町長、教育長、担当参事及び関係課長の出席を得て開催いたしました。
  慎重審議の結果、本委員会に付託されましたすべての議案は、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議長(越川廣司君) さらに、経済建設常任委員会委員長、御園生浩士君。
               〔経済建設常任委員会委員長 御園生浩士君登壇〕
経済建設常任委員会委員長(御園生浩士君) 経済建設常任委員会の報告をいたします。
  経済建設常任委員会に付託されました議案第7号、議案第11号委員会担当分野、議案第13号、議案第16号委員会担当分野、議案第18号、議案第21号ないし議案第27号、以上12議案につきまして審議の経過と結果をご報告いたします。
  本委員会は、3月9日に本委員会委員全員、町長、担当参事及び関係課長と副課長の出席を得て開催しました。
  慎重審議の結果、本委員会に付託されましたすべての議案は、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
  審議の結果について、参考までにご報告申し上げます。議案第16号、可否同数による委員長裁決。議案第22号、可否同数による委員長裁決。議案第23号、可否同数による委員長裁決。議案第26号、賛成多数です。そのほかについては全員賛成です。
  以上で報告終わります。
議長(越川廣司君) 以上で各常任委員会委員長及び副委員長の報告が終了いたしました。
  これから各常任委員会委員長及び副委員長の報告に対する質疑を行います。ありませんか。
               〔発言する者なし〕
議長(越川廣司君) 質疑なしと認めます。
  これで各常任委員会委員長及び副委員長の報告に対する質疑を終わります。
  ここでしばらく休憩をさせていただきます。
                                (午前11時14分)

議長(越川廣司君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。
                                (午後 1時00分)

    議案第16号の修正動議
議長(越川廣司君) ただいま竹尾忠雄君外3名からの議案第16号、平成24年度酒々井町一般会計予算に対する修正動議が提出をされました。
  この際、提出者の説明を求めます。
  14番議員、竹尾忠雄君。
               〔14番 竹尾忠雄君登壇〕
14番(竹尾忠雄君) それでは、私から酒々井町議会県外視察に関する修正案について説明いたします。
  今回の修正案、発議者、私竹尾忠雄、賛同者、齊藤博、地福美枝子、那須光男。
  議案第16号、平成24年度酒々井町一般会計予算に対する修正動議。上記の動議を地方自治法第115条の2及び会議規則第17条第2項の規定により別紙の修正案を添えて提出いたします。
  議案第16号、平成24年度酒々井町一般会計予算に関する修正案。議案第16号、平成24年度酒々井町一般会計予算の一部を次のように修正する。
  第1条中「574万9,462円」を「574万8,793円」に改め、第1表……
               〔何事か呼ぶ者あり〕
14番(竹尾忠雄君) 失礼しました。第1条中の「57億4,946万2,000円」を「57億4,879万3,000円」に改め、第1表、歳入歳出予算の一部を別紙のとおり改めるものであります。
  議会費の中で66万9,000円を減額するものであります。
  修正動議の提案に当たりまして、私はまず最初に申し上げたいのは、自らの議会費の修正動議を出さなければならなくなったことに対して非常に残念でなりません。町政史上初めてではないかというふうに考えるものであります。私、この責任は議長にある、こういうふうに思います。
  私も先日総務常任委員会で議会費の予算の説明を受け、初めて知りました。そして、いろいろ聞きますと、小さくても輝く自治体フォーラム、第17回が5月に北海道で開催される。北海道の東川町で開催される。そして、議員がこのフォーラムに3名参加する。だれが参加するのか聞きましたら、議長と副議長、議運の委員長、3名が参加すると。そして、私も聞きました。17回の自治体フォーラムが開催されますが、この間議員が参加されたことはありますか。議会が。当町でやったときには参加しましたが、他の自治体でのフォーラムには参加していない。それで、予算の内容を聞きますと、3日間のレンタカー代を予算化すると。いわゆる自治体フォーラムの東川町でのフォーラムは1泊2日であります。2日間ですので。それ以外の別の場所に行く費用、レンタカー代、どこへ行くかと聞きましたら、町長の学生時代の先輩が町長をしている陸別町に視察に行くんだと、こういう話でありました。
  それで、今酒々井町では審議会や委員会いろいろございますが、以前はバス代などの経費を公費で予算化されてきました。しかしながら、財政事情の厳しい状況の中で、今すべての委員会や審議会も視察の経費については一切ございません。そういう中で、私、議会がお手盛りで県外視察の予算を計上する、これは町民の理解が得られない、こう思います。私も農業委員していますが、農業委員会で毎年視察研修行っておりますが、これは毎月の5,000円の積み立てによって公務として自分たちのお金で視察に行っております。こういう状況のもとで議会が公費の視察旅行すべきでない、こう思います。私すべて視察を否定するものではありませんが、今の町の状況、さらに今回の修正動議の提出に当たっては、私だけが知らなかったのかと思いましたら、ほとんどの議員が知らずに、先ほどの全員協議会でも議長と副議長で決めたと、こういうことでありました。多くの委員の皆さんもびっくりしておりましたが、こういう自らの予算を組む場合には当然手続として全員協議会で事前に話し合われ、そういう中で予算化するのであればともかく、今回はまさにごく一部の議員でお手盛り的な予算を組んだ、これについてはどうしても予算の削除を求めなければ私は町民の理解は得られないと、こう思いますので、ぜひ皆さん方のご賛同をお願いして提案説明といたします。よろしくお願いします。
議長(越川廣司君) これから竹尾忠雄君外3名から提出をされました修正案について質疑を行います。
  1番議員、金塚学君。
