カラスの被害にあわないために

公開日 2025年06月09日

捕獲・駆除について

カラスは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(以下:鳥獣保護法)により保護されています。そのため、千葉県知事の許可がないと、親鳥・ヒナ・卵の捕獲や駆除は原則できません。

酒々井町では有害鳥獣対策として、カラス(ハシボソガラス・ハシブトガラス)の捕獲許可を取得し駆除活動を実施しています。しかしながら、一度捕獲しても、また別の場所から他のカラスが集まって来てしまうため、捕獲は必ずしも効果的な対策とはなりません。まずは、エサとなる家庭ゴミ(生ゴミや残飯など)の収集日当日のゴミ出しや集積所へのネットの設置などカラスが集まって来ないような環境を整えることが大切となってきます。

都会のカラス~その被害と私たちにできること~[PDF:4.07MB]

※都会の部分を市街地に置き換えてお読みください。

生態

カラスの繁殖期は3月から7月といわれており、木や電柱などの高いところに巣を作ります。その中で威嚇行動など特に攻撃的になるのが、ヒナが巣立ちを迎えるときになります。※ヒナの巣立ちの季節となる5~6月は攻撃行動が激しくなります。カラスの縄張りは半径20メートルから100メートル程度といわれており、その中に人が入ると、クチバシを木に擦りつける・大きな声で鳴く・低空飛行をするなどの威嚇行動や後頭部への攻撃といった行動が見られます。ヒナは、巣立ちのときに飛ぶ練習をしているため、地面近くに落ちてくることがありますが、絶対に近づかず、その場を離れるようにお願いします。

被害にあわないために

エサやりについて

カラスは雑食で賢いため、エサを与えると学んでしまいその場に集まるようになります。カラスが集まることによって、鳴き声や糞害などで周囲の環境に悪影響を与える恐れがありますので、エサは与えないようお願いします。

巣を作られてしまったら

民地(自宅敷地内・マンション敷地内等)に作られてしまった場合は、ヒナや卵が無い場合に限り所有者の権限で巣を撤去できます。(撤去は所有者が行うか、専門業者に依頼してください)※なお、駆除業者に心当たりのない方は、千葉県害虫防除協同組合(電話043-221-0064)へご相談ください。

攻撃されないためには

道路を歩いているときに、威嚇行動などが見られたときには近くに巣やヒナがいる可能性があります。危険ですのでその場を離れるか、傘などで頭部を守りながら通行してください。

お問い合わせ

経済環境課農政振興班
住所:千葉県印旛郡酒々井町中央台4丁目11番地
TEL:043-496-1171内線341,343
FAX:043-496-5765
お知らせ:※ 内線番号は酒々井町役場代表番号( 043-496-1171 )に電話後お申し付けください。
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