1番(金塚 学君) 1番議員の金塚でございます。修正案が出されましたので、質問させていただきますが、議案第16号の総務常任委員会担当分野につきましては、委員会では否決されたのか可決されたのかお答えいただきたいと思います。
  また、4月に選挙において議長、副議長を選任されていると思いますが、その結果についてももう一度改めてお聞きしたいと思います。
  以上です。
議長(越川廣司君) 14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) 今金塚議員から質問がございましたが、総務常任委員会ではどうだったのかということでありますけども、先ほど総務常任委員会委員長の委員長報告に報告されたとおりであります。
  それから、議長、副議長の云々については局長のほうから述べさせていただく、金塚議員も自ら議長、副議長についてはわかると思いますので、私が答えるものではないと。
               〔「議長、私に発言をお願いします」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 町長、小坂泰久君。
町長(小坂泰久君) 今竹尾議員がご提案の話の趣旨の中で、私の大学の同級といいますか、一緒にいたのがいるから行くという話がございました。これ重大な事実誤認でございまして、私よりもはるか上の先輩でございますので、そういう誤った論点していただくのは非常に困る話でございまして、これはお調べになったのか、それとも作り話なのかどうかわかりませんが、その辺は正確を期さなくちゃいけませんので、ご説明をお願いいたします。
  以上です。
議長(越川廣司君) 14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) たしか6日の総務常任委員会で、町長も知っておると思いますが、質疑しておりましたので、事務局長のほうから説明の中で、町長の先輩が陸別町で町長しているので、そこに視察に行くと、こういうふうに説明されましたので、私が今述べたまでであって、別に作り話でも何でもございません。
議長(越川廣司君) 竹尾議員に申し上げます。
  視察の場所がまだ抜けていると思いますが。内容ですね。視察。議会改革の件ということで、それでたしか説明をしてあると思うんですが。
  14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) これは議会費の関係であり、この件については、1泊2日の視察研修については多くの議員の皆さんが承知しておりますので、省きました。
議長(越川廣司君) 皆さん、それでよろしいんですか。そうじゃないですよね。私が言ったんじゃあれかもしれない。
  9番議員、江澤眞一君。
9番(江澤眞一君) 9番議員、江澤ですけども、この貴重な時間をこの動議で費やすことは大変私も残念でなりません。本来議会費というのは、さっき竹尾議員も言ったように、本来は議員皆さん方が話し合い、そしてこの本会議に上程するのが筋であり、この本会議の場でこういう議案を議論するということは職員の皆さん方にも大変私は失礼にも当たるような、そんな気がいたします。
  その中で、ここで議論しなければならないのは、今回のこの出し方の問題が第1点です。今まで、私の知っている限りでは、竹尾議員も言ったように、来年例えば視察があればどういう視察をしましょうか、そのためにじゃ予算化をしましょう、具体的なものはそれから決めましょうくらいの話はありました。そこで議員が皆さんが納得して、それでじゃ予算化ということで、血税なので、上程するのが私は筋じゃないかと思います。やはり議員は、選挙で選ばれた私たちはそれぞれ一人ひとり後ろには町民の皆さんがいるわけです。その血税を利用するに当たって、やはり説明がきちんとできるようなものでなければ私はいけないのではないか、そういう視察が、私は基本的には視察に反対派なんです。でも、それはみんなの、多ければそちらに従わざるを得ないというのが現実です。個人的には私反対をしております。今回のこの出し方の問題に私は大きな問題があるということで、私は竹尾議員にお聞きしたいのは、いつごろこの話、竹尾議員が聞いたかどうかわかんない、これちょっと複雑なんです。議員が議員に聞くというのちょっとやりづらいんですけども、こういう話を聞いたのが正確に日にちがわかれば教えていただきたい、それが第1点。
  それと、そのときに具体的に日程の説明も事務方からあったのか。もしわかれば人数も、行く人数もわかれば教えていただきたい。まずはそれをちょっとお聞きしたいと思います。お願いします。
議長(越川廣司君) 14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) 江澤議員にお答えしますが、私が知ったのは9日の総務常任委員会で予算のこの16号議案の説明で、議会費の説明で初めて知りました。
  行く人数についても、質疑の中で議員が3人、議長、副議長、議運の委員長ということで承りました。そして、議会の職員2名、5名分ということで、北海道の視察については9日の常任委員会で初めて知りました。
  以上です。
議長(越川廣司君) 9番議員、江澤眞一君。
9番(江澤眞一君) ということは、具体的に1人幾らくらいかかるのかをお伺いします。
議長(越川廣司君) 14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) 北海道への視察は5月25日から5月27日までということで、バス代として7万5,000円、3日間、そして旅費として5人分ということで、私聞いたのは22万2,500円というふうに総務常任委員会では聞きました。
議長(越川廣司君) そのほかありませんか。
               〔発言する者なし〕
議長(越川廣司君) なければ質疑なしと認めます。
  以上で竹尾忠雄君外3名からの提出をされました修正案について質疑を終わります。
  これから討論を行います。
  討論は、議案第16号及びその他議案に分割して行います。さらに、議案第16号は修正案と原案に分割して行います。
  初めに、修正案について討論を行います。
  修正案に反対の発言を許します。
  1番議員、金塚学君。
               〔1番 金塚 学君登壇〕
1番(金塚 学君) 1番議員の金塚でございます。修正案が出されましたが、反対の立場で討論をさせていただきます。
  今回の手続について今この本会議場で議論をされておりますが、今までそのような決まりではなく、今回もう提案されている問題でございます。また、総務常任委員会では原案可決という結果が出ているということがございますので、私はこの修正案には反対をさせていただきます。
  なお、先ほどのお話がありました議長、副議長のほうで話を決められたということですが、議長、副議長に対しましても、4月に当選し、改選されたメンバーで、きちんと5月の臨時議会において選挙を行い、議長、副議長、2名がお決まりになっているという事実もございます。議会をまとめるというお二人がそのような立場でお考えになり、今回このように予算計上されたわけですので、今回の件に関しては、私は計上しているものに対して修正という形ではない、修正案に対しては反対をさせていただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。
  6番議員、齊藤博君。
               〔6番 齊藤 博君登壇〕
6番(齊藤 博君) 16号議案の修正案に賛成する立場で討論をいたします。
  今問題になっているのは手続論だというふうにおっしゃっておりましたが、私は手続論ではなく旅費のその本質の話から修正案、要するに旅費を削る案に賛成をいたします。
  私は地方公務員の出身で、執行部初め議員、それから各種委員会全部公費で視察をされた時代を知っております。これをいい悪いは別でございますが、我々の先輩議員はそういう現状に対して、あえて旅費を削り、そして政務調査費を削ったと、そういう良識が我々の先輩議員にはあったというふうに私は思っております。
  今竹尾議員もおっしゃられたように、周りの状況はすっかり変わっておりまして、各種委員会でさえ出張あるいは視察というものを公費で行うということは本当にまれになっております。そういう中で、我々行政の本当に一端を担う議員がまず最初に公費で視察を始めるということがどれだけ町民にとって理解を得られるか、私は大変疑問でございます。視察の予算、あればあったほうがいいでしょう。だけど、ほかがないのに、どうして我々だけが先駆けてその予算をお手盛りでやらなければならないのか。私は町民の理解を得られないと思うし、私自身が今まで主張もし、行動してきたその考え方と矛盾をいたしますので、今回の視察旅費についてはあえてでも予算は削るべきであるということで修正案に賛成をいたします。
  以上です。
議長(越川廣司君) ほかに討論はありませんか。
  16番議員、ア長雄君。
               〔16番 ア長雄君登壇〕
16番(ア長雄君) 16番議員、アでございます。修正案に対して反対の立場で発言します。
  今齊藤議員が視察費あるいは政務調査費は削ったようだというような話でありましたけども、酒々井町は政務調査費は初めからございませんでした。平成16年までは委員会並びに議会全体で視察を行っていました。それ以来、こういう経済状況の中、まず議員からだということで一切の視察費は計上していませんでした。しかしながら、もうこの事態も何とか打破するというような意味も含めまして、視察も必要で、これからのまちづくりに役に立つには、16年以来の視察ですけども、私はよろしいんじゃないかというふうな考えのもとで修正案に対しての反対討論とします。
議長(越川廣司君) ほかに討論はありませんか。
  15番議員、地福美枝子さん。
               〔15番 地福美枝子君登壇〕
15番(地福美枝子君) 全く予定はしていなかったんですが、私も賛成の立場ですが、修正案に賛成する立場で一言お話をしたいと思います。今何人かの方が反対、賛成のお話をされましたが、私は賛成の立場ですので、2件の点で私は修正すべきだというふうに思います。
  先ほど手続上の話ありましたけれど、私は事前にやっぱり、議会のお金ですから、私たち議員にかかわるものについては、賛成、反対は最終的に決めるにしても、事前にきちんと話し合いをする、説明をする、そういう透明性が必要だというふうにまずは思います。それと、旅費の高い低いは別として、今の経済状況の中で少しでも削減をすると、特に私たち議員にかかわることですから、視察で勉強をするということも私も否定するものではありませんけれど、それはどこであっても勉強しようと思えば町内であっても、あるいは町以外のところでも自分ででも行けますし、勉強する機会とか議論する機会というのはあるわけですから、そういう点で今の状況の中で削減を、議会費、視察費について、旅費については削減することが必要だというふうに思いますので、この修正案に賛成をいたします。
議長(越川廣司君) そのほかに討論はありませんか。
               〔発言する者なし〕
議長(越川廣司君) なければ、これで修正案について討論を終わります。
  次に、議案第16号の原案について討論を行います。
  初めに、原案に反対者の発言を許します。ありませんね。
  14番議員、竹尾忠雄君。
               〔14番 竹尾忠雄君登壇〕
14番(竹尾忠雄君) 私は、16号議案の原案に反対する立場から討論いたします。
  24年度の一般会計予算、これまで議会でも要望していた中学校の医療費の無料化、中学校までの医療費の無料化、今回入院費について中学生まで実施すると。これについては、ぜひ通院についても無料化のために努力していただきたいと思います。また、防災関係では防災ラジオの予算、そして震災対策では耐震化の診断と改修の予算がつけられたことについては一定の評価をするものであります。
  しかし、岩橋保育園の園庭整備に233万6,000円の予算がつけられておりますが、この園庭整備、町長が6日の初日の施政方針演説で、主要な施策の中で園庭を拡充する、保育の質の向上、保育環境の整備を図ってまいりますと、こういうような施政方針を述べられましたが、その施政方針の2日後には現在の岩橋保育園の園庭を6メーターもセットバックしてフェンスを工事を行う。園庭の拡充とは全く反対の工事が行われ、昨日の一般質問でも出されておりましたが、半年も子供たちが狭い園庭、遊具のない状況で、だれが考えてもかわりの園庭を整備してから工事をするのがごく当たり前なことを平気で行う。また、総務費の関係では嘱託員の1名増で350万円、四街道市役所を退職し、嘱託員として四街道で働き、今回退職される方を町の嘱託員として今回新たに予算措置がされましたが、私は将来のまちづくりを考えた場合、町の職員の年齢構成、バランスを考えれば新規の採用が必要なのに、8人も退職するのに一人も採用しない。また、ICアクセス道路1億5,000万円、4車線道路の維持管理費が将来大きな財政負担となると。また、東日本大震災で被害を受けた土地改良の用水管の補修についても土地改良区の酒々井地区長の2度の要請にもかかわらず、町はわずか10%しか負担しない。初日の施政方針演説で町長はいろいろ話されましたが、私驚いたのは放射能問題について新たな予算もなく、一言も語らなかったことについて疑問を感じました。
  以上のことから、16号議案について反対するものであります。
  以上で反対討論を終わります。
議長(越川廣司君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
  4番議員、御園生浩士君。
               〔4番 御園生浩士君登壇〕
4番(御園生浩士君)4番議員、御園生浩士でございます。ただいま議題となっております平成24年度酒々井町一般会計予算、議案第16号につきまして賛成の立場から討論をいたします。
  当町の税収などの収入については依然として厳しい環境のもとにあり、苦慮する予算編成を強いられているところでございます。その中で、町の第5次酒々井町総合計画の初年度に当たり、未来への投資に見るべきものがあると思われます。例えば安心、安全の観点では防災ラジオの整備事業、教育関係では英語教育の充実及び中学生の海外派遣事業等、児童生徒の国際交流振興事業などに見るべきところがあるように思われます。特に当町においては海外派遣事業は画期的なことではないでしょうか。継続できることを望みます。私は、厳しい財政状況のもとではありますが、町民のニーズにこたえるべく創意工夫された平成24年度予算を評価いたします。
  検討課題といたしましては、ちびっこ天国の運営について今後検討することをお願いいたしまして賛成いたします。議員各位のご賛同をお願いしまして、私の賛成討論とさせていただきます。
議長(越川廣司君) 9番議員、江澤眞一君。
               〔9番 江澤眞一君登壇〕
9番(江澤眞一君) 9番議員の江澤です。議案第16号について、賛成の立場で討論をさせていただきます。
  平成24年度酒々井町一般会計予算、平成24年度は第5次総合計画の前期の初年度であります。そういった中で基本計画もスタートする中で、大変社会情勢の厳しい中での運営になろうかと、そういう中で今回の予算編成を見る中で、今回当初予算57億4,946万2,000円と前年比に対して1.4%のマイナスと、そういう中で特に私が目についたものが幾つかございます。それは、まず社会福祉、高齢者に向けてのエコトピア酒々井の待機の方々の解消ということで56床増床する分として社会福祉費施設整備補助事業として3,000万円、そして学校給食調理機器更新事業等に2,122万5,000円、また子育て支援策として中学校までの子供たちに入院費の補助ということで5,529万8,000円を予算計上しております。さらに、子育て支援としまして学校教育支援促進事業、これは大室台小学校に学校と地域を結ぶコーディネーターを置くという町独自の目線での教育です。これに131万7,000円。さらに、防災関係としまして中央公民館の耐震診断事業を行う、ここに827万4,000円。また、2日間の一般質問でもいっぱい出ていた災害に対してのということで、木造建築の昭和56年以前に対しての補助金として1,876万3,000円予算計上されております。そして、きょうも一般質問にありました役場の中央庁舎、これの耐震の補強設計などに1,764万9,000円、今も出ましたが、防災ラジオを導入するというこれらは、大変当初に申し上げたように減額の予算の中での苦労しているところが幾つも見られるわけです。そういった中で、来年度の前期基本計画に沿った中でのスタートの年として、ぜひ執行部の皆さん方にも頑張っていただきたいと、そういう思いを持っておる一人であります。
  以上の点から、議案第16号に対して賛成をしたいと思います。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
議長(越川廣司君) ほかに討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) なければ、これで議案第16号の原案に対する討論を終わります。
  次に、議案第1号ないし議案第15号及び議案第17号ないし議案第27号に対する討論を行います。
  初めに、原案に反対者の発言を許します。
  15番議員、地福美枝子さん。
               〔15番 地福美枝子君登壇〕
15番(地福美枝子君) 日本共産党の地福です。今回、まず議案第1号、酒々井町行政組織条例の一部を改正する条例の制定について反対の立場で意見を述べたいと思います。
  この中身は、皆さんも説明を聞いてご存じのように、産業課と生活環境課を統合して経済環境課にするという議案です。いろんな説明がありました。少ない職員で最大の効果を上げる、事業の効率化を考えればこのようにしたいという説明がありましたけれど、確かに統合しますと職員がとりあえずふえますので、その中で職員がやりくりをすることができるという一面もないわけではないと思いますが、しかしこの2つの課が統合するということ、これは仕事の分野全く違うわけです。人は何人かふえるといえばふえますけど、2つの課を合わせるわけですから、特別大きくふえるわけじゃない。やりくりができるということですけど、そうしますといい面がないわけではないですけれど、私は職員の労働強化にやっぱりつながっていくというふうには思うんです。いろんな仕事をこなす人材が生まれると言えば聞こえはいいですけれど、非常に仕事の面ではきつい仕事にだんだんなってくるのではないか、まして職員が今少なくなっている状況の中で、決してふえるわけではない職員数の中で仕事の分野がふえると、やりくりをするどころか労働強化につながってしまうのではないかと、それを非常に心配をするものです。ですので、今の状況の中で課の統合、いろんな仕事の兼務、私はやるべきではないと思いまして、これに対して反対するものです。
議長(越川廣司君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。ありませんか。
               〔発言する者なし〕
議長(越川廣司君) ほかに討論はありませんね。
  6番議員、齊藤博君。
               〔6番 齊藤 博君登壇〕
6番(齊藤 博君) 議案の第1号、議案第3号及び議案第22号、23号、これについて原案に反対をいたします。その立場から、議案第1号及び議案第3号について討論を行います。
  議案第1号、行政組織条例の一部改正についてでございます。今も地福議員がおっしゃられましたように、私も結論は同じでございます。今から1年前の今ごろ、テレビでは福島第一原発の事故について説明をする原子力安全・保安院、これが頻繁にテレビに登場しておりました。また、内閣官房長官初め多くの大臣、あるいは原子力安全委員会のメンバーもまた報告、分析に大わらわでありました。それから今約1年たったその中で国の組織が変わっております。経済産業省の所属とされておりました原子力安全・保安院は環境省の所管に変更されました。原子力推進を図る経済産業省と原子力の安全性をチェックする安全・保安院の両者が同じ大臣の指揮に入ることに深刻な反省がなされたものだと私は思っております。
  この事情は国だけではありません。お隣の佐倉市では現在の経済環境部、これを改編し、産業振興部と環境部に分離する行政組織条例案を現在の3月議会に提案をしております。そして、過日開かれた総務委員会でこれは可決をされております。最終的な議会閉会日の採決はまだでございますが、大方の賛成を得られる内容であったのだと思います。
  私が何を申し上げたいかというと、今回の第1号議案の考え方は、流れに非常に敏感な町長としては珍しく不可解な発想をされたもんだと思っているんです。直近の流れ、あるいは深刻な反省に基づく方向転換とは全く逆の、いわば現状認識を欠く考え方であると私は申し上げたいんです。えっ、逆でしょうと多分言われます。これが反対理由の一つであります。複数の課が、あるいは組織がお互いに牽制し合うことによって行政目的が達成される、そういった場合には、同一人の判断に2つの考えを集約させること、これは本当に不適切な結果を私は生むもんだというふうに思うからであります。
  もう一つの反対理由は、今回の改正は職員を生かす結果にならないというふうに思うからでございます。組織は、そこに属する人、とりもなおさず職員個々が自分の能力を十分に発揮し、町民の要請にこたえる、そういった応対、政策、これを突き上げるためにどのようなものをつくればいいか、そういう工夫をするものだと私は思っております。町民に選ばれた優秀な小坂町長であってもやはり限界はあるでしょう。ましてや私ども、あるいは人、職員にも限界はあります。私は、率直に申し上げて、今回の改正はまたぞろ職務過重な重い組織をもう一つふやすだけだと、職員のモチベーションを下げる結果になる、そのことを非常に危惧をしております。この改正案よりも、現在の組織においておのおのの所管事項についてより深く、より積極的に取り組むことにこそ勢力をつぎ込んでいただきたい、そのように思います。これが反対理由の2つ目でございます。
  以上で議案第1号についての反対討論を終わります。
  続きまして、議案第3号、本案は町長、教育長等の給与額を削減する条例でございます。私は、これまで賛成をしてまいりました。しかし、何年も同じことを繰り返してはいけないと考え、反対し、討論を行うことにいたしました。その理由は、町長初め副町長、教育長、そして私ども議員の報酬は酒々井町町民が参加する第三者機関が議論し、決定するものであって、町長や私ども議員が自らだけで決めるものではないということでございます。本来、議案のような特例条例は時を限って扱うもの、あるいは臨時的な取り扱いをするべきものであるのにもかかわらず、何年も同一パターンを繰り返しやっている、そのやり方を続けるべきではないと私は思っております。今、議会側においても報酬についての議論が始められようとしております。地方自治法で定められる我々の報酬の定める手順につきましては、町が既に設置している特別職報酬等審議会の審議結果を尊重し、そしてそこで定められた町長職の給与額あるいは条件、これに準拠して副町長、教育長、また特別職の職員の給与、我々議員の報酬額が決定される、そのようになっております。本来に戻りましょう。町は15年以上審議会を開催しておりません。80万円の20%の削減が適正であるという判断をするのは、町長自身がすることではない。町の財政状況を考慮し、身を切るというのであれば、審議会で見直しをされた給与をもとに、さらに身を切る考えがあれば身を切ればよろしい。これは町長自身の問題であります。その意味で住民の意思の反映されない、自らだけの判断をするこの条例に反対をするものでございます。
  なお、一般職職員ついてもその年収は町長の削減率と同程度には減っております。リーダーとして特別多く削減しているという状況ではないことを私は付言をさせていただきます。
  以上で反対討論を終わります。
  ごめんなさい。議長、済みません。済みません、議案第26号なんですが、議案第26号、ちびっこ天国の指定管理者の問題なんですが、これには賛成をいたしました。それには、24年度中にちびっこ天国の存廃を含め結論を出すという執行部の強い説明を了としまして賛成をいたしました。ぜひ24年度中に結論を出していただくことをお願い申し上げます。失礼しました。
議長(越川廣司君) ほかに討論はありませんか。
               〔発言する者なし〕
議長(越川廣司君) なければ、これで議案第1号ないし議案第15号及び議案第17号ないし議案第27号に対する討論を終わります。
  これから採決を行います。
  採決は分割して行います。
  初めに、議案第1号について採決します。
  総務常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第2号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第2号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第3号について採決します。
  総務常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第4号について採決します。
  総務常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第5号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第5号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第6号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第6号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第7号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第8号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第8号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第9号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第9号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第10号について採決します。
  本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第11号について採決します。
  関係常任委員会委員長及び副委員長の報告は可決であります。本案は関係委員長及び副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第11号は関係委員長及び副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第12号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第12号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第13号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第14号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第14号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第15号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第15号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第16号について採決します。
  初めに、竹尾忠雄君外3名からの提出されました修正案を採決します。
               〔「議長」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 13番議員、小早稲賢一君。
13番(小早稲賢一君) 修正案につきましては、当事者でもありますので、退席させていただきます。よろしいですか。
議長(越川廣司君) はい、どうぞ。
  それでは、この修正案に賛成の方は起立を願います。
               〔起立少数〕
議長(越川廣司君) 起立少数です。
  したがって、竹尾忠雄君外3名からの提出をされました修正案は否決されました。
  次に、原案について採決します。
  原案に賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
  次に、議案第17号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第17号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第18号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第19号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第19号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第20号について採決します。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は可決であります。本案は副委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第20号は副委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第21号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第22号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第23号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第23号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第24号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第24号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第25号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第25号は委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、議案第26号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第26号は委員長の報告のとおり可決されました。
  さらに、議案第27号について採決します。
  経済建設常任委員会委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、議案第27号は委員長の報告のとおり可決されました。

    請願の件
議長(越川廣司君) 日程第3、請願の件を議題とします。
  請願第1号を議題とし、請願審査の結果について教育民生常任委員会副委員長の報告を求めます。
  副委員長、金塚学君。
               〔教育民生常任委員会副委員長 金塚 学君登壇〕
教育民生常任委員会副委員長(金塚 学君) 教育民生常任委員会に付託されました請願第1号 「歯科口腔保健の推進に関する条例」の制定を求める請願書の審査経過と結果についてご報告いたします。
  請願第1号は、3月8日に本委員会委員全員、担当参事、担当課長の出席を得まして審査をいたしました。
  慎重審議の結果、請願第1号につきましては採択とすることに決定しました。
  なお、審査結果につきましては全員賛成でございます。
  以上で報告を終わります。
議長(越川廣司君) 以上で教育民生常任委員会副委員長の報告が終了いたしました。
  これから教育民生常任委員会副委員長の報告に対する質疑を行います。ありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 質疑はなしと認めます。
  以上で教育民生常任委員会副委員長の報告に対する質疑を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、本請願に反対者の発言を許します。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 次に、本請願に賛成の発言を許します。
  3番議員、篠田誠君。
               〔3番 篠田 誠君登壇〕
3番(篠田 誠君) 3番議員、篠田です。よろしくお願いします。賛成の立場で討論させていただきます。
  3歳児健診ならば母子保健法、また小中学校の健診は学校保健法という法律で規定されておりますが、一生を通じて歯科口腔保健を推進する法律がなかったというのが今までの現状です。去年千葉県で条例が……ごめんなさい。おととしですね。千葉県で条例が、昨年は国で法律ができ上がりました。先進福祉千葉県一を目指す酒々井町としては、町長がよくおっしゃられていますように、介護にならない健康づくりのために一生を通じて推進できる条例を千葉県の条例及び国の法律の準用ではなくて、きめ細かな歯科保健施策の展開を図るため、ぜひ同僚議員の賛同をよろしくお願いいたします。
議長(越川廣司君) ほかに討論ありませんか。
               〔発言する者なし〕
議長(越川廣司君) なければ、これで討論を終わります。
  これから採決を行います。
  教育民生常任委員会副委員長の報告は採択であります。請願第1号を副委員長の報告のとおり採択することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立全員〕
議長(越川廣司君) 起立全員です。
  したがって、請願第1号は採択することに決定いたしました。
  ここでしばらく休憩をさせていただきます。
                                (午後 2時15分)

議長(越川廣司君) 休憩前に引き続き再開いたします。
                                (午後 2時35分)

    日程の追加
議長(越川廣司君) お諮りします。
  ただいま町長、小坂泰久君から議案第28号が提出をされました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第28号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定をいたしました。

    議案第28号
議長(越川廣司君) 追加日程第1、議案第28号を議題とします。
  議案第28号の提出者であります町長、小坂泰久君から提案理由の説明を求めます。
  町長、小坂泰久君。
               〔町長 小坂泰久君登壇〕
町長(小坂泰久君) ただいま議長さんからお許しをいただきましたので、追加議案に係ります提案の理由についてご説明申し上げます。
  議案第28号は、副町長の選任につき同意を求めることについてでございます。副町長につきましては、複雑多様化する事務処理の迅速化や課題処理の効率化を図るとともに、議会と執行部の速やかな対応を行うために副町長定数条例を制定し、本年4月の任命に向けて千葉県知事に適任者の推薦をお願いしてまいったところですが、このたび橋谷田豊君の推薦をいただきました。
  橋谷田君は、年齢49歳で、地方自治に携わり22年の経験があり、県におきましては総務部、環境部、健康福祉部、総合企画部など幅広い分野を経験されております。社会経済情勢の変化により住民の価値観が多様化し、行政需要がますます増大する中で、長を補佐し、的確にそれらの行政需要に対応するとともに、平成24年度よりスタートする第5次総合計画の着実な推進を図るためにふさわしい人材であると考えております。つきましては、地方自治法第162条の規定に基づき、選任について議会の同意を求めるものであります。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 以上で町長の提案理由の説明が終了いたしました。
  これから質疑を行います。ありませんね。
  14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) ただいまの町長のほうから提案説明がございましたが、28号議案について1点お尋ねいたします。
  副町長は任期何年ということで置かれるのかお尋ねしたいと思います。いつまでなのか。
議長(越川廣司君) 総務課長、幡谷公生君。
総務課長(幡谷公生君) 副町長の任期として定めがあるものは4年でございます。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) 14番議員、竹尾忠雄君。
14番(竹尾忠雄君) じゃ、お尋ねしますが、4年間お願いするということで了解を得ておるのかどうかお尋ねいたします。
議長(越川廣司君) 総務課長、幡谷公生君。
総務課長(幡谷公生君) お答えいたします。
  任期は4年間として定めがあるということでございますので、4年ということで限定してあるものではございません。
  以上でございます。
議長(越川廣司君) ほかにありませんか。
               〔発言する者なし〕
議長(越川廣司君) 質疑なしと認めます。
  これで質疑を終わります。
  これから討論を行います。
  初めに、原案に反対者の発言を許します。
  14番議員、竹尾忠雄君。
               〔14番 竹尾忠雄君登壇〕
14番(竹尾忠雄君) 私は、議案第28号について反対の討論をさせていただきます。
  今回の副町長の選任同意につきましては、きょうの一般質問でも明らかになりましたが、当町の職員の削減、こういう状況のもとでやはり大震災があり、ああいう教訓を酌み取るならば、新規の職員を採用し、住民の安心、安全を守るためにも一般職員の増員を図るべきであって、今回の提案されました副町長、先ほどお聞きしましたが、任期は4年ということでありますが、いずれ町長選挙も半ばにしてあるわけですので、在任についても2年とかそういう形で帰られる、こういうことからしてもやはり一般職員を採用して年齢構成のバランスをとる、これが私将来の酒々井町にとっても大切だと思います。先ほどの提案理由の説明でも町長から行政需要がますます増大する中で副町長が必要なんだ、ならば私は財政事情から考えても一般職員を採用し、そのことによって経済そのものも内需の拡大にもつながる、こういう点から今回の28号議案については反対するものであります。
議長(越川廣司君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
               〔発言する者なし〕
議長(越川廣司君) ほかに討論はありませんか。
               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) なければ、これで討論を終わります。
  これから採決を行います。
  本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、議案第28号は原案のとおり同意されました。

    日程の追加
議長(越川廣司君) お諮りします。
  ただいま小早稲賢一君外5名から発議案第1号及び発議案第2号が提出をされました。これを日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 異議なしと認めます。
  したがって、発議案第1号及び発議案第2号を日程に追加し、追加日程第2として議題にすることに決定をいたしました。

    発議案第1号及び発議案第2号
議長(越川廣司君) 追加日程第2、発議案第1号及び発議案第2号を議題とします。
  発議案第1号及び発議案第2号の提出者であります小早稲賢一君から趣旨説明を求めます。
  13番議員、小早稲賢一君。
               〔13番 小早稲賢一君登壇〕
13番(小早稲賢一君) ただいまより発議案第1号、議会議員の議員報酬の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についての趣旨説明を行います。
  今酒々井町は厳しい財政状況を反映した各会計予算で粛々と町政運営を行っているところであります。議会議員報酬につきましても、平成17年4月より5%削減する特例措置を実施し、この3月31日までの期限をもって継続されてきました。
  そこで、我々議会議員も今後の対応について検討したところ、5%削減を引き続き延長し、平成25年3月31日までとしようとするものであります。
  提出者は、私小早稲賢一、賛成者は地福美枝子議員、御園生浩士議員、内海和雄議員、佐藤修二議員、川島邦彦議員。
  次に、発議案第2号、酒々井町議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について趣旨説明を行います。今定例会では、生活環境課と産業課を統合し、新たに経済環境課を設置しようとする酒々井町行政組織条例の一部を改正する条例の制定についての議案が上程され、先ほど可決されたところであります。
  しかし、現行の酒々井町議会委員会条例では、生活環境課担当分野を所管するのは教育民生常任委員会であり、産業課を所管しているのは経済建設常任委員会とそれぞれ異なっている状況にあります。
  そこで、事業の内容及び他市町村の状況から検討しますと、経済建設常任委員会の所管ということがふさわしいと考えられます。また、現行の酒々井町議会委員会条例では、各常任委員会の所管事務については事業ごとに記載されておりますが、これを課名等で記載することにより、よりわかりやすくなると考えられますので、別紙のとおり酒々井町議会委員会条例を改正しようとするものであります。
  提出者は、私小早稲賢一、賛成者は地福美枝子議員、御園生浩士議員、内海和雄議員、佐藤修二議員、川島邦彦議員。
  議員各位のご賛同を切にお願い申し上げ、簡単ではありますが、発議案第1号、第2号の趣旨説明といたします。
  以上、よろしくお願いいたします。
議長(越川廣司君) 提出者の趣旨説明が終わりました。
  お諮りします。ただいま議題となっております発議案第1号及び発議案第2号について、正規の手続を省略し、直ちに採決することにご異議ございませんか。
               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
議長(越川廣司君) 異議なしと認めます。
  したがって、発議案第1号及び発議案第2号は正規の手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
  これから採決を行います。
  採決は分割して行います。
  初めに、発議案第1号について採決します。
  本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。
  次に、発議案第2号について採決します。
  本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を願います。
               〔起立多数〕
議長(越川廣司君) 起立多数です。
  したがって、発議案第2号は原案のとおり可決されました。

    閉会の宣告
議長(越川廣司君) 以上で本定例会に付された事件はすべて終了いたしました。
  平成24年第2回酒々井町議会定例会を閉会いたします。
  大変お疲れさまでございました。
                                (午後 2時51分